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「延命」や「美肌」という言葉に弱い年ごろ
毎日飲んでいる水
水道ですか?買ってる水ですか?
買う時は、ご贔屓の銘柄はありますか。
仕事をしていても、
家に居ても、
ひっきりなしに何か飲んでいる私。
旅に出るときも「水」は、私と仲間の大切なキーワードであります。
私の水ヒストリー
昭和生まれの私の実家は、小学校5年生まで茅葺きの古民家でした。
母の実家も同様に古民家。
もち、父方の祖母の実家も茅葺き古民家でした。
茅葺きは数年に一度、葺き替えてました。
この古民家は、玄関先に広い土間があって、台所付近の板張りのスペースに囲炉裏があり、その隣にはカマドもありました。
家の横には、杉の大木が1本植えてあって、自然に落ちてくる「杉の葉」を拾い集めておいて着火するときに使っていました。
アウトドアの動画などを見ますと、着火に杉の葉!
「うわっ!懐かしいわぁ」と煙で目に涙していたころの思い出に浸ります。
水道は通っていましたが、井戸水を全生活水の半分以上使って生活してました。
そんなですから、我が家もご近所も敷地の中に1つか2つ自家用の井戸がありました。
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井戸には、隣のトトロでさつきちゃんがお米を磨いでいるシーンと全く同じ手押しのポンプが付いていました。
手押しポンプで井戸水を汲みだして、顔を洗ったり、料理に使ったりと、かなり井戸水を使っていた記憶があります。
井戸水で炊く、真っ白ご飯はプリップリでつやつやしてました。
旨い水で育ったので、私は今も水にはチトうるさく
ってか、旨い水は私の毎日に最も大切なアイテムなのです。
何せ、大人の身体の6割強は水分なのですよ。
実家は、ご近所の近代化の波に飲まれ
右に倣えと家を建て替え、水道オンリーの暮らしになりました。
井戸は、どうした?と帰省の度に確認しますと、今も水がコンコンと湧いています。
この井戸は、とても深く掘ってあって枯れたことがないのです。
飲めば分かる旨さがある
水道と井戸水は、生水を飲めば違いはすぐわかります。
実家の井戸水は「まろやか」です。
きっと、ミネラルっていうものが沢山入ってるんじゃないか?
塩素の香りがしないのも井戸水。
お米を炊いても美味しさの違いがわかります。
囲炉裏があり、大きな鉄瓶(南部鐵でできたやかん)がかかっていて、お茶はそこからお湯を注いでいました。
子供だったので、白湯やお茶だけでしたけど
成長していれば、コーヒーも美味しかったと思います。
「延命」「美肌」という言葉にはキョーレツに反応!
井戸はもちろん、田舎にはあちこちに湧き水などもあり
「自然にある水は旨い!」という幼少期を過ごしてきました。
井戸水はもちろん、
山から流れ出ている清らかな水や
地中からコンコンと湧いている水は抵抗なく飲める人です。
類は友を呼ぶのか…
旅の友は「水」好きが集まってきます。
修験道が今も歩いている「霊山」と言われる山にも旅します。
神社の手水舎では、手首の上まで柄杓で水を掛けまくり
清らかだわぁと感じると、頭からポチッと水をたらしてみたり
山から流れ出ている水で顔を洗ってみたり
せっかく来たんだから、大自然と水を存分に楽しむことに時間を費やします。
![](https://assets.st-note.com/img/1708246377290-Mx7GdD8Qnt.jpg?width=1200)
偶然見つけた水が「延命水」という看板が出ていたり
「美肌」になる温泉が出ている近くの湧水だったりすると、かなり強く反応します。
本能的に「飲んで若返り」を狙っているのかと思います。
観光ではなく、「身体に良い水」に時間を掛けているので、
さっさと行こうという、せっかちさんには向かない行程になっています。
リュックには「空ボトル」必須の旅
う~ん、良い水だ!
堪能して、良い水だと思うとリュックに忍ばせてきた空のペットボトル登場です。
今日は、何本持って帰る?
私たちの旅には空ボトルが必須なのです。
水くみを何度も経験した結果
持ってくペットボトルは500mlが良いか、1Lが良いかという悩みが生まれ
自宅で飲む炭酸水や飲料のボトルも「旅基準」の容量になっていきます。
私なんぞは、持ち帰って部屋にスプレーしてみたり
コーヒーや緑茶、水割りにと
家に帰ってからも、見つけた水を満喫するのです。
続いて行く「水」探しの楽しみ
何年もこうしていると、水を楽しむことが旅の一つの楽しみになってきています。
成分などは、特に調べたりしませんが
キラキラしていて、透明度が高い水はなんだかいい感じがします。
飲んでみることで、味や硬度なんかも少しわかるようになってきました。
「飲用には適しません」という看板を見落とさず、安全に楽しんで行くことを宣言して、美肌と長寿の旅は続きます。
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