Google スプレッドシートの「{}」

Google スプレッドシートを使っていて、すごいなぁと思ったこと。その1。

={A1:C5} という数式

Excelではエラーになります。
こんな表があるとします。

どこか別のセルに「={B2:C5}」と入力すると。。。なんということでしょう。。。

あるところに、とある2次元データ(A1~C8)がありました
={B2:C5}の出力結果

こんなふうに、2次元の表を写し取ることができてしまいました。

「2次元配列」というらしい

これも数式なのですが、ただの波括弧「{}」なので、関数と呼んでいいのかわかりません。が、「B2:C5」と入力すると、2次元配列というひとまとまりのデータを出力してくれるという意味では関数といっていいのかな。

スプレッドシート(以下、きまぐれに「スプシ」と略す)にせよ、Excelにせよ、2次元データを扱うソフトでたった一手間で2次元表を出力できるのはありがたいです。
1000行、52列のデータでも、「={A1:AZ1000}」と書くだけで呼び出してしまえるんですから。

Excelだとどうやるんだったっけ。。。

  • 範囲選択してコピペ

  • 52回*1000のvlookup

  • テーブルでvlookup

…まあいいや。

参照元の変更を反映して(くれる/しまう)

スプシの「={}」は参照元を表示しているだけなので、コピペと違って、参照元を変更すると、出力結果も変わってしまいます。
ですが、これはこれで使いようですごく便利ですよね。

複数配列の連結

「{A1:C3A6:C8}」と2つの範囲を「;」でつなぐと、さらにすごいことに。。。

セミコロン「;」は縦に連結

なんと、見ての通りなんですが、これがたった、一手間でできてしまう。。。
じゃ、もうひとつついでに、「」でつないだらどうなるのか。。。E2セルに「={A1:C3A6:C8}」と。。こうなります

カンマ「,」は横に連結

…てことは、「,」と「;」を複数組み合わせて使えば、2次元配列をさらに縦横に並べることもできるわけで...用途を思いつかないくらいすごい。

数独パズルの3*3の9個のセルをさらに3*3するみたいな。。。?

ではまた。。。。


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