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右脳派・左脳派で異なる社会の見え方。脳タイプが変われば、同じ出来事でも見え方は変わる。

どうしてそんなに自己中なの?

実は本人は自己中な行動と思っていないことも….
この記事では、脳タイプによって物事の捉え方が異なること、そして、それにより起きる様々なトラブルについて、この記事では解説していきます。


欲求と視点・視座の違いによるトラブル

スマホの登場によって、様々なポジティブ欲求を満たしやすくなり、
ネガティブな欲求を回避しやすい状況ももたらしました。

それは一見良いことに思われますが、多くの欲求を更に満たしたい、回避したいという思いもコントロールしにくくなりました。

例えば、《好奇心》や《学び》や《快楽》、《交流》や《承認》の欲求は以前より満たしやすくなり、もはや止められない人まで出てきています。
また、《失敗回避》や《批判回避》や《寂しさ回避》など避けたくなるネガティブな欲求も高まっています。

また、欲求にさらされ続けるからこそ、欲求が満たせそうで満たされないことにもフラストレーションを感じる人も多くなっています。

脳タイプによって、こういった傾向にも違いがあり、それがトラブルの元にもなっています。

『どうして既読スルーするの?』
『どうしてスマホばっかり見てるの?』
『どうしてずっとゲームばっかりしてるの?』
『どうしてそんなに自己中なの?』
『どうして自分のことばかり話すの?』
『どうして上から目線なの?』

毎日毎日、様々なトラブルが起きています。

全ては人の脳に起因する違いがあるのです。
その脳のタイプによる差を理解していないことでストレスを感じるわけで、生物的に違っているくらいの差があることに気付いてもらえたらなと思います。

脳タイプが違うと捉えている世界が異なっている

考え方の違いによるトラブルが起きる要因の一つがモノの見方や捉え方、自分をどう見るかといった視点・視座が異なることなのです。捉えている世界が異なっているのです。指組みの違いだけで異なるのです。
この事実には驚きました。

先天的な脳でしか、世の中を見ることができません。ですので、タイプが異なる人の見え方を体験することはできません。

しかし、様々な考え方、行動に違いがある一つの要因として、この視点(見え方)の違いが関係しているようなのです。

見え方が違う?
不思議な話ではあるのですが、次のように感じられている方が多いのです。


大人脳(指組みで右が上)と子供脳(指組みで左が上)の違いが、この「大人脳=Google Map」か「子供脳=ストリートビュー」かの違いなのです。

大人脳=地球(自分)は宇宙空間で動いている地動説。
子供脳=地球(自分)が中心で宇宙が動いている天動説。

のようです。

誰もがもちろんストリートビューで見るわけですが、大人脳だともう1つの鷹の目を持っているかのような感覚を身に着けている人が多いのです。

物事を俯瞰する?客観視する?

物事を俯瞰して見なさいというお父さん脳。
・俯瞰するってどういうこと?と不思議に思う少女脳。

・もう少し客観的に自分を見なさいというお母さん脳。
・客観的になんて見れないよと不思議に思う少年脳。

食い違いが起きるのも無理はないですね。
周りに人がいる場合、特にリーダーとして振る舞わないといけないような場面でこの特徴が現れます。

もちろん大人脳の人たちも意識しなければストリートビューで見ることがほとんどです。でも、なんとなくですが追尾型ドローンが、頭の上にあるような鳥の目に切り替える機能が備わっているのです。何も無いところから自分を客観視する。という感じでしょうか。これは映像だけとは限らず、感じ取ったり、思いを馳せたりといったことにも現れてきます。

なので、周りの人のことが気になってしまう。困っている人のことが気になってしまう。日本全体のことが気になってしまう。世界のことが気になってしまう。自分以外の物事に対して心配になってしまう。というのが大人脳の特徴なのです。

逆に子供脳でも俯瞰する目をお持ちの方がいるのも事実ですが、子供脳の中では少数派です。
子供脳の人たちは、自分視点で見ているので、客観視が難しかったり、俯瞰して見るということが苦手であるため、大人脳の人からすると自己中心的であったり、わがままだと感じることがあるようです。
そもそも複数の人がいるような場面において、他の人の立場に立って考えることが難しかったり、自分の立ち位置が見えていなかったり、自分との関係性を客観視して考えるなんてことはしっかり意識しないと難しいという人がいるのも事実のようです。
とは言え、その視点だからこそ、”これ”だと決めた目標が出来たときの爆発力は大人脳の人たちの比ではない力を発揮します。

