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詩 生きぬく言霊

極上の朝を望んで光りの中に乗る
深夜高速の歌詞をゆっくり辿って
心の奥で噛み締める
極上の朝を願って夜に降りて行く
太古の動植物の死骸の上で
命を繋いでいる
そんなことも気にせず惰眠を貪る
英雄は天才でも今は間違っている
無様に悪を飲み込んで
今日も嘔吐する
極上の朝に光りを投げつける
怒りはまだ壁を破らずに
痛みを跳ね返す
日常の往復は続ける事の
尊さを忘れてしまう
極上の朝を思って夢に問いかける
朝日がさせばもうすぐ
喜びの始まりで
行き急ぐだけの僕らは
夢をくうバクで
地上で幸福の残像を今も探している
死に方を想うより、生き様を考えろ
軽薄な説教はいらない
ただ確実な安心が欲しいだけ
心の底の住人は希望を吐いている

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