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【独り言】お米になったよ!

※今日の記事は写真が多いです。
そして、だらだらと長いです。
田んぼの作業に興味の無い方は読み飛ばして下さって大丈夫です。

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 5月の初旬に蒔いた籾種が、5日程で発芽しました。
これを苗間という、綺麗に平らにならした田んぼに並べます。(田んぼを平らにならす作業も大変!並べられるようにするまで、1週間以上かかります)

箱苗

苗間に列べて、毎日お水を入れたり抜いたり。
5月の下旬になると、このくらいになります。

田んぼデビューまでもう少し

ここから更に成長させて、15センチから20センチぐらいになったら、田植えです。

田植え~
水に写っているお家はてるさんちではありません

まあ、植えられるようにするまでも大変なんですが、その辺は前に記事にしたような気がするので割愛します。

7月から8月、ぐんぐん伸びます。
田んぼは緑の絨毯、緑の海。

風が吹くと緑の海の様

8月、出穂(でほ)になります。
下の写真⬇️、下の方に白いちっちゃいてんてんが見えますか?
虫じゃないですよ。
稲の花です。
もっと全体に咲いている写真を撮れば良かった。

稲の花

そして、秋!
実りの秋!
いい色に出来上がりました。
夏の間、あまりにも雨が少なく、どうなることかと思いましたが、なんとかなったようです。

その者青き衣をまといて金色の野に下り立つべし
なんちゃって

この田んぼが⬇️

6月

こうなりました⬇️

10月

機械が入る場所を手刈りします。
この日は前日からの強風で、朝露が全く降りてなくて、朝8時頃から作業が出来たので、良かったです。
あまりたくさん夜露、朝露が降りていると、10時ごろまで作業ができないので終わりも遅くなります。
てるさんは 機械を田んぼに下ろす手伝いだけして病院へ。
いつもの定期検診。
9時半ごろ戻って参戦しました。

ザクザクとね

で、コンバインでガタガタと稲刈り。
この日は次男坊が手伝ってくれたので、昨年より早く終わりました。
私も楽だった。

機械さえ順調に動いてくれれば早いんです

気持ちにも余裕があります。
見上げれば青い空。
随分高くなりました。
フ~💨気持ちいい。

風が気持ちいい

足元には赤トンボ。

そーっとね

もう少しで終わります。

あとちょっと

稲刈り終了~😆

スッキリ~

あら?
からとんコンビのからす君、栃木くんだりまで遠征ですか?
もう1羽はお友達?

とんび君はお留守番?

田んぼのあちらこちらに、籾が付いたままのお米の袋が置いてあります。
今年は少ない!!
玄米にしてみないと分かりませんが、多分3割減ぐらいかと。
ちょっとしょんぼり(ゼリ沢さんのまね 笑)
これを道路まで機械を使ってはこびます。
今年は次男坊がいるので てるさんはこの袋を持たなくて済んだ✨
これ1袋、40キロぐらいあるんですよね。
めちゃ重です。

ドンドン!

てるさんは こんな格好で仕事してます⬇️。
帽子、マスク、エプロン、手甲、作業用手袋、首の辺りがモコモコなのはタオルを巻いているからです。
エプロンは真っ赤なくまさんのエプロン。
気分だけでも陽気にね。
テンション上げて行きましょう🎵
で、重い袋をいじらなくてよくなったてるさん。
40キロの袋を運んでいる次男坊を一生懸命応援しました!

影なのでちょっとスタイル良く見える

がんばれがんばれ次男!
次男坊は「なんかムカつく」って言ってました。
せっかく応援したのにな。

躍りながら応援しました
マジです

ここまでが、コンバインでやる稲刈り。
このお米は乾燥機に入れられ、一晩かけて乾かします。
乾燥機から出しながら 籾摺り(もみすり)をして玄米にします。
次の日には玄米が30キロの米の袋に入れられて我が家にやって来ます。
あ、このお米の品種は『ナスヒカリ』という品種です。

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で、次の日は天日干し(この辺では「が干し」とも言います)の稲刈りです。
こちらの田んぼは、少し水捌けの悪い田んぼなので、稲刈りの数週間前に、田んぼの1番外側に堀を作り、余分な水がこの堀の中に入るようにします。
田んぼの表面を乾かすためです。
これ、手作業なので何日も掛かります。
まあ、旦那さんがやるんですが。

ザクザクとね

で、堀を作るために掘り出した稲を手刈り。

1株づつ刈ります。
10株ぐらいをまとめて
去年の藁で縛ります
この辺りでは『まるく』と言います

100束分ぐらい手作業で刈ったりまるったりします。

後は、稲刈り機でどんどん刈っていきます。
半分ぐらい刈って場所ができたら、ウマを作ります。
ここでしっかり作らないと風などでひっくり返ったり、稲の重さでつぶれたりしてしまいます。

カーンカーンと響きます

田んぼ中に散らばった稲を集めて(ここも手作業)ウマに引っ掻けます。
うちは2段。
地方によって、掛ける段や形も違ったりするようですが、この形が1番スタンダードだと思います。

今年の稲は藁が短い
やはり夏の水不足が影響している模様

この日は次男坊はお仕事、離れて暮らしている長男坊が手伝いに来てくれました。
父親に教わりながら、稲刈り機をガタガタ。
父親も満更じゃ無い様で、嬉しそうに教えてました。

親子共演(笑)

てるさんは、ひたすら稲の束を拾って集めて引っ掻けます。
夕方4時頃取り敢えず うるち米だけは終了。

こんな感じに出来ました

品種は『にじのきらめき』。
今年初めて作った品種なので 味が分からない(笑)
3週間ぐらい干して、籾摺りしてからでないと食べられません。
楽しみです。

本当は10月7日(土)、8日(日)、9日(月)で全部終わりにしたかったのですが、3日目の9日(月)がてるさん地方は大雨。
1日お休みになりました。
あと、もち米が残っています。
来週で終わりにできるかな?

で、コンバインで稲刈りをした方の『ナスヒカリ』。
早速今夜の晩御飯に炊いてみました!
ごめん!
画面が暗くて、あんまり美味しそうに写ってない~💦
でもね、つやつやしてて、ふっくらしてて、美味しかったのよ~。

画面がぁ~💦

美味しかったのですが、やはり米の量は少なかったです。
コンバインで刈った田んぼは、いつもは12俵ぐらい出来るのですが、今年は9俵しか取れなかったです。
3俵(30キロの袋、6袋分)少ない。
こんなに少なかったのは初めてです。
何度も書いたけど、夏の水不足が大きく影響しているんだと思います。
親戚や、知り合いに配ってしまったら、うちの食べる分が1年分、ギリギリ残るくらいかな。

それでも、今年も美味しい新米が食べられました。
幸せです。
日本人に生まれて良かったぁ。
今年の田んぼ仕事も、あとひと頑張り!
お正月に、美味しいお餅が食べられます様に!

最後まで読んで頂いて
ありがとうございました。

皆様の上に たくさんの幸せがあります様に
                 光川てる


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