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The Jackson 5「I Want You Back」

今日の曲は、ジャクソン5の「I Want You Back(帰ってほしいの)」。

作詞・作曲はザ・コーポレーション。
ザ・コーポレーションは、モータウンの創立者ベリー・ゴーディ・ジュニアを中心に、ディーク・リチャーズ、フレディー・ペレン、フォンス・マイゼルを加えたチームである。

1960年代にインディアナ州ゲーリー出身のジャクソン兄弟によって結成。マイケル・ジャクソンをリード・シンガーに置いた。
1969年にモータウンからデビューを果たすや否やヒットを連発し、スーパーアイドルとして一世を風靡。
ワン・ダイレクション等に代表される「ボーイ・バンド」の先駆けであるとされ、初めて白人の人気を集めた黒人アイドルであるともいわれている。

1975年のエピック移籍以降は「ジャクソンズ」として活動を継続し、自主制作によるディスコヒットを多く生み出す。84年にマイケルが脱退を表明して以降は活動が停滞し、90年を最後に解散状態となった。なお、21世紀に入って幾度か再結成を果たしている。

初期は、楽曲のほとんどを「ザ・コーポレーション」とよばれる作曲家チームが制作しており、「モータウン・サウンド」とバブルガム・ポップを組み合わせた「モータウン・ソウル」と呼ばれる新しいサウンドが作り上げられた。

ジャクソン5のサウンドは1960年代に活躍したスターたちの影響を受けている。
特にスライ&ザ・ファミリー・ストーンやアイズレー・ブラザーズといった家族編成のファンクバンドや、ソウルの先駆者であるマーヴィン・ゲイ、ドゥーワップのボーイ・バンドであるフランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズ、そしてウィルソン・ピケット、ジャッキー・ウィルソン、スティーヴィー・ワンダー、ジェームス・ブラウンなどのソウル歌手の影響は強い。

リード・ヴォーカルを複数置くスタイルはファミリー・ストーンからの着想であるし、キャリアを通してマイケルのトレードマークとなった独特のダンスや歌のスタイルは、ジャッキー・ウィルソンやジェームス・ブラウンのそれを採り入れるところから生まれた。
またメンバーは、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、テンプテーションズ、ダイアナ・ロス&ザ・スプリームスなどの当時モータウンが抱えていたスターを見て、歌い方やダンスなどを学んだという。

そんなジャクソン5のモータウンとの契約後としては初のシングルで、グループのメジャー・デビュー作に当たる曲が「I Want You Back」。

当初は「I Wanna Be Free」というタイトルだった。リード・ボーカルは、録音当時10歳だったマイケルジャクソンが担当していた。

この曲をよく聞くようになったのは2014年に公開されたマーベル・スタジオ製作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がきっかけだった。

映画のエンディングで使用されており、グルートという木のヒューマノイドが小さい体で曲に合わせてキュートに踊っている。

他にも70年代や80年代の名曲が劇中歌として流れているので、音楽好きな人にも見てほしい映画だ。


今日の写真は、角川武蔵野ミュージアムで開催されていたMARVEL展に行った時のもの。

このアライグマの左肩に乗っているのがグルートだ。

小さくなる前は人間の大人ぐらい大きかった。

身体の幹はスギとシナモンの香りがする。

グルートが気になっちゃったあなたは今すぐディズニー+に入ろう。

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二軍のプレイリスト

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