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Folder「パラシューター」

今日の曲は、Folderの「パラシューター」。

作詞は小林和子。作曲・編曲は小森田実。

Folder(フォルダ)は、日本の男女混成ダンス&ボーカルグループ。ライジングプロダクション所属。レーベルはavex tune。2000年頃に活動を停止した。

沖縄アクターズスクール出身の男女混成による小中学生7名で構成される。グループ名はWindowsやMacintoshなどで使われるパソコン用語の「フォルダ」に由来する。楽曲のほとんどは小森田実が手がけたもので、5thシングル「Glory Glory」やアルバム内の一部を除いて楽曲のパートはDAICHIがボーカルで、女子メンバーはバックコーラスに徹している。もう一人の男子メンバーである仲間丈はダンスに特化しており、楽曲ではラップを担当する位であった。

デビュー当初の1997年から1999年3月まではフジテレビ系子供番組「ポンキッキーズ」とタイアップし、同じ事務所の先輩でシスターラビッツとして出演していた安室奈美恵の後継として、Folderメンバーが入れ替わりながらレギュラー出演していた。

アップテンポなデビュー・シングル「パラシューター」は10万枚以上を売り上げ、番組のコンピレーション盤「ポンキッキーズ・メロディ2」などにも収録されている。3rdシングル「FIRE! FIRE!」を除く5thシングルまでの楽曲は、番組内で収録した歌唱映像を1コーラス流すなどプロモーションが行われた。

6th・7thシングルはクラブシーン(DJ・ターンテーブル)向けにアナログ盤が発売されている。デビュー時の平均年齢が12歳弱というチャイドル世代でありながら、ジャクソン5を彷彿とさせるDAICHIのボーイソプラノを活かしたハイトーンでパワフルな歌唱力と、女子メンバーのハーモニーの高さ、キレのあるダンスパフォーマンスが大人からも注目を浴びた。

今回の曲「パラシューター」は、1997年8月1日に発売されたFolderのデビューシングル。

作家陣にはカズンの「ベルが鳴った」などでもタッグを組んだ、作詞家の小林和子と作曲家の小森田実を迎えている。この2人は後年のFolderの活動休止まで数多くの楽曲を手掛けることになる。

10歳とは思えない程の歌唱力とリズム感がなによりもこの楽曲の魅力である。時代を感じるサウンドとノリが今の世の中を生きている時に一息つかせてくれる。

今日の写真はFolderの「パラシューター」。

真ん中に映っているのがDAICHI。

実はこの少年が今の三浦大知なのだ。

『7 SOUL』発売翌月の2000年4月、FolderからDAICHIとJOEを差し引いた女子メンバー5人で構成する「Folder5」として、1stシングル「SUPERGIRL」を発売。ゴールデンウィークに横浜市内のHMVでインストアライブを行った折、FolderメンバーとしてDAICHIが登壇し、変声期に入ったことを理由に「Folder」と自身の芸能活動は休止することを発表した。

DAICHIは声変わりが完了するまで喉を酷使せぬように芸能界から遠ざかっていたが、2004年8月1日にヴィジョンファクトリーのライブステージにサプライズゲストとして登場し、2005年3月に本名の三浦大知名義でデビューシングルを発売、歌手活動を再開した。2012年3月30日に三浦大知ファンクラブ「大知識」が本格開始となる。

この時期に無理をさせず、喉を守ったのは英断だった。

なお、三浦大知は再デビューから11年経った2016年5月6日、「ミュージックステーション」に初出演。元メンバーの石原萌、満島ひかり、仲間愛里紗、AKINAらが放送を見守った。

そう。あの満島ひかりもFolder。

そら歌上手いわなあ。

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