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殿二 自治会日誌20

#地方自治を現場から見つめる自治会長の日記です

令和5年8月 7 日 月曜日  天候 ☁️曇り 30.0° 湿度76% 気圧1004.5hPa 風向・東北東2.0m/s 不快指数81
☀️日の出05:00分 日の出18:44分
🌗月齢20.2

 夜半から降っていた☔️雨は止んだ。
 気象庁のデータによると、
 6日から降った降水量は24.5mm、日が変わろうとする24時が最大降水量が17mmを記録し、7日03時には雨が止んだようだ。
 平成31年3月に土砂崩壊した駒越沢A・Bは降水量が40mmに達していた日だったので、降水量は気にしだした。

【土砂崩壊を起こした駒越沢Aの区域図】
※この場所は殿沢というより迎山町で、迎山町自主防災公園が真ん中ほどに位置する。迎山町は殿沢二丁目の隣に位置する自治会だ。
土砂災害は他人事ではない。


 線状降水帯という気象用語も使われ始めたが降水量という具体的で客観的な数値による報道も引き続きして貰いたい。

【降水量のイメージイラスト①】
【降水量のイメージイラスト②】
【降水量のイイメージイラスト③】


 可燃物ゴミ集積所の各所の巡見から週がスタート。8組組長から5月組長会の際に🐦‍⬛カラスによる生ごみ襲撃の被害が報告されてから月曜日・木曜日の際に、巡見しているが🐦‍⬛カラスによる被害はない。

【最初に被害の報告があった8組_ゴミ集積所】
※2023年8月7日AM06:30分の現況。
鈴木元自治会が大変苦労して設置する事ができた8組_ゴミ集積所。殿沢二丁目自治会として最後に設置許可を取り付けられた場所だが🐦‍⬛カラスは場所を選ばず攻撃してくる。

・8組→10組→11組→4組→5組の各所に異変なし。
急傾斜地崩壊対策の取組みの一環として、現場の視察・点検
・10組→見晴橋→11組の各所に異変なし。

【急傾斜地・見晴橋橋脚下】
※2023年8月7日AM06;32分の現況。
橋脚下にひっそりと設置されている急傾斜地を示す🪧看板がある。この看板は伊達や推挙で設置されているわけではない。
危険性が高い事、急傾斜地への造成はもちろん、盛土・切土・伐採・土地改良など全ての土木工事は作業着手の2週間前までに静岡県知事の認可を得なければならない。
40年〜50年安全だからと言うことで、認可逃れは理由にならない。

空家対策としての巡回視認点検
・7組→10組→9組→8組→2組→5組の各空家に異変なし。

【8組_空家の現況】
※2023年8月7日AM06:37分の現況。
生い茂る樹木は近隣住民から苦情の申し出を戴く。境界線近くに植える樹木は考えもので適宜、伐採や🍂落ち葉を清掃できないのなら植えるべきでないし、周囲に迷惑がかからないように目を配らねばいけないと思う。
小職も自宅庭の角地に金木犀を植えて秋には芳香漂う樹木だったが、落ち葉ではなくオレンジ色の小さな花片がものすごく落ちるため、泣く泣く切り落とした。
金木犀には悪いことをしたが仕方がない。


側溝の悪臭対策の巡見
・2組県道沿い側溝→3組→1組の側溝に僅かに濁った廃油の臭いが漂っている。

【県道・港南線2組側溝の現況】
※2023年8月7日AM06;43分の現況。
白濁した廃油がずっと側溝内に沈澱していて、歩道に止まっている🚚軽トラックの先まで厚く沈澱していた。
【グレーチング蓋を開けたところ】
※県道沿いの側溝はこれだけ沈澱したいたとは驚きだが、なぜここまで放置されていたのか?ここまでなるには1年〜2年という年数ではない。
この放置は、コロナ禍だからという言い訳は通用しない。
近隣住民の無関心さ、自治会運営をしていた三役、行政にも責任があると思う。
幸い写真では悪