〈復活〉対白単天門への勝率85%over 現環境への最強格メタビート 5cシューゲイザー解説〈デュエプレ〉※全文無料
こんにちは こんばんわ NAOです
今回は僕がレート1650超えした新型の5cシューゲイザーについて解説していきたいと思います。今までのシューゲイザーとは全く違った攻め方をすることもあり、非常に択の取れる面白いデッキに仕上がったのでよければ最後まで読んでもらえると嬉しいです。内容とは関係ありませんがイメンブーゴを研究している際にこれシュゲで良くね?と思い実際に組んだら勝てたというのが開発の裏話です。
追記 ここまでいけました
1 デッキ構築
こちらがデッキリストになります。気づいた方もいるかもしれませんがこのリストはふーりんさんが作成した5cシューゲイザーが元でありそこから組み替えて作成しました。
このデッキの特徴としては盤面を固めるデッキに対してスパーク→キリューのギミックを用いて安全にカウンターをすることをコンセプトに作成しました。そしてこのデッキを完成させたのは『音感の精霊龍 エメラルーダ』です。このカードの採用からこのデッキは全くの別物へと変貌しました。
このデッキの核(コンセプト)を担っているのでこのカードを中心にこのデッキについて説明をしようと思います。
対ビートデッキへの受け性能の向上
今までのシューゲイザーの欠点として例を出すと墓地ソース相手にトリガーをケアできずに殴って負けてしまうことが多々ありました。その欠点を帳消しにしてくれるのがこのカードです。後に紹介するフェアリーシャワーやプロメテウスなどに従来の構築より山を掘り進めることができるため盾の操作は容易に行うことができます。
このカードにより雑にビートデッキに負けることが極端に減りランクマッチの勝率を安定させることができました。
また、白単を中心としたガガアルカディアスもなくなりトリガーケアのできない後寄せのデッキに対しても格段と勝率を上げることになりました。
(対白単天門は10−1)
ただし、このカード自体は自分の動きをするカードではないため2枚採用にしています。一枚引ければキリューと合わせて使いまわせるためこれ以上増やさなくても支障は出ないと感じています。
追記 12/28現在の結論構築
2 なぜ青型(シャワー基盤)なのか?
理由は主に2つ存在します。
❶マナを貯めてロングゲームを行うデッキになったから
少し前まで僕が使っていたシューゲイザーはグレンモルトのビートも搭載したいわゆる両刀型のデッキでした。そのデッキにおいては生き物の打点が盤面にあることが重要でありました。しかし、このデッキはシューゲイザーのみがフィニッシャーとしてあるためわざわざ打点を予め並べておく必要がありません。そのためリソースをより伸ばすことができ、さまざまなカードにアクセスしやすい青型へなりました。
またマナが貯まることでスパークとシュゲを同ターンに使えたり、吸い込むからシュゲを出せたりと従来のビートより相手の妨害を乗り越えやすくなりました。
❷墓地メタや呪文メタのようなメタカードをゲームに絡めやすくするため
このデッキにはUKのカツドン波やスパークをメタるチューザや墓地メタのオリーブオイル、カウンター用のエメラルーダとさまざまなカードが採用されています。
これらのギミックを最大限に活かすことができるのがこの基盤になっています。
具体的にはUK対面
どん吸いで遅延をしながらチューザを探しながらマナを伸ばし11マナまで貯めて一気に殴る。
ピン投のカードを狙って出すことができる。これが従来の前寄せのシュゲには不可能であった動きです。この基盤のおかげでメタカードに枠を極端に奪われることがなくデッキとしてのパワーを保つことができます。
3 採用カード解説
(1)初動 ライフ系
トリガーとマナ回収をもつためフェアリーライフとピクシーライフを優先
ジャスミンも9マナ時にシュゲと合わせることはあるが今回は他のカードに枠を譲ることになったので1枚採用
シューゲイザーの場合2−4−6のテンポでなくとも3−5−7で勝つことができるため初動の安定感がないと感じることはあまりなかった。
嵩張った場合でも3ターン目に2ブースト連打ができるため逆に初動が多くて勝てることもあった。
(2)ドンドン吸い込むなう
受けでありサーチであり除去呪文と文句なしのカード
11マナまで貯めてメタカードを除去しながらシュゲと他のカラーリングではできない動きが可能 このデッキは山札の減るスピードがとても速いためボトムを覚えておく必要がある。 4枚確定で減らす理由はないと感じた。
(3)フェアリーシャワー
手札とマナの質を高めながら動けるためシュゲとの相性が抜群
