見出し画像

EXPAオフにいってきました/きくりく

こんにちは、きくりくです。
今回は2/10・11に行った名古屋遠征について書きました。オフ会前日入りし友人と遊んだ事は最後にちょこっと書きます。
本編としてはオフ会を振り返ってというものです。では。

~ふぐぽさん(@fgcyc_POE)主催のEXPAオフにいってきました!~

<いざ会場へ>

名古屋駅前の大きなホールにて100人規模のオフ会となると度々オフ会に参加してきた私も緊張。
(みんなと仲良く話せるかな・・・?)
(ふぐぽさんに殴られるんじゃないかな・・・?)
(きょうさんに食べられるんじゃないかな・・・?)

5階の会場へ向かうと真っ先にセル男ときょうさんに出会った。こんな二匹に案内を任せていいのか?EXPAオフの未来が心配である。
心配した通り、私は日本舞踊の会場へ案内を受けた。送り足で無視した。

一通り受付を済ませ、ふぐぽさんに挨拶をしに向かう。なんて紳士的で礼儀正しい方なんだ。さっきの二匹と本当に同じ種族なのか?お土産を手渡し好感度を上げておくっきゃない。

<オフ会 全編>

1人目:紗鳥さん(@str41TCG)


事前に連絡を受けていた自席へ向かうと1人目のお相手である紗鳥さんは既に席につかれていた。バキューンオフにも足を運んでくださっていたが絡む事ができていなかったのでこの機会はとてもありがたかった。
珍しい竜星のプレイマットをお使いで目を引かれた。何故かヘイカンが中央を陣取っており

「ボウテンコウじゃないんですね~」と呟くと 「僕ボウテンコウ大嫌いなんですよ。」と大地雷を踏む。ワイルドなので効かないが。

紗鳥さんの使用デッキはエターナルカオスを軸とした万能融合デッキ。
ドラゴンヌート+星杯を落とすムーブを「ボウシスキーさんムーブ」と仰っておりとても嬉しい気持ちになった。ボウシよ、貴方のギミックは名古屋まで届いているぞ。

私が勝手に「万能融合デッキ」とカテゴライズしているだけだが、実際にデスピアやメイルゥをはじめるとする着地点が多い融合ギミックが多数積まれていた。
ブルーアイズタイラントドラゴンを祭司で蘇生→エターナルカオスをセット→再び祭司を墓地へ、の動きは非常に綺麗に纏められており厄介極まりない搦め手となっていた。
1戦目は力でゴリ押して勝利を手にしたが2戦目は私の固めた盤面を逆に力で押し返され、窮地に陥る。イタチの大暴発でモンスター達が吹き飛ばされ頼りの札はバックの「台貫計量」のみとなってしまった。

LP3000、相手の場にはブルーアイズタイラントと神炎竜ルベリオン。
私は台貫計量を発動し紗鳥さんにこう問いかけた。
「私とデュエルを続行し友人になりたければルベリオンを残しましょう」
紗鳥さんは1秒も迷いなくタイラントを残し私にとどめを刺した。許さんアイツ。

台貫計量にて計られた人間関係の重みはデュエル外に波及するぞ?


2人目:ギガギゴさん(@Gigagigo25)


2人目は隣の卓でデュエルをされているのを事前に知っており絶対に声をかけようと思っていたギガギゴさん。
効く理屈や動画コメント等でたくさん絡んでくださるフォロワーさん。今回のオフ会はそういった交流の伸ばそうと決めていたのだ。

ギガギゴさんは愛知県のデュエリストのようで大阪と比べるとやはり参加し易さが段違いだろう。大阪府内でばかり開催するバキューンを許してくれ。

星導竜アーミライルのプレイマットは私も持っているが、対面してみると少し雰囲気が違って見えた。マシュマックのプレイマットが存在すればギガギゴさんは使ってくれるのだろうか。

ギガギゴさんの使用デッキはスケアクロー+溟界+ヴェルズの混色デッキ。
コカトリウムから始まる流れるような動きであれよあれよと盤面が形作られていく。
思うにスケアクロ―というテーマは拡張性と機能性に優れており、特にライフォビアの厄介さを上手くデッキに組み込むことができれば全体の完成度に艶を出せるのだと感じた。

溟界で手数をさらに増やし守備表示モンスターを稼がれ始めると非常に面倒くさい。
しっかりエースのトライヒハートまで展開を伸ばされ若干困った。
こちらの打点要素が守備でも殴れるマスラOでなければもっと困っていただろう。ヴェルズ・オピオン先出されていたら多分終わっていた。危ない。

2戦目はお互いにデッキを変更。私は新作のピュアリィデッキを使用した。
ギガギゴさんは初手からメリーメイカーにアストラルフォースをかけ「席取-六双丸」をお披露目してきた。何度聞いても効果覚えられないし覚えようとしていない。

ただ、素材が一定数を超えるとえらいことになるのは覚えていたので、血の気が引いた。

(ピュアリィに乗っけられたら即負けなのでは・・・?)

