血行不良起こしてないか

福祉国家・スウェーデン。税金等が高いだけあって、国民はその恩恵にあずかっている。
コロナの期間中、たとえ病院の中であっても国民はマスクをしていなかったという。
何でもスウェーデンの指導者たちは、マスクをすることは国民の移動の自由を奪い、憲法違反であるという理由でそれを禁じたらしいのだ。

それに比べ、日本はどうだろう。
私はよく買いものに出かけるが、出先でも客らのマスク装着率は50％を超えている有り様。（私は病院以外、マスク着けてません）
マスクの網目がサッカーのゴールネットだとすると、ウイルスは蚊の大きさであり、蚊は網の目をらくらく通過するのだ。
防げるのは塵や埃、あるいは水分で膨らんだ細菌のみ。

スウェーデンでは福祉募金などというものは存在するのだろうか。
検索をかけても出てこないが
国が福祉に充分のお金を掛けているから、たぶんないか、あってもごく小規模だと思う。

この国では歳末たすけあいとか赤い羽根共同募金があるが、ハッキリ言って何に使われているかわからない。
先だって日テレ系列のTV局の偉いさんが24時間TVの義援金の横領でクビになったが、それを善意で寄せた人たちは、そいつのギャンブルとか飲み食いにカネを使ったことになる。

現在、五公五民とか言って、サラリーマンでは収入の約半分が税金や社会保険料で持っていかれるが、その使い道の一部は大企業への還付であったり、一部特権階級へのおすそ分けになっていないだろうか。
それでいて政府は諸外国にカネをばらまき、それで大企業に仕事をさせるケースが多いのだ。

なら、特に国会議員は自分の多い収入の中から数％でいいから、全国に散らばる子ども食堂へカンパを行うべきではないのか。一軒あたり年間維持費が一千万と言われているので。
自民党女性局がフランスに高飛びしてる場合じゃねーだろ。
まず、困っている人たちを救うんだ。

半年後4万円減税？　住民税非課税世帯に7万円給付？
まず、消費税とインボイス制度を何とかしろよ。

特に消費税は、貧乏人からも巻きあげるシステムになっている。
だから食品と生活必需品は無税にする。
生きるために必要なものだろ！
それとついでに書籍も無税にし、ガソリンはトリガー条項を撤廃したうえで、消費税の課税対象から外す。これでリッター当たり4，50円は安くなる。

コロナ準備金12兆のうち11兆が使途不明だなんて、悪いコトに使ったのは目に見えてる。このように使い途がグレーだったりブラックだったり、一般庶民に恩恵のないものは徹底的に削るのである。
その上で課税体制そのものを見直す。

予算も一般会計と特別会計に分かれているのはおかしい。
特別会計で米国債購入費を賄っているのだろうが、これを一本化して国債発行額も削る。

GDPがドイツに抜かれ、世界第4位に転落したのも、付加価値税、つまり消費税の増額に依るところが大きい。
「なぜ撤廃しないのか」との問いに
「社会保障費が切り詰められるから」
という首相の答弁は詭弁に過ぎない。
八、九年前にそれが５％から8％に上がったとき、「増税分はすべて社会保障費に回ります」と某国営放送局は伝えていたが、後にそれはほとんど政府の赤字補填に回ったことが明らかになってる。

このような政府のウソと狂気に、下々の人びとは「ならいっそ、もっと狂っちまおう、今だけカネだけ自分だけだ」となりそうなのもわからんではないが
それは間違ってる。
ここは冷静に、それぞれが自分の頭で考えて
たとえば国政調査権などを使わせて、財政面中心に異議を唱えることも必要だろうね。