対ビートデッキに対しても踏ませるだけで4ターン目にシュゲが着地することができる
他の型とは違いこのカードによりマナがしっかりと増えるがためにトップで引いていいカードの受けが増えたりシュゲ+〇〇の動きが可能になるため安定感とデッキパワーの向上をさせてくれている。
回せばこのデッキにおけるこのカードの強さは尋常でないと気づくと思います。
(4)飛散する斧 プロメテウス
フェアリーシャワーと同様で山札を掘り進めることができ、5ー7のルートで1番強いカード シュゲから出せる点も強くビックマナ対面では貯めるプランを取るときに重宝する 12マナが貯まるとトップの受けとしても成り立つため優秀
4枚確定
(5)逆転王女 プリン
リーサルプランを取るためのカードでありながら受け札
3枚採用したいカードであったがエメラルーダの採用により減らされた。
枠があれば増やしたいカードの一つであるが刄鬼の減少により必ずとどめをさす必要がなくったことが多くなり支障は出にくいと感じた。
稀ではあるが盾を割り切ったあと10マナのときに自身をアンタップからキリューでSA付与で永遠のリュウセイカイザーを乗り越えたことがあるためこのカードの使い方はとてもこのデッキのおいては大切である。
また、オチャッピィのようなカードがないためヴィルヘルムケアでマナに置かないプレイは何度もとったためすぐにマナにおくのは注意が必要である。
(6)音感の精霊龍 エメラルーダ
冒頭にて話したため短く言います
強い
(7)DNAスパーク
今の環境で1番刺さっていると言っても過言ではない受けトリガー
今の環境デッキのほとんどがこのカードをケアすることができず、特に流行っている白単天門に対しての最強のメタカードです
13マナでシュゲスパークやエメラルーダでのガン待ちプランを可能にします。
エメラルーダとの相性の良さもあり、環境に存在していたトリーヴァビマナのような受け性能を手に入れた。
天門以外の対面にも横並び展開への面処理として重宝するためキープする択も視野に入れて置こう
(8)神聖麒 シューゲイザー
デッキの核
7マナで全ての5コスト以下のクリーチャーを操れるカード
貯めるプランとリーサルを狙うプランの二つがあり臨機応変に対応する必要がある
今の環境ではモルト王と同じレンジのカードであるがガチンコジョーカー一枚で半壊をしないことやUKや白単のようなデッキに対してもメタを絡めながら戦うことができるため差別化ができていると考えられる
シュゲ自体が幅広いレンジで戦うことができるため他の受けデッキとの差別化として7マナからリーサルや多面処理ができる
(9)お騒がせ チューザ
トリガーケア要因 このカードの採用により対UKおよび呪文トリガーマシマシの構築に対する勝率が向上した。
雑に3ターン目に走り出すとゲームが決まることもありこいつの強さは侮れない
基本的には11マナを貯めてシュゲと同時に攻めることが多く相手が警戒する分には普通のリーサルが通しやすくなり、警戒されないならメタがはまって勝つことができる。
UKのようなデッキタイプが減った場合などでは他のカードに差し替えても良いカードであると感じているため個人的には確定枠ではない
ドン吸いで回収することが多いがあえて見せることなくキープすることで意識外からの呪文ロックも可能なため相手視点でのプレイをすることも大切である
(10)埋没のカルマ オリーブオイル
墓地メタでありながらLOケアをするために採用した。
龍素記号XF クローチェ・フォーコと比べられるが、自分か相手のどちらかを戻すことが強く、G0の恩恵よりのトリガーで1打点止まる裏目を作れることが優秀であるとかんじた。デッキの減るスピードがとても速いため墓地ソースとUK以外には基本的に自分しか戻さないと思ってもらって大丈夫です。
(11)龍覇 M・A・S
今の環境で流行っているハンデス系統のデッキに対しての勝率をあげたり、水単色な点やリソースを伸ばせる点など一枚でゲームを持続的に有利に運ぶことができるカード
エビデゴラス以外を出すことは何戦もしたが存在しなかったためモルト王のようなブラフの次元に変えるのもおすすめである。
僕自身はグレンモルトのブラフの次元である
4 確定枠と他の候補カード
個人的にこのデッキのコンセプトを活かすのであればこの38枚は入れたいと考えている
MASやオリーブは個人的には必要カードであるため入れるべきであると考えている。
では残りの枠の採用検討カードを解説していきたいと思います。
1 嘘と盗みのエンターテイナー
踏み倒しを抑制できるカード今の環境には刺さり自体は悪いが特定の対面に対しての勝率を上げるためには採用を検討していきたいカード。