そこからお互いのプライドをかけたダイスロールバトルが始まった。自分の場に回ってきた六双丸をリンク素材にしようとすると

「え?そんな面白くない事していいんですか?」


私は歯を食いしばりアローヘッドを確認することをやめた。

(ちなみにギガギゴさんは六双丸の除去をずっとこの方法で回避してきたらしい。)

最終的にめちゃくちゃ鬱陶しくなってきたのでカオス・アンヘルで除外して勝った。

デュエル後、ホロのパワー・ツール・ドラゴンにサインを依頼される。私は現存しているデッキでパワーツールが出るデッキなど1つもない。
それもこれも焔聖騎士を始めとする手厚い装備魔法サポートのせいである。

3人目:ばぁでぃんさん(@D_eviLFisHBeak)


次の相手を探しにウロチョロしようとしていたところ声をかけていただき「きくりくさんと知らず声かけました」と仰っていた。
実際オーラもなくちっこい私だからこそ気軽に声をかけてくれるのではないだろうか。

プレイマットはシャドール。やはりイラストがずば抜けていいカテゴリである。昔からずっとお好きとのことで使用デッキもシャドールと予想。

そんな妖艶なシャドールと裏腹に使用スリーブは新日本プロレスのイカツイ男。なんなんだ。

プロレスシャドールマンの使用デッキはドラゴン族の絡めたランク4→スプリガンズという展開力が底知れないデッキ。初動だけでも今後の流れが危ぶまれる試合展開に。

スリーブ通り自分だけプロレス展開にするつもりかぁ!?させるかよォ!

ということで「No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク」でダークヴルムとメリーメイカーから落ちたスプリンドを除外したった^^
勝ったった^^

ばぁでぃんさんが優しいから許してくれたものの私だったら許さん。

気を取り直して2戦目。ばぁでぃんさんはデッキチェンジ。

自作されたという裏スリーブ(プロレスのロゴマーク)を披露いただく。
器用だなあ。私は未だにハサミさえきちんと使えないというのに。

ご使用デッキはシャドール混合のカオスギミックデッキ。
宣告者の神巫スタートからノンストップでランク9を組まれ、意気揚々とシャドールへのタッチを決められる。ずるいぞ!やっぱりシャドールフュージョンとんでもねえです。

メレオロジック・アグリゲーターってああやって使うんだなぁ。落としたヌトスを失われた聖域で妨害パーツに還元するん犯罪ですよ。

個人的に表裏一体らへんのコンボを見れずとても残念・・・!カードの処理や確認等とても丁寧に進めていただき、デュエリストの質として非常に高い方。次もお願いしたい。


4人目:ガレリオさん(@garerio_yugioh)


この方も古くから絡みがあるにもかかわらず
対面では全くだったのでとてもうれC。ビタミンC。

もう少し早めにお声かけしたかったが初戦の餅岡と2時間くらい対戦されていたようでバキューン勢に時間をかけすぎてしまい多少申し訳ない。

ニューロンやTwitterで興味が沸くデッキをたくさん組まれている。
最近参考にし続けていた方なのでそもそもお会いできてうれしかったのもありかなり舞い上がっていた。かなりうるさかったハズ。名古屋市民すまん。

沢山話したハズがデュエル内容に記憶のメモリを全て持っていかれ会話の記憶が薄い。

1戦目はスピリット+デュアルコンセプトのカウンター罠デッキ。
ニューロンで予習済であり、考えうるカウンターはかなり警戒していた。はず。

1ターン目、ガレリオさんのターンは1伏せに「ダーク・ヴァルキュリア」という緩やかすぎる開始。これで完全に油断しきった私は、「円盤闘技場セリオンズ・リング」をコストに「サイバネット・マイニング」を発動した。

無くはない手ではある。ドラコネット初動が最も最善でありそこのコストに余念は無かった。

「チェーンします。ヴィクティム・カウンター!」

「は?」

その後両者攻め手を失い、グッダグダの訳わかんねえ試合にもつれ込む。本当にお互い何のデッキ使ってるか分からんレベルで戦っていた。

初手にマジック・スライム引いてガレリオさんが頭抱えてたの覚えている。
最終的に打点が高めのリリーボレアでぶん殴ってた気がする。でも二人でケラケラ笑いながら対戦できたので何も問題ナシ!!

