死者蘇生使ってる?
デュエリストの皆様、こんにちは。きくりくと申します。バキューン決闘を見てください。
突然ですがミナさん
死者蘇生というカードを最近デッキに入れられましたか?
語るまでもなく有名かつ強力なカードであり、記念すべき原作最初のデュエルにて遊戯がじーちゃんの「青眼の白龍」を奪還したカードですね。
遊戯王といえば死者蘇生。死者蘇生といえば遊戯王。
そんな象徴的なカードになっているのは間違いないでしょう。
お守りとしても最適。
性能としても非常にシンプルでありながら、「採用しない理由がない」ほどの汎用性を誇っていると言っていいものですね。何せ自分相手関係なくモンスター1体を墓地から呼べるんですから。
さてもう1度お聞きしたい。
死者蘇生というカードを最近デッキに入れられましたか?
私は全く入れていないです。
サンダーボルト・ハーピィの羽根箒等、他の制限魔法と比較しても圧倒的に死者蘇生の採用率は低かったです。
なんで~?
理由として大きくあがるのは「1体蘇生+@カードの急増」です。
①サーチが効きテーマ間でアドバンテージになる蘇生カード
例:剛鬼再戦、サイバー・レヴシステム、星遺物を継ぐもの等
②蘇生だけでなく他の恩恵を受けられる蘇生カード
例:復活の福音、ドラゴンメイドのお心づくし、白の鏡等
③複数のモンスターを蘇生するカード
例:剛鬼再戦、蛮族の狂宴LV5等
④色々とよくわかんねえバケモン
例:剛鬼再戦、真竜王の復活、月光香、剛鬼再戦等
再戦どころか4戦も馳せ参じたこのカードは置いておき
「デッキに応じた蘇生カードは死者蘇生よりごまんとある」というのが現在の遊戯王なんですよね。
「祝福の教会 リチューアルチャーチ」を使う際に手軽に打てる強い魔法として死者蘇生を入れる事があった。ただ蘇生したいカードはチャーチが蘇生するし、
デッキに戻る魔法としてもサーチがきく魔法の方が都合が良かった。
「アンクリボー」を利用した蘇生ループを考察した。
死者蘇生ではなくカテゴリカードややはりアクセスの利きやすいカードに手が伸び、案ごと没になった。
私一人だけでも死者蘇生を入れたにも関わらず気が付くと抜けていたエピソードが数多く存在します。
そんな高速化もとい超便利化してしまった現代に追いつけずにいる遊戯王の看板「死者蘇生」をもう1度みなさんに使ってほしい、というのが今回の趣旨でございます。
今でもバリバリ使ってるよ!という方、最高です。そのうち私の飼っていたヤマトヌマエビも蘇生してください。
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死者蘇生がくれるワクワク
実用性はありながらも、現代カードの利便性に見劣りしてしまう死者蘇生ですがこのカードを発動する際のワクワクは他のカードでは味わえません。
アンクリボーや無制限サーチカード等を除き、死者蘇生を予測することはできません。
何の前触れも発動条件もなくモンスターを蘇生出来るのです。
理不尽でありながらも嫉妬に似た感情を相手に植え付けましょう。
「継ぐもの?こっちはどの場所にでも出せますよ^^」
「端っこ^ ^」「真ん中^ ^」「南南西^ ^」
「ドラゴンメイドのお心づくし?メイドしか出せないんすか?^ ^」
「そっちの冥途に行った強そうなドラゴンもらいますね^ ^」
「真竜王の復活?罠w遅いっすね^ ^こっちすぐうてるんで^ ^」
「え?毎ターン?フリーチェーン?サーチ可能?しかも割ったらフィールド破壊? ふ~ん。」
死者蘇生使いたくなってきました?
なんといっても死者蘇生には切り札感があります。
カテゴリ蘇生や条件つき蘇生と違い、いつでもだれでも蘇生可能で、「ここだ!」というタイミングを常に図り続ける必要があります。
展開の流れで発動するようなカードではなく、状況に応じて「追加の1手」「搦め手」「予想外の攻め手」等何にでもなれるんです。
私はこの可能性が無限にあるカードを恐れ、採用出来なかったのかもしれません。
この記事をここまで読んでくださった方は是非友人にデッキ相談をされた際に「ここの枠死者蘇生にしたらどうなる?」という投げかけをしてみてください。
ぶっちゃけどうにもなりません。多分デッキの解決にはなりません。
ですがデュエルシーンの解決にはなるかもしれません。
「俺のデッキにはまだ死者蘇生が眠っている・・・!」
これだけでちょっとデュエルが熱くなる気がしますね。
あとみなさん死者蘇生うつときなんて言いますか?
「死者蘇生を発動!」「死者蘇生だ!!」
「死者蘇生!パパパパーンパパパパーンデンデン!!」
「シシャッセー」
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以上です。
死者蘇生に限らず強いけど必須ではないパーツに再度
光を当ててみてはいかがでしょうか?
それではまた次の記事で。読んでくれてありがとう。
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