シュゲのミラーがなかったり踏み倒す刄鬼の減少も今の構築には入っていない理由
2 終末の時計 ザ・クロック
モルト王に対しての有効なトリガーであるが白単に対する勝率を上げるため今回はDNAスパークに枠を奪われた。色や効果自体で弱い要素を持っているわけではないので採用候補にしてもよい一枚である。
3「祝」の頂 ウエディング 4 修羅の頂 VANベートーベン
マナが増えやすいデッキなためにシューゲイザー以外のフィニッシャーとして活躍をしてくれる。ピクシーライフもあるためゲームに絡めやすいカードであるが、枠がないことや他のメタカードなど立ち回りの仕方でケアをすることができると感じたため今回は採用しなかった。
5 少ない枚数のカードの増加
プリンやエメラルーダやオリーブオイルなど枚数が少なくて負けたということがあると感じるのであれば枚数自体を増やすこともいいと思っています。
特にエメラルーダとプリンはメインルートに関与するカードであるためよく調整して枚数配分を考えていくべきであると思います。
追記 6 トンギヌスの槍
シールドトリガーをケアできるカードとして採用できる。クロックを中心としたクリーチャートリガーよりスパークや門を中心としたトリガーが現在は多いがカード除去ができるため差別化はできる1枚 マナ回収もできるため好みで入れることも悪くない1枚である
7 世紀末ヘヴィ・デス・メタル
山札を掘り切ることが可能なため効果を最大限に使うことができるのが優秀であると感じた1枚
無理盤面を1枚で返すことができるのが魅力的である VANベートーヴェンよりコストが軽く、盤面を捌きながらシュゲへと繋げることができるのも良い点
5 対面の有利不利とプレイ方針について
1 白単天門
相性 有利
基本的には盾からスパークを踏ませることで勝つ
この対面において大事なことはシューゲイザーの素出しをあまりしないことである
相手が面をしっかりと並べてきたときにエメラルーダでスパークを仕込む
自分自身のリソースが伸び切った場合はエメラルーダで仕込んでもよいが、焦らずにロングゲームを見据えてプレイをすることが基本であるため、リソースが細い場合はスパークをすぐには埋めなくてよい
最終的にはチューザで呪文を止めたりネバーラストに向かってキリューの効果を付与して突撃することでトリガーを完封して勝つことができる
キリューの効果は重複されるので自爆突撃の回数を減らすこともできるので計算を間違えないことも大切である。
また、面の数が需要であるためエビデゴラスは基本的には立てないことが望ましい
白単に採用されているバラディオスをケアするためにも面をあまり埋めすぎないことも重要なプレイである 最低でも4面欲しい
僕自身は8割対面であると考えている
しかし、初見殺し要素を含んでいる構築なためこれから勝率が変わる可能性はあるが基本的に有利と認識してもらって大丈夫です
追記
ゾディアによってスパークが1回のみでは勝てないことも存在する
そのため相手の面に対して干渉をし遅延することやスパークのキープなどリソース管理が重要になった 盾にスパークが埋まっていることを願ったプレイをとることも大事であると感じた
2 4cコントロール 及びビックマナ
相性 微有利
基本的には従来のシュゲと同じであるがビックマナ側はリュウセイホールを失っているためこちらがリソースゲームで勝つことも多々あり微有利であると感じた。
ハンデス警戒がこの対面では大事でありヴィルヘルムは最大でも4回しか出てこないことを頭に入れてマナおきをする
現在のシールドトリガーで炎獄スクラッパーが厄介であるため無理に突っ込まずシュゲを2体立てて勝つことも視野に入れることが大切である。
負けない択を取り続けることで相手はいつかはトップが腐りそこから勝つを意識してプレイをする
また、MASを積極的に狙うことが特に大切であり、この対面におけるゲームクラシャーであるという認識を持っている
毎回ではないが僕自身は5キル以外は13マナ近くまで貯めてリーサルを通して勝ったゲームが大半であり、デアリや白型とは全くの別デッキとして見ている
3 祝門
相性 不利
このデッキの構築上アルファリオンが重い上にそれらを遅延することはできても完璧な妨害はすることができない 当たった際はほとんどが無理やりリーサルを通しており勝率はよくて3割だと考えている。盾を殴らずに勝つ手段としてVANベートーべンを入れることを考えたがあまり好感触ではない
こればっかりは割り切るべき対面であると考えている。
ただ構築の組み替え次第では勝率を上げることは可能なため今後も考えていきたい。