この違いは争いの原因になることもありますので、お互いの理解が大切です。

右脳派、左脳派

「脳タイプ診断って、右脳を使っているか、左脳を使っているかってことと関係しているんだよね?」

といった質問をされることがあります。

ここでは、公になっている研究内容から脳タイプ診断と右脳派、左脳派という視点で解説をしていきたいと思います。

脳の癖と求める欲求の相関関係が違うことはこちらの記事で説明しましたが、その脳の癖というのは、次の2点です。

1.論理重視な脳、感情やイメージ重視の脳
2.視点・視座が高い脳、視点・視座が低い脳

どうやら、この1番目の特徴と右脳と左脳のどちらを主体に脳を使うのかと関係が深そうなのです。2番目の特徴も若干影響がありますし、後天的脳タイプも影響がありますので、次のような表でまとめることができます。

左脳派の人が右脳を使わないわけでもありませんし、右脳派の人が左脳を使わないわけでもありません。あくまでも主に使う強い脳という位置づけとなります。また、後天的に右脳派の人が左脳を左脳派の人が右脳を比較的多めに使うようになることもあります。

非常に興味深いのは数十秒で右脳と左脳を切り替えて使っている人もいますし、同時に左右の脳を使う人もいます。
これはどちらの腕がその瞬間に優位になっているか?によって、チェックすることが出来ます。

診断をした時に腕組みで左手が上なら右脳派、右手が上なら左脳派と診断できるのですが、実は状況によって、それが逆転することに気付かれているでしょうか?

例えば、絵を描いたりするアーティストの方の多くは右脳派ですので、左手が優位、つまり上になるのですが、論理的な脳を働かせるようなシーン、セミナーで少し難しい話を論理的に理解したいといったシーンにおいては、不思議なことに腕組みが逆に切り替わっていたり右腕が上になることがあるのです。

例えば、理系で左脳派の方が、右脳を働かせる必要があるような人の話に共感しようといったシーンにおいては、腕組みは左腕が上になることがあるのです。

診断の時に「逆になんて、組めない」と思った人でさえです。
(診断がまだな方は90秒でできる脳タイプ診断はこちらから)

脳があなたの脳を自在に操って身体の特徴さえ変えてしまうのです。
この優位な脳が変化する時、左手を頻繁に動かして何かを話していた人が逆の右手を頻繁に動かし始めるといった変化が起きるのです。

右脳と左脳、左手と右手の優位性

分かりやすいケースとしては、何かを人に説明する、例えばプレゼンの時など左手を頻繁に動かしているのは、右脳を使っている時、右手を頻繁に動かしているのは左脳を使っている時と言えます。

これは無意識に起きる行動なのですが、使っている脳と身体への命令に相関が有るのは興味深いことです。
実は人の手の癖にも影響を及ぼします。

女性脳の女性はよく左の手で髪の毛を触ります。これは無意識に触っています。特に少女脳の人はこの傾向が強く、ずっと髪を触っている人もいるくらいです。これだけでも相手の脳タイプを知ることが出来ます。

女性に対して『髪を触ってみてもらえませんか?』と質問すると男性脳と女性脳で仕草が異なります。女性脳の人は左手で単に触るのですが、男性脳の人は右手で髪型を整えるという意味合いを持たせます。これも脳による反応の違いと言えます。

首の傾け方にも違いが有ります。

少女脳の人は、時々、首を左右の方向に傾けることがあります。
特に人に同意するような時、軽く会釈する時、相手の話が分からない時などに左に首を傾けるという仕草をするのに対して、
少年脳の人は、大抵、首を縦方向にうんうんと動かします。また、1回だけでなく何回も動かすという特徴があります。

顔にも変化が起きる人もいらっしゃいます。つまり、表情にその違いが出る人がいらっしゃいます。

また、目の動かし方に変化が起きます。
過去のあるシーンを思い出したり、イメージを膨らませようとする時、上に目線を向ける人がいます。特に右上を見る人が多いのですが、女性脳が強い場合にこのような目線の動きになることが多いです。

こういった目線の動きの特徴が強い人は前髪の分け目が右側になっていることが多いのも興味深いです。目線の動きを妨げたく無いと気付いているのかもしれません。

見た目と脳タイプの関係

右脳派ということは、脳タイプ診断において女性の脳と位置付けているのですが、これは表情の作り方、見え方にも影響を及ぼします。
つまり、右脳を頻繁に使う人は女性っぽい、もしくは女性らしい表情の作り方をされます。優しい雰囲気が出ます。

そして、余談にはなるのですが何故か前髪の分け方の違いで男性っぽさと女性っぽさが変化します。っぽさと表現しているのは、単なる見え方の違いです。

このように分類されるのですが、その分け目によって女性っぽさが強くなるという点と元々の脳タイプが女性の脳であることが一致しているのは不思議です。

女性が左手で右側の髪を触る行為もとても女性らしく見えます。この動きを意図せず自然にするのは女性脳の方がほとんどです。
お父さん脳の人は乱れた髪を整えるということ以外で髪を触ることはありません。

こういったことの違いから、少女脳の女性が髪を長く伸ばしている時期が多いのにもどうやら関係がありそうです。一方、お父さん脳の人はショートカットの人が多いのも髪を触る必要が無いこととも関係があるのでしょうね。

また、男性であっても長髪の人はかなりの割合で少女脳の人であるのも髪を触ることと関係があるのかもしれません。

右脳派・左脳派と学部、職業選択

今の学生さんは自分の脳がどちらのタイプかを見極めた上で学部選びをしているといったことを耳にするようになりました。

自分の特性を進路の検討に用いるというのはとても合理的なものだと思います。人にはやはり得意不得意があるためです。また、やりたい、やりたくないがあるためです。

しかしながら、強みを活かした学問を学ぶ方が良いという考え方も出来ますし、弱みを強化して育てる方が良いという考え方も出来ます。
進路や職業選択において、苦手な面を選ぶことも間違いでは無いと思います。

例えば、左脳派の理系の人しかプログラミングが出来ないわけではないので、右脳派の人がプログラマーの道を選択するということがあっても良いと思います。
左脳派だからといって、左脳派=理系のお仕事と決めるのは問題がありますし、右脳派だからといって、右脳派=文系のお仕事と決めるのも問題があるわけです。

ツールが無い時の簡易チェック

ツールが無い時、知人の脳タイプを判断する簡単な方法を伝授しておきたいと思います。

相手の先天的脳タイプを判断するには、最低3つの質問が必要です。
腕組み、指組み、そして、利き手の3つです。

後天的脳が強くなっている人は全体の10%もいないので、先天的脳タイプが分かれば、おおまかな4分類は確認できるわけです。

ただ、どの組み方が何脳かを覚えるのは少し難しいかもしれません。
とはいえ、自分の脳タイプと3つの質問の回答は分かるはず。
ですので、自分の脳タイプと一緒なのか、何が違うのかで判断するのが最も簡単です。

あなたが少女脳であれば、腕組みは左腕が上、指組みも左指が上のはずですよね?
であれば、あなたと同じ組み方であれば、同じ属性の持ち主だということ。

腕組みは男性脳か女性脳、指組みは大人の脳か子供の脳か?です。
それさえ分かれば、大丈夫ですよね?

腕組みは同じで、指組みは右指が上であれば、女性x大人=お母さん脳
腕組みは右腕が上、指組みは同じであれば、男性x子供=少女脳
どちらも逆であれば、お父さん脳。

そして、利き手を教えてもらって、左利きであれば、組み方を真逆にすれば良いのです。お父さん脳だったら、少女脳。少年脳だったらお母さん脳ということです。

相手が男性であれば、腕組み、指組みを自然にしているケースが多いので、普段の様子をチェックしていれば、相手の脳タイプを知ることが出来ますよ。
もし、その対象が芸能人など動画や静止画でチェックできる人なのであれば、少し時間を掛ければ分かることが多いです。

あなたの”推し”の脳タイプが分かるのは素敵なことではありませんか?
ただし、自撮り画像など、画像が反転している可能性がある点には注意して下さい。そして残念ながら、、ですが、女性はなかなか腕組みをしてくれません。

どちらの腕が頻繁に動いているかでチェックして下さい。
左が良く動くのであれば、左腕が上の女性脳と判断できます。
指組みが不明な場合もあります。ちょっとむずかしいのですが、喋り方で判断することが出来ます。

大人の脳の持ち主であれば、単語や短い言葉の単位で小さな間が入りつつおしゃべりされます。
子供の脳の持ち主は、淀みなくスラスラ文章を話せます。この特徴は特に少年脳の人たちに見られる特徴です。話が止まらないといったこともあるくらいなのです。
どの脳タイプかの判断は難しそうに聞こえるかもしれませんが、比較すれば分かる方もいらっしゃるかと思います。
相手に聞けないとか聞きにくいなど、どうしても、組み方が判明しない場合は試してみて下さい。

色々とテクニックをご紹介しましたが、慣れてくると何となくタイプの分類が自然と出来てきますので、焦らず観察してみて下さいね。

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