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Stable Diffusion Web UIで初心者が抑えるポイント3選

Stable Diffusion Web UIを使用して半年ほど経ちました。元々エンジニアなので完全初心者からのスタートでしたがなんとかいい画像を作っていけるようになったので今回は初心者にこそおすすめのものを紹介していきたいと思います。

1.人気のモデルを使う

Stable Diffusionをモデルなしで使用する場合、かなりの量のプロンプトで指定した上で好みの画像が出るまでガチャを回すことになってしまいます。いいモデル、好みのモデルを使用することがStable Diffusionの肝だと自分は考えています。モデルの説明については下記サイトを参照してみてください。

上記でCivitaiについの説明がありますが個人的にはCivitaiを利用するのはかなりお勧めです。Hugging Faceは文字がベースなので好みのモデルか分かりづらいです…

Civitai

個人的なおすすめは実写系人物のものを作成したいのであればyayoi_mix、イラスト系人物を作成したいのであればanything v5、風景を作成したいのであればBRA V6がおすすめです。この3つさえあれば何とかなります笑

2.拡張機能

Stable Diffusionでは拡張機能をインストールすることができます。おすすめの拡張機能を紹介しているサイトがあるので下記サイトを参照してみてください。

上記で紹介している中でも特におすすめのものがあります。それはControlNetです。

自分が人物系を多く作成しているのもあると思いますがこれに出会った時は革命が起きました…
一番の魅力は[出力画像の構図をかなりの精度で指定することができるので、専用のプロンプトをわざわざ準備しなくても高確率で特定の構図やポーズを再現することが可能になりますよ!]
の部分だと思います。ほんとにその通りで例えば「全体の雰囲気とかはすごく気に入ってるのにポーズが合ってないなぁ…」みたいなものが多くてプロンプトで指定すると雰囲気が崩れちゃう時とかがあったのですがこれを使用してからはそれがなくなり、かなりの短い時間で好みの画像を作成する事ができるようになりました。ほんと神機能だと思います。
人物系といえば下記のADetailerもかなりおすすめです。ボタンを押すだけで
嫌な崩れがなく画像を生成できます。

ADetailerとControlNetさえあれば大抵の人物画は上手く美しく作成できると思います。

3.LoRA

Stable Diffusionのモデルを自ら作成するのには膨大な計算資源とデータセット、時間が必要です。しかし、既存のモデルを元にLoRAという仕組みを利用して局所的にチューニングを行うことで、人物や服装、絵のタッチ、などを固定したモデルを作成できます。下記サイトを参照してみてください。

1で紹介したCivitaiにも大量のLoRAがありますが商標利用などの指定があるのでそれを詳しく調べてから使用する事をお勧めします。


以上、Stable Diffusion Web UIで初心者が抑えるポイント3選でした。
自分はプライベートの時間でまだ半年とかなり短い時間しか作成できていませんが、自分で絵を書いてこの精度を出すには5~10年ぐらいかかりそうなのでAI画像は短い学習期間で一つ趣味を増やす事ができたので皆さんも是非試してみてください。


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