何も考えずにリーサルが1番勝てると現時点では思っています。
追記 相手の動き方次第ではスパークで面をとってチューザを狙うプランもあるが現実的ではないように感じることが多かった 4ターン目に出てくるヴォイジャーのようなカードに除去を当てノートリ貫通を嫌ってエメラルーダを出してきた場合は狙ってみてもよいと感じた
4黒単
相性 五分 または微不利
ランクマッチにおける勝率だけで言えば50%ちょっとであるが黒単側の練度にもよることが個人的には多いと感じた。ただ僕自身は全く戦えない対面ではなくマナにリソースを注ぎ込むことで盾から面を返せたりトップシュゲからリーサルを生成できたりと勝ち筋はしっかりと存在する。
とにかく手札を0枚にするくらいマナブーストを連打を行い、シュゲを手札に抱えたままターンを返さないことが大事である。そうすることで黒単は基本的に殴ってくるので吸い込むやスパークで面が崩れて勝つことができます。
吸い込むをデスシラズやゲンセトライセにあてることは大事であるが無理に狙わず、できたらいいなーくらいだと思った方がよい 無理に吸い込むを回収するとリーサルを作るターンにブロッカーを退かすことができずに負けてしまうことがあるため注意する。
5モルト王
相性 五分 または微不利
採用されているトリガーによるためこの相性にした
最速の動きである5ターンガイムソウからのモルト王では最初の2点での有効トリガーが10枚でありここで踏むことができるか否かが勝敗を分ける。
基本的に5ターンキルの再現性は相手の方が高いが、こちらのトリガーの豊富さやエメラルーダの耐久ルートと受けて返すことがしっかりと可能であるため不利ではない。エメラルーダを使って盾を仕込むことも可能であるがヴィルヘルムのような裏目を作ってしまうがためにこの対面におけるこちらのほとんどのプレイにおいて裏目が存在してしまう。そのため、完璧なケアを狙いすぎずに殴りきることがこの対面における最適解であると感じている
貯めるプレイが正当化される時は手札に後続がないと判断できた時でありガイムソウの2枚目を割り切るか否かが大事である
6青単(リキピ)
相性 5分
ツヴァイの登場により基本的にためのプランをとってくるようになりスパークが有効トリガーになりやすくなったのがよい反面、基本的に過剰打点なため他のトリガーが有効に働かないことも多くなってきた。そのため他のビートに比べてはっきりと有利対面ということはできないが平均キルターンが5なのでシュゲが間に合うので5分である。
7 UK
相性 微有利
ドン吸いとMASによる遅延のギミックがビマナ同様に搭載されており、チューザを絡めることでクロック以外はケアが可能なので微有利だと感じた。
この対面においてはゲームを決めるとき以外シュゲを出さないこと特に意識する必要がある。カツドンがシュゲにぶつかりリーサルを作られてしまうのが1番の理由である。
また、オリーブオイルを出すことでカツドン波のバリューを下げてから殴りきることもある。この二つのプランを使い分けることで勝つことができるだろう。
8墓地ソース
相性 微有利
エメラルーダの盾操作により相手のクロックをケアして殴ることが可能になったため微有利もしくは有利であると考えられる。また、オリーブオイルで打点の伸びをケアすることも可能であるため負けたときはしょうがないときばかりであった。キリューブリックにさえ注意すれば勝てる対面。
9赤単
相性 五分?
基本的にトリガーゲームであり相手のメタカードの出てきた方で勝率は左右される。
マグナムが特に厄介であるがブロッカーやドン吸いを組み合わせることで突破自体は可能である。また、トリガーを抜いた構築も増えてきているためエメラルーダが絡まずとも面処理さえできてしまえば勝つこともそれなりにあった。
ただお互いが煮詰めて行くとこちらが不利になることも容易にある対面である
追記
必ずしもエメラルーダでスパークも仕込まずテンポとしてシャワーを埋め、ヒビキの効果を無視してマナ加速をする場合もある 相手の面が整っているか否かではあるが覚えて置いて損はない
6終わりに
まずここまで読んでくださりありがとうございます。個人的にはシューゲイザーはデュエプレにおいては特に思い出深いデッキであるのでこれを機に使ってくれる人がまた増えてくれると嬉しいです。今では環境から落ちてしまったシューゲイザーですがまだ戦えることがこれを読んで伝わると僕は嬉しいです。
最後まで閲覧ありがとうございました。
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