ディー・ディー・ブリッジウォーター 「キーピング トラディション」

ディーディーブリッジウォーターは、1950年テネシー州出身で、現在国際連合食糧農業機関の大使という変わり種の経歴があります

教師でトランペッターであるブリッジウォーターは、父の影響を受け、音楽に目覚め、大学ではジャスバンドを結成したのをきっかけに、トランペット奏者のセシルブリッジウォーターと結婚し、NYに住み、いろんなジャズマンとセッションをし、ソニーロギンズや、ディズブレスビーなどともセッションし、その後、ブロードウェイミュージカル「ザ・ウィズ」にも出演し、トニー助演女優賞を獲得を筆頭にいろんなミュージカルに数多く出演し、「Lady Day」では、ビリーホリデー役で主演をしている

レイチャールズやホレスシルバーとも共演されている

そんな彼女が43歳ぐらいの時、パリのミュージシャンと共演したのが、このアルバムとなります

1993年の作品


「ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シィングズ」

この曲は、スタートにピッタリな曲

思わず、動きたくなるようなアレンジ

ミュージシャンの演奏がめちゃくちゃカッコいい



「ファシネーティング リズム」

ブリッジウォーターは、ジャスのボーカリストというよりは、ミュージカルスターとして有名ですが、その実力に惚れ込んだジャズアーティスト、ホレスシルバーやレイチャールズなどとも共演をしています

そしてこのアルバム!

ブリッジウォーターがパリにいる時にパリのドラムの大御所アンドレセカレリーや、ピアノのシリーエリーゼと共演したアルバムがこのアルバム❗❗

だから、とってもテクニシャンばかりが共演した感のあるアルバムで、

中でもこの「ファシネーティング リズム」は、ミュージシャンのアレンジやテクニックが光る曲です



「what a little moonlight can do?」

ピアノのソロから始まるこの曲は、ピアノのシリーエリーゼはもちろんのこと、それぞれのパートが実力をいかんなく発揮した、アップ調の曲です


体が動き出したくなるような曲ですよ

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