2戦目。お互い暗黙の了解みたいな感じで同じデッキ同士再戦。
今度はスピリット下級魂たちがうまく絡みチアガールのドローエンジンが加速。

決して派手さは無いものの確実にこちらとの枚数差を広げていく。
加えて「聖邪のステンドグラス」によるドロー+ハンデスでテンポを奪われる展開に。
1枚1枚のカードが重く感じられるいいデュエルであった。途中までは。

「セリオンズ・チャージ発動!手札のセリオンズをコストに・・・」
「ヴィクティム・カウンター^^」

「は?」

しかもあろうことかこの人それをトリガーに「ダーク・ボルテニス」を降臨させ私の場を荒れ地にしてきやがった。なんて野郎だ。許さねえ。
1日に2回もヴィクティム・カウンターうたれた。

ここらへんから絶対に負けたくなかったのでとにかくライフを0にしてやろうと頭をフル回転。

ガレリオさんの隙をついて「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」を「薔薇の刻印」でパクり

「反逆の牙、翻せ~^^」

ゲームセット。反逆してやった。リィラップでゴリゴリライフを削っていたのが功を奏した。

最初から最後まで試合をしていて楽しかった。接しやすく話やすい貴重なデュエリストであった。

ガレリオさんの盤面に大体物珍しいカードが並んでいたので見物客も足を止め試合を見守っていてくれたのだが、不思議と私サイドの応援をしてくれる人はおらず、名古屋という地の冷たさを感じる。覚えていろ。

5人目:サロニさん(@saroni_freedom)


こちらも効く理屈で大変お世話になっておりいつかボコボコにしようと思っていた。どうやらあちらもそのつもりだったらしく早めに救急車を呼ぶか迷った。

サロニさんのデッキ名を命名する機会を効く理屈内でいただき、その度に盛り上がる。というのもデッキコンセプトが面白く、沿った名前を考えるだけでリスナーが沸くのだ。

そういった意味ではサロニさんに感謝しかないがそもそも突拍子もないギミックを渡され「デッキ名よろしく~~^^」と放り投げられる私の身にもなってくれ。構わんが。

そんなこんなでサロニさんのデッキは印象深い面もあり、どれがくるかな~と楽しみにしていたのだが・・・。


下劣なデッキ名とコンセプトしやがって・・・。
レシピ通りブロックドラゴンのルートを華麗に進み着々と盤面を固めてきた。
竜星の極みとかいう癖だらけのカードもこの人にかかれば強カードに見えた。グラヴィティ・コントローラーにスクラップ・ワイバーンが吸われたのもかなり痛かったなぁ。

ただこのきくりくにデッキ内容がバレては勝ち目はない。早々にブロックドラゴンにDDクロウを食らわせ機能不全にしてやった。ハハハ。

キッショ!ウッザ!おもんなおもんな」と罵詈雑言を浴びせられた気がするが気のせいだろう。

機能停止させたと思ったのだがカトリンやアダマシアの展開岩石連中のせいでなかなかこのデッキ、終了してくれないのだ。

ドラガイトの除去やチラ見せニビルで私の手を煩わせてくる。キッショ。
カトリンで権利増やして干ばつの結界像だしてくる方がよっぽどキショいんですけど~~~~!!?

お互いに罵り合い煽りあいながら行う通称「ライディング・デュエル」は久々であった。
なんだか昔のメンバーとデュエルしてる気分。いい意味なのかな。
居心地がいいというか、安心するというか。
サロニさんが美少女ならどれほどよかったでしょう。ウェ

これからも構築に効く理屈をよろしくね。

6人目:ササニシキさん(@ochagakari)


普段はTCGbar Oneandさんの方で遊んでいらっしゃるらしく歴戦の兵とお見受け。それとは関係なしにプレイマットがめちゃんこ可愛かったので写真をば~~~。

O T E A G E

関東勢こういった可愛いものとか仕入れるの上手い気がする。
関西は気持ち悪い物とかの方が多いからどんどん気が廃れていく。
女子高生になりたい。

名前の由来を聞いておけばよかった。
恐らくパンダが好む「笹」と錦鯉の「錦」だろう。
つまりパンダと鯉が好きな男性ということだ。間違いない。

こっちか?

