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天王様祭り

 皆様こんにちは。
光川てるでございます。
平日は 皆様の記事にコメントを極力残さない努力(?)をしているので、その反動で週末はコメントを書きまくりで、自分の記事の更新が今頃になってしまいました。

今日の話題は 天王様祭り。
てんのうさままつり と、読みます。
よく、この時期にあるお神輿のお祭りですね。
足袋に法被、ねじり鉢巻で ワッショイ ワッショイ!!
いいですねぇ。
夏の風物詩です。
子供御輿も可愛らしいですよね。

てるさんの居住地区でも、コロナ5類移行に伴い、先週4年振りにお神輿が地域をまわりました。
狭い地区なので、お神輿が1軒1軒 家の前まで来てくださいます。
てるさん達は家でお神輿が来るのを待っていて
ドンドンカカカ、ドンカカカ と太鼓の音が近くなったら家の前の道路に出て、お神輿を待ちます。
お神輿が来たら、お賽銭を揚げます。
ちょっと奮発して1000円。
お祓いをして頂き、御神酒とお赤飯ときんぴらごぼうを頂いて、お見送りします。

こんな感じのお祭りは 全国各地であると思います。
何か、珍しいものがあるわけでもなし、ごく普通のお祭りです。
なのに何故、てるさんはこの事を記事にしたかと言うと・・・
このお神輿、人が担いでいないのです。
では、どうやって町内をまわっているか?
答えは
軽トラックの荷台に乗ってまわっている!
でした。

ジャーン!
こんな感じで乗ってらっしゃいます

いやー、シュールな感じですね~😆
てるさんが嫁に来た時には、もう こうやってまわっていました。
過疎化までは行かなくても、若い人達が外に出てしまい、担ぎ手がいなくなってしまったのですね。
でも天王様はいらっしゃるし、お神輿もある。
考えた結果、軽トラックの荷台に乗って頂いて各家をまわる事にしたらしいです。
なくなってしまうより、いいのかな?と個人的には思います。

てるさんの地域では色々な行事があります。

1月 《お獅子まわり》
   獅子舞では無いのですが、お獅子が各家
   をまわり、頭を囓ってもらったり部屋を
   パクパク囓って、お祓いをしてもらった
   り。てるさんちは玄関、座敷と横座を
   囓ってもらいます。

2月 《節分祭》
   地域の八幡宮で、年男(女)が豆やお菓子
   を撒きます。

3月 《雷電神社祭》
   近くの山の山頂にある、雨や水を司る
   雷電様の社に皆で登り、社の前で赤飯や
   煮物を食べたりお酒を飲んだりして、
   水に困らない様、お願いをします。
   日照りの年など、雨乞いに登ったり
   する事もあります。
   農村地域特有のお祭りですね。
   雨乞いをすると、だいたいその後雨が降
   ります。
   不思議ですね。

4月 《八幡宮春の大祭》
   地域の八幡宮のお祭りです。
   神事祭事はもちろん、神楽をやったり、
   育成会で焼きそばや焼き鳥、チョコバナ
   ナなど 出店をしたりと、賑やかです。

7月 《天王様祭》
   これは記事の通りです。

   《納涼祭》
   これは神様とか お寺とか関係なく、地
   域の納涼祭です。
   やはり、町内別に焼き鳥、焼きそば、フ
   ランクフルト、かき氷など出店が出て
   賑やかにやります。

8月 《盆踊り》  
   お寺主催の盆踊りです。
   櫓を作り、お寺の境内で踊ったり、花火
   を上げたり。

10月 《八幡宮秋の大祭》
   2回目の八幡宮のお祭りです。

12月31日~1月1日
   《年越しお焚き上げ》
    古いお札を納めてお焚き上げして頂き
    ます。
   《お寺での座禅会、説法、除夜の鐘》
    読んで字のごとくです。

大きなものだけ書いてみましたが、こんな感じです。
細々したものを上げると、まだありますが 字ばっかりになってしまうので今日は止めておきます。 

苦肉の策で 何とか天王様祭も続いていますがこの先はどうなるのかな? と考えてしまいます。
てるさん達の子供達の世代になったら どうなるんだろう?
下の世代に繋げるのも私達の世代の役目なんでしようね。

昔から地域で続いている行事は、なるべく残したいと思っていますが、10年後 どうなっているでしょうね。

皆様の上に たくさんの幸せがあります様に。
とんたんさんの体調が、早く良くなります様に
                光川 てる


     
   
        

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