見出し画像

RD「Don’t Stop! Carry On!」

今日の曲は、RDの「Don’t Stop! Carry On!」。

作詞は西脇唯。作曲は小泉誠司。編曲は福田裕彦。

RDは、1992年に結成された諸岡ケンジと神力裕(藤慎一郎)によるヴォーカルデュオユニット。

諸岡ケンジは、米軍基地のある佐世保に生まれ、少年時代には実家に間借りしていた5人の「NAVY」たちが“兄貴代わり”だったこともあった。好んでFENを聴き、ロックが自然に存在する環境に育つ。小学生の頃、父親が酔った勢いで買ってきたドラムスを習う事になるが、マーチばかりのレッスンに興味が湧かず1週間でやめ、野球に打ち込む青春を送るようになる。しかし大学時代、肘が上がらなくなり野球を断念。ギターを買い、歌を歌い始める。ロックコンサートを見たことがきっかけで、音楽の道を歩むことを決心し上京。

アマチュアバンドを経て、1986年6月「マリアンヌ」でデビュー。1987年大阪サンケイホールを皮切りに全国20カ所でコンサートツアー実施。その後、ライブを中心に活動。その声の魅力から、数多くのCMソング(シーブリーズ、HONDA、キリンビール、黄桜山廃など)を手がける。また、アニメ『機甲警察メタルジャック』、『機動戦士Vガンダム』などの主題歌も担当した。

神力裕は「$1,000,000Kiss」でレッツゴーヤングにも出演していた藤慎一郎。

今回の曲「Don’t Stop! Carry On!」は、TVアニメ『機動戦士Vガンダム』の後期で使用されていた曲。

Vガンダムのオープニング曲はどっちも胸熱ソングだから好きすぎるんよ。

作詞の西脇唯は、森口博子の「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」でも作詞と補作曲を担当しているという驚きの繋がりがあった。

今日の写真は、Vガンダムに登場する部隊「シュラク隊」。

オリファー・イノエによって組織されていて、オリファーを除く全員が女性という部隊である。劇中では第10話より登場。それまで怪我をしたマーベットを庇いながらほぼ一人で敵MSと孤軍奮闘していた主人公ウッソ・エヴィンの元に現れた、心強い援軍として登場する。その上、所属するパイロットがみんながみんな綺麗なお姉さんという、夢のようなモビルスーツ部隊である(実際ウッソはほとんどのメンバーから可愛がられていた)。

しかし、劇中ではメンバーがことごとく死亡フラグを立てたりして戦死していく悲しい運命を背負った部隊であった。

その壮絶な数々の死に様は、当時の富野由悠季が「Vガンダム」で皆殺しの富野の異名たる所以を遺憾なく発揮させた象徴とすら言われ、ようやく目立ったキャラクターがその回で死ぬなどということもあった。特に序盤は容赦なく3人もメンバーが戦死しており、初登場の次の回で死亡するなど死亡フラグたる所以をいきなり見せつけ、その後もコクピットへの攻撃で焼け死ぬなど、視聴者へのトラウマを不動のものとする。

オリファー以外で、補助戦力も含めてちゃんと台詞と名前があるキャラ(素性不明のまま戦死したメルクリンを除く)だけで9人もいるが、もれなく全員最終回までに死亡している。

個人的に印象に残るのはケイト・ブッシュである。

容姿はレッドのポニーテール、浅黒い肌が特徴のお姉さん。家族は事故で全員他界している。

ジブラルタルの攻防戦の最中、大質量の貨物などを宇宙や他の惑星へと撃ち上げる装置「マスドライバー」の柱が戦闘で壊れたため、自らの機体で支えながら「これは人類全部の宝だ」とマスドライバーの中立性を叫ぶ。しかし非情にもその丸腰の状態を好機ととられ、敵であるクワン・リーのメッメドーザにコックピットをビームサーベルで一突きにされ蒸発するという壮絶な死を遂げる。

そのあまりに残忍な殺され方はファンからVガンダム、シュラク隊を語る上でも特に有名で、Gジェネで二回もイベントムービー化されるほどだった。

✁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

二軍のプレイリスト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?