40代から始めるプログラミング③~ 蛇括神憑分

 とりあえず、『Python  チュートリアル』に書いてある例文を入力し、その結果を見ています。現在39P目。3日かかって39P、一日13Pしか進んでいない。遅。
 とにかく頭を悩ませるのは、インデントの意味やアンパックといったジャーゴンです。今風のネットスラングで言うところの「なにそれおいしいの?」状態ですが、これらをいちいち調べ調べやるので、いちいち遅れる。
 あと、例文が英語で、Pythonのようなプログラミング言語において有意、というか機能を持った言葉、具体的にはprintやreturnに紛れて、マジで意味の分からない「defenestrate」のような謎単語が出てきて混乱します。
 ちなみにdefenestrateは動詞で「窓から投げる」です。「二階から目薬」を英訳する時しか使わなそうな単語ですね。
 加えて、たまにモンティ・パイソンの話で、それらも元ネタ調べながらやるので、本当にはかどりません。なんだよ、チーズとオウムの話。WIKIで見たけど全然面白くないんですが、それは。ギーグっぽいモンティ・パイソンに惹かれてPython選択しましたけど、よくよく考えたら名剣カシナートの剣がモンティ・パイソン由来だということ以外に、接点が皆無でした。モンティ・パイソン要素いらないです。
 現状のプログラミングにおける私の立ち位置を客観的に表現するならば、入り口のドアノブに手を掛けたか、入り口に一歩進んだ状態と言えるかと思われます。私の仕事であれば、こんな新入りはとにかく不安しかありません。なので、このレベルの新人に求める唯一のことは、分からないことを隠さず、そのままにしない態度です。
 40代の手習いと言えども、ここを忘れてはいけませんね。ベテラン面していますが、少し横道に反れれば、自身が新人である領域です。いつまでたっても、私自身も新人です。
 プログラミングが義務教育のカリキュラムに乗って、世間的には「プログラミング」が一般的になってきたように振る舞っています。が、実際体験すると、敷居の高さ(誤用)を醸し出すイメージは偽りないものです。確かに難しいし、素人お断りの、二郎マインドを感じます、
 しかし、その難しさマシマシの先に到達した人をプログラマ、と一般名詞として呼んでいる人が存在することも確かです。
 何らかのブレイクスルーがあって彼らはそこに立っていることを我々はゆめ忘れることなかれ、って奴です。リスペクトと共に、そこに至った秘術を確認したいものです。
 

何度やってもエラーになるask_okの関数



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