ササニシキさんとの試合は記憶に残っているようであまり残っていない。
なぜなら試合の8割がササニシキさんのターンだったからだ。

私は初めて新弾で増えた超重武者を使われた。便利だし強いな~とは知っていたが実際に使われるのは初めてでワクワクしていた。
だがしかし、3分ほどぶん回され最終的な盤面には


なぁんだこいつゥ!!!

訳分かんねえ鳥が場に、彦孔雀・姫孔雀・ヴァレルRドラゴンが手札に!
マ~~~ジで訳わかんねえ。途中展開とかはササニシキさんに聞いてくれよな。モンスターを展開しようものなら彦孔雀が、
魔法罠で構えようものなら姫孔雀がバウンス。ひえ~お手上げですわ~^^

何もなすすべもなくデュエル終了・・・というわけではなく足掻きに足掻き、なんとか捲り返して勝ちました。

ササニシキさん曰く「チャーチと貪欲までたどり着けなかった」とのこと。
オフ会後に私の所まで来ていただいてそう仰っていたので相当悔しかったのだろう。

お優しい人柄と盤面の訳わかんなさのギャップが堪らない。
多分世の女性は顔がいいだけの男なんかじゃなく、ササニシキさんのような大きなギャップを秘めた男性を選ぶべきだ。

この人のTwitterを見ろ。固定ツイートで笑わせられるぞ。今回の一番びっくり賞は間違いなくこの方だった。


7人目:パピヨンさん(@murajunsub)


もうデュエル界隈にいてこの方を知らない方が珍しいだろう。

イヨォ!


豊富な知識・非常に見やすい遊戯王記事・にもかかわらず低姿勢・化けの皮
効く理屈でもお世話になっていたがまさかこんなにビックネームになられるとは。パピヨンさんの奥様もこの方を選ぶなんてお目が高い。Ωはもう安い。

熊本県民!?熊本はもう全滅したはずじゃ・・・?
関西ですら来るのだるそうなのに名古屋まで来られるアクティブっぷりに脱帽。やはりデュエリストは並大抵の体力じゃダメなんだろうね。

実際にパピヨン種も400年以上をかけてゆっくりと小型化してきた犬種なので当然ご本人もそういうことなのです。(?)

挨拶。う~~~ん好印象。う~~ん顔面ポイント高い。負け。なんか、好かれる理由が分かる。裏表の無いイイ男だわん

ただ私はゴミクソ人間なのでこういったハイスペック人間にはデュエルで地獄を見せると決めている。容赦なくライフポイントを0にしてやる。
スクラップ・サーチャーで場を枯らせてやる。

ん゛~~~デュエルも強い゛~~~~^^^^^^

パピヨンさんがパーシアスの神域でバックを頑丈にしながらスプリガンズでアドを稼ぎ着実に勝利への道を築いていかれる様子をぼーっと見ているだけ。

オネストの奇襲もあり非常に自分のターンの思考に時間をかけてしまった。デュエリスト失格だ、いつも応援してくださっているこの方を前に、自分の思考で貴重な時間を奪ってしまっている!なんて奴だ!

自己嫌悪に陥る私に向けパピヨン卿はこう言った・・・。

「ゆっくり考えてください!」

ん゛~~~~55年くらい考えちゃう゛~~~~~^^^^^
ファンクラブ入っちゃうよォ~~~~~!!!!
ドッキンドッキン!!うひょ~~~~!!!

思いっきり勝った。
たくさん考えて最善の策を編み出し対処。
こんな冷静な判断ができるなんて。賢者タイム?

パピヨンさんのデッキの看板であるマスラOを出される前にこちらが盤面を作れていて良かった。非常に嬉しい勝利だ。

だがそんな楽しい時間も束の間、試合が終われば次がある。
出会いがあれば悲しい別れがあるように、パピヨンさんにも都合があるのだ。私一人に貴重な時間を費やすわけにはいかない。
溢れでん汁を我慢しながらその気持ちを押し込めていると・・・

よ~し次やりましょう!!!!

どっひゃ~~~~~!!ボーナスタイムだァ!!ヒャッハー!!マーボーナス!マーボーナス!!麻婆豆腐となすなかにし!!!

お次のデッキは幻魔+戦華+空牙団の永続罠コンセプトデッキ。
見慣れた初動の中でもオリジナリティを織り交ぜ、大きく派手な着地点を用意。と思えば細かい罠のシナジーを集めボード枚数を広げる工夫をされている。

う゛~~~ん。格別。失楽園強いと思ったのうまれて初めて。

幻魔ギミックは後半に腐っていく印象が払拭できずいたが、パピヨンさんのように幻魔本体のいずれか+永続ギミックをしっかり積んでいると目的地が1つ追加で設定される為かき集める為のパ―ツが腐りにくいのだな、と実感。
いいデッキといいデュエルができ満足。

たくさん語りたいことはあるものの異常な長さになりかねないので割愛。
全国のきくりくガールたちが嫉妬しちゃうので。

8人目:うるしさん(@Urushi_duel)


会場にいらっしゃることは知っていたが全然どこにいるか分からず2周くらいした後発見。見つけた時「ミツケタァ・・・」と呟きました。
大阪だったら逮捕されてたかも。

デュエル後の感想会をされていたにも関わらず割り込んで次の予約を行った。ごめんなさい。しかも私のデュエル卓に来てもらう、という暴挙。王か?きくりくのジェネレイド。

その王座が陥落するまでにそう時間はかからなかった。
私はオフ会における「ストレート負け」をマジでめちゃくちゃ久しぶりに食らった。1敗を喫することは先程の「計量失敗野郎」等も含めたくさんあるが、マ~~~ジでボコボコにされた。正直苦笑いするほどに負けた。

お相手うるしさんのデッキは「フウリンカイザー」。
「No.93 希望皇ホープ・カイザー」から出力されるNo.を用いて
「風林火山」を発射するド派手コンボデッキ。このデッキのいいところは
風林火山に特化せず自力で十分に戦えるところだ。

実際に風林火山を決められ私の盤面は関ヶ原よろしく焼け野原になったが
助走無しに風林火山を発射され、手も足も精子も出なかった。
成功率はいかがなものなのだろうか。
展開力+制圧力+スピードも申し分ないように思えた。

後何よりうるしさん本人の魅力がデッキ完成度を引き立てている。
No.モンスター達のフルネーム・攻撃名までをしっかり読み上げられ
世界観を間近に感じられる、そんなデュエルを魅せてくれる。

うるしさんはハートランド学園の生徒だった・・・?

単純にデュエルに負けただけではなくそういったパフォーマンス面も含め「完敗」といえるだろう。

ホープ・カイザーが出るまでの超量ギミックにも余念がない。悩む時間が全然ねえのこの人!
チョチョイって考えてポイポイって解決してきやがる。アルファンでどれを当てられたらこうする、みたいな完璧な流れが頭に入りきっている、
いわゆる「頭の良い人」なのだ。キイーーーーー!!!羨ましい!!!椎茸!

アドリブ決めれてナンボなんで」と言い放たれ愕然とする。

名札にはご自身が好きと仰る「チルット」が書かれていた。絵も書けるんかよ。負けじと私はポケモンSVのライチュウの歩き物真似をした。膝を打った。負け。

/ッシャ!\


★★LAST BOSS★★

9匹目:きょうさん(@kyo_ashita_a)


うるしさんとデュエルをする前に一声かけていただきお待ちいただいていた。あと3分も遅ければ参加者を一人ずつ食っていっていたらしい。なんて邪悪な・・・。

冗談は縦置き、私はこの方とのデュエルを特別楽しみにしていた。セル男をはじめ周囲からの評価がすこぶる高かったのだ。
デュエルだけでなくバキューンステッカーの購入やバキューン決闘への応援は届いており必ずこのオフ内で絡んでおきたいお1人だった。叶ってよかった。

ただどれほどの方だろうと仕事用のPCにステッカーを張り「隠れデュエリストを暴こうとする成人男性」はいかがなものなのだろうか。
加えてバキューン交流会に外れた事をここぞとばかりにアピールしてきた。
当たり前だ。こんな地球外生命体を大阪に飛来させてたまるか。
ここで消し炭にしてやる。デュエル!!

きょうさんの使用デッキは裏側守備コントロール「女神ウルドの裁断」デッキ。ガイド初動から罠素材込みリダンまで展開を広げられる。
そもそもウルドの裁断を使われたこともないし米版使いやがるしテキストも名前もわかんねえ。

「強いですねフリッグ」
「ウルドですね。」

「ワルキューレ・なんてカードでしたっけ?」
「ウルドですね。ワルキューレ入ってないです。」

魔犬オクトロスを混ぜる事でラビュリンスの半裸女王にも触れ、綺麗な盤面に。継承やクローラー・ソゥマへのアプローチがなかったからよかったものの、デュエル中盤で一気にアドバンテージの差が開いていた可能性もあった。

そんな可能性を初ターンで感じたので、序盤にリィラップから大量のライフ差をつけておいた。
リダンも薔薇の刻印で処理しがら空きのボディに打点を与え続けた。
そしてD・クロックンをフル稼働させ最終的にライフ1000の状態できょうさんにターンを回す事に成功。

場にはスプライト・エルフ。メインフェイズの優先権がうつった瞬間に私の勝ち。そんな絶望的な状態でもきょうさんは諦めていなかった。
というか気付いていなかった。
黙々と展開ルートを考えながら墓地・フィールドの情報を確認していた。
きょうさん!ライフ!ライフ!

最後のリィラップが決まった瞬間、きょうさんはきっと心で泣いていた。
鬼の目にも涙。地球外生命体にもそれは同じ。
だってふぐぽさんが「それで最後の試合にしてください」とアナウンスしていたから。

試合決着後、卓にふぐぽさんが来るなり私は口走っていた。

「もう1戦、させてくれませんか。」

ふぐぽさんは快諾してくださり、正真正銘ラストデュエルが始まった。
先攻はきょうさん。1戦目と違い渋い表情。どうやら手札が良くない様子。
20秒ほど考え苦肉の策・・・といった動作でガイドを召喚した。くたばれ。

デュエルは実際とてもいいデュエルをしたと思う。
台貫計量による場の除去をくらいつつも立て直してくるきょうさんの底力を、更にその上から圧倒的パワーで押さえつけるセリオンズ→キャプテンサルガスの猛攻。
勝負が決するかと思われた一手にきょうさんが投じた「現世離レ」は非常に熱かった。海外新規の全員裏を向ける罠も、シンクロ前の盤面にぶっ刺さった。

だがしかし現実は非情なり。
セリオンズの打点とリィラップが確実に蝕んだライフは巻き返せまい。
セリオンズ・イレギュラーが全てを破壊しわずかに残ったライフへスポーアがとどめを刺しデュエル・エンド。われらのEXPAオフは終わったのだ。

<デュエル後~解散~>

きょうさんは残された時間をふんだんに使い私との挨拶に勤しんでくださった。ふぐぽさんをはじめEXPAオフの居心地の良さはこういった運営の方々が育んだものだろう。
参加者一丸となり片付けを行った。
私は「やってるフリ」が得意だが今回はしっかりと片付けを手伝った。

オフ会は終わった後の喪失感がとてつもない。
名古屋勢や遠方遠征勢はオフ会後の打ち上げ?慰め会?があるようで
そそくさと会場を後にされた。
当の私は久しぶりにお会いできたドリルフィールドに少しだけ挨拶を行い
(しないと滅される為)会場から駅へ向かった。

余韻に浸っている時間はない。次は大阪にてバキューン交流会がある。
名古屋のオフは確かに終わったが、ここで得た交友は終わるものではない。
むしろもっと強く確かに結びついていくものだ。
そう私は、名古屋駅に向かう途中屁をこきながら思ったり思わなかったりした。

<スペシャルサンクス>


1.EXPAオフ運営の皆様
この度は非常に楽しい時間をご提供下さり誠にありがとうございました。
本文でも触れておりますが100人もの募集とそれに際する運営は、
そう容易なことではないと存じ上げております。

今回参加者として不都合や不手際などを感じることは一切なく
むしろ皆様の温かい対応に非常に感謝しております。
次回ならびに第100回くらいまでの開催を心待ちにしております。

改めまして皆様、お疲れ様でした。

2.デュエルしてくださった皆様
うるさくてすみません。
対戦して下さってありがとうございました。

3.オフ会前日に私と遊んでくれた仙台勢
ニャッキさん(@i_love_gizinka)
kankanさん(@kankan33477492)
ビーンドゥさん(@bean_yubo)
ありがとうございました。

デュエルも勿論ですが「お嬢様人狼」底なしに意味不明なゲームで
楽しかったです。また一緒に遊びましょう。

~ふぐぽさん主催のEXPAオフにいってきました!~
おしまい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?