見出し画像

組織論で言っていることが分かるようになった。

今年の春学期はカフェゼミが二回もあった。しかも私は、今まで生きてきた中でほとんどやったことのないリーダーという立場としてこの二回のカフェゼミに関わっていた。新しいチームでの新しい立場、ゼミ生が全員参加しての月一回ペースのあわただしい準備と本番は、私にいろいろなことを教えてくれた。

やはり実際にやってみると違う。

できると思っていたことはできないし、伝わると思っていた言葉は伝わらない。頭の中では整理されていると思っていたことも、実際に口に出してみると頼りない。自分の言っていることが相手に伝わっているかどうかよく分からないし、相手の言っていることを自分が理解しているのかどうかもちゃんとは分からなかった。口だけじゃない、思考の仕方、振る舞いを変えなければと思った。

同時に、他のゼミ生を見て、これは確かにやってもらったら嬉しいと気付くこともあった。みんなのあれやこれやを真似したくなった。自分に合ったやり方をもっと模索したくなった。

春学期一番実感していることは、組織論の授業が分かるようになったことだ。去年も一応組織論の授業を聞いていたが、その時と比べて内容のリアルさが全く違う。カフェゼミ二回を経て、実際に自分で振舞ってみて、誰かの振舞いを見た上で、初めて概念を使って現実に起きていることを理解するということが分かった。全力でやってみて、後で振り返る。ちょっとつかめてきたかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?