等価交換
先日(2024/5/8)、お世話になった弁護士の先生に御礼の挨拶に伺った。
先生とは委任契約を締結し、今回の会社パワハラ問題で相手方の元勤務先と交渉して頂いた。
僕と同世代の若い先生だが頭の回転が非常に早く、さらに労働問題に対して独自の信念をもった熱い方だったので打ち合わせをするたびに勇気を頂いた。
もともと先生とは前職で海外新規事業における英文契約書の相談に行った際、たまたま担当していただいたことが縁で知り合いになった。
そう、「消しゴムを売る契約書じゃないから、もっとシビアに作り直すべきだ」という手厳しいコメントをしてくださった方である。
よもや、その先生と共に僕自身がパワハラを受けた会社を相手に法的に戦うことになろうとは、「愚公山を移す」を書いていた時は思いもしなかった。
人生は思いがけないことだらけだから面白い。
いや、その時分は色々なことが重なって中々ハードだったけどさ…。
なぜ僕が弁護士の先生に改めて御礼をしたのか。
それは素晴らしい仕事をして頂いたからだ。
今回、会社側が僕のパワハラ再発防止案を全て飲む形で和解の申し入れをしたので、着手金以外の追加請求は発生しないとの連絡を受けていた。
(仮に損害賠償請求の場合、賠償金額のうち何割かを成功報酬として支払う契約になっていたが僕は元勤務先に対して金銭を要求しなかった。)
僕はそれでは割に合わないだろうと考えた。
一連のやり取りの中で、電話よりメールのほうが後で見返せるから都合がよいと僕の要望を伝えたら先生はその通りに対応して下さった。
さらに会社からリアクションがあればすぐにメールを転送して頂き、僕の送ったメールにもその日のうちに返答して頂いた。
先生のスピーディーな仕事のおかげで、転職活動に何の支障もなく円満解決できたことは本当に頭が上がらない。
だからお菓子と僕の趣味で収集している万年筆コレクションの内で、鳳凰のあしらわれた蒔絵の万年筆を先生にプレゼントすることにした。
僕は素晴らしい仕事やサービスを受けたら金額以上の感謝と敬意を伝えたいと考えている。余談だが、なじみのカフェや個人書店などに旅先で購入したお土産をプレゼントすることもある。
最近、「お客様は神様ではなく、お客様はお互い様」という言葉を聞いた。
お互いにとって良い関係性を形成し維持していくことで、さらにより良いサービスを提供し続けることができれば、互いに気持ちよく仕事ができるのではないだろうか。
今日も皆様にとって、良い一日になりますように。
そしてE先生、本当にありがとうございました。
メチャメチャ苦しい壁だって ふいに なぜか
ぶち壊す 勇気とPOWER 湧いてくるのは
メチャメチャきびしい人達が ふいに 見せた
やさしさの せいだったり するんだろうね
メチャメチャ楽しい時だって 忘れないよ
いつまでも 勇気とPOWER なくさないよ
メチャメチャひとりぼっちの 人にあげる
唇の 裏側に 隠してある
ホ・ホ・エ・ミ・ノ・バ・ク・ダ・ン!
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