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RIP SLYME「センス・オブ・ワンダー」

今日の曲は、RIP SLYMEの「センス・オブ・ワンダー」。

作詞はRYO-Z,ILMARI,PES,SU。作曲はFUMIYA。

RIP SLYME(リップスライム)は、1994年8月、RYO-Z, ILMARI, PES, DJ SHOJI, DJ Shigeの3MC+2DJにて結成。グループ名の由来は、初期メンバーでありMCであるRYO-Z, ILMARI, PESの頭文字を取り、それに当時流行していた玩具「スライム (SLIME)」の綴りを変えた"SLYME"を組み合わせた物。元々はギビニバンコ、トゥエンティ・フォー・セブンという名義でも活動していた。同年12月、「YOUNG MCS IN TOWN 新人ラッパーコンテスト」で優勝している。

1995年、アルバム『Lip's Rhyme』でデビューしたが、1996年、DJ SHOJI, DJ Shigeが脱退。DJが不在になる。しかし翌年1997年、DJ FUMIYAが加入し、3MC+1DJの形態になる。1998年、アルバム「Talkin' Cheap」を発売し、同アルバム収録曲"Searchin'"でのコラボレーションを切っ掛けにSUが加入。4MC+1DJの形態となる。1999年、Dragon Ash主催のTMC (Total Music Communication) ツアーに誘われ参加。それがきっかけで「田辺エージェンシー」から声を掛けられ所属。

メジャーデビューは2001年3月だが、プロジェクト自体は田辺エージェンシーとワーナーミュージック・ジャパンによって1年前の2000年から始められていた。デビュー翌年にリリースされたセカンドアルバム『TOKYO CLASSIC』は、日本のヒップホップ史上初の100万枚を記録した。

今回の曲「センス・オブ・ワンダー」は、2011年3月2日にワーナーミュージック・ジャパンから発売されたRIP SLYMEの8枚目のオリジナルアルバム『STAR』に収録されている。初回版は2種類のバージョンがあり、STARのロゴが金のと銀の3Dジャケットになっている。

オリジナルアルバムとしては、『JOURNEY』(2009年)から約1年9か月ぶりのリリースである。このアルバムをテーマとした、「STAR TOUR 2011」が開催。今回のアルバムは先行シングル曲なし、フィーチャリングなしの5人だけで作成されたアルバムになっている。

センス・オブ・ワンダーとは、一定の対象(SF作品、自然等)に触れることで受ける、ある種の不思議な感動、または不思議な心理的感覚を表現する概念であり、それを言い表すための言葉である。タイトルの由来としては、5人を表現する角が5つある星の形であらわされている。およそ10年前、メジャー初めてのアルバム『FIVE』も同じ意味を持っており、FIVE=5人とあらわされている。10周年ということでこのタイトルを付けたが、原点に戻るのではなく、一周して再スタートするということである。

「センス・オブ・ワンダー」は、アルバムの先行曲。『STAR』収録曲で最初に配信された曲でもある。日本人宇宙飛行士・野口聡一の著した『ワンダフル・プラネット!』の本を題材に作られた。このことを知った野口はtwitterでこの曲について呟いた。PVは、街をデザインしに街から宇宙へと様々な交通手段を使い、それぞれが集まり宇宙に向かっていくストーリーになっている。

星が流れるようなスピード感が心地よいメロウな一曲。

RIP SLYMEの曲の中では一番好きな曲。オシャレ。

今日の写真は、日本の宇宙飛行士で東京大学先端科学技術研究センター特任教授の野口聡一の写真集「ワンダフル・プラネット!」。

野口氏は冒頭でこう語っている。

こんなにも地球は美しい
すべては地球にあった
センス・オブ・ワンダーを忘れずに

ちなみに、お笑い芸人のオードリーとは旧知の仲であり、野口は二人を「若林」「春日」と呼び、オードリーの二人は「野口さん」と呼んでいることが「オードリーのオールナイトニッポン」にゲスト出演した際にわかった。

人生で一番スベったのはヒルナンデスにゲスト出演した際にオードリー春日のモノマネで「トゥース!」を「スペース!」にした瞬間であったと語る。キンキンに空気が冷え切ったらしい。

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二軍のプレイリスト



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