見出し画像

ゴダイゴ「ビューティフル・ネーム」

今日の曲は、ゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」。

作詞は奈良橋陽子(英語詞)と伊藤アキラ(日本語詞)、作曲はタケカワユキヒデ。

ゴダイゴは日本のプログレッシブ・ロック・バンドの草分け的存在。1970年代後半から1980年代前半にかけてヒット曲を連発し、日本の音楽界に多大なる影響を与えた。1985年に解散するが、その後も幾度かの再結成を行い、2006年に恒久的な再始動を宣言した。

今回の曲「ビューティフル・ネーム」は1979年の『国際児童年』協賛歌であった。NHKのミニ番組『世界のこども』挿入歌や同局の『みんなのうた』でも使用される。『みんなのうた』の映像は、ゴダイゴの演奏を中心に、子供たちの実写映像と毛利厚製作のアニメを合成したものである。

ライヴ・アルバム『中国 后醍醐』では、サビのみではあるが、中国語による「ビューティフル・ネーム」を聞くことができる。それ以外は1番が日本語詞2番で、2番が英語詞1番という変則的な内容であった。ちなみにこの曲の中国語表記は「漂亮的名字」。また、ライヴ・ビデオ『インターミッション』では、ネパールのコンサートで初披露されたネパール語によるサビを(サビ以外は英語詞)、中国語サビとともに聞くことができる。1983年のライヴで一度だけ韓国語版サビが唄われた。

ライヴでは、2番まで歌い終わった後、観客が2組に分かれて、サビの部分を交互に歌い、タケカワが声が大きかったと判断した組が勝ちになるという歌合戦のコーナーがあった。ライヴ・アルバム『MAGIC CAPSULE』でも、英語組対日本語組の歌合戦の模様を聴くことができる。また『中国 后醍醐』でも歌合戦ではないが、観客にサビの部分を中国語で歌わせている。またこの歌合戦は現在でも行われることがある。

ゴダイゴはホーンセクション「ゴダイゴ・ホーンズ」を伴いライブ活動をしていた時期があり、最も多用していたのは1979年 - 1981年にかけてである。

本曲でもホーンセクションが素晴らしく、そよ風のように優しく滑らかなサウンドが非常に魅力的だ。


今日の写真は、ジョー・力一(ジョー・りきいち)。

ビューティフルネーム。

✁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

二軍のプレイリスト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?