我流SuperMerger使用法(SDxL対応)階層マージのすゝめ
はじめに
私なりに階層マージの手法が固まってきたので、忘れる前に手順を残しておきたいと思います。
なお、この記事を読めば、私と同等以上のマージが可能になります。また、私が普段使用しているシートも配布させていただきます。結果として、私の存在意義が限りなく薄くなってしまうため、有料とさせていただきます。
拡散で割引させていただきます。ご協力、よろしくお願いいたします。
核心部分に入るまでは無料公開です。楽しんでいってください。
なお、すごく応援プラン以上のメンバーの方には無料にて公開しています。
ぜひともメンバー加入についてもご検討ください。
この記事の対象
StableDiffusionを動作させる環境が存在し、SuperMergerの拡張機能を入れている(入れる予定)、階層マージにチャレンジしたい方。
SuperMergerをはじめ、たくさんの素晴らしい拡張機能を作っていただいているhako-mikan氏は本当にすごいです。ファンです!ありがとうございます!
シンプルなプロンプトでテストデータを作る
極力シンプルなプロンプトでマージを検証するためのテストデータを作ります。自分が気にする部分が表示できるプロンプトにしましょう。
手の破綻を少なくしたいなら、手が入る構図にするとか。
顔のアップに対応したいなら顔のアップになる構図にするとか。
構図が決まったら、シードも固定してください。
なぜ、シンプルなプロンプトがいいのか?
出来上がったモデルの汎用性が上がります。複雑なプロンプトをテストデータとしてマージした場合、そのプロンプトでの反応は良いが、他のプロンプトではまったく使い物にならないということがよくあります。
極力、普段遣いのプロンプトよりも更に削って最小構成で挑んでください。
※自分しか使用せず、特定のクオリティタグは絶対に使うという場合には、それらを入れておいたほうが使い勝手の良いモデルになります。
マージに使用するモデルを決める
スクリプトのX/Y/Z plotを使用して、どのモデルをマージするかを決めましょう。このとき、完成したモデルを公開する予定があるなら、モデルのライセンスには注意しておきましょう。
そもそもマージしたモデルの公開が許可されていないライセンスや、マージ後のライセンス変更が許可されていないライセンスは制限が厳しいです。
ライセンスについて
これからマージしたものを公開しようとする人は、はせさんのnoteをしっかり読んで下さい。
ここで、モデルのどの要素をマージしたいか、しっかりと思い描いてください。このモデルのポージングと、こっちのモデルのパリッと感を混ぜたいなとか。背景の綺麗さを上げたいなとか。ここでどういうモデルにしたいかを決めないまま進めてしまうと、まず間違いなく迷子になります。
使用するモデルが決まったら、いよいよSuperMergerに挑戦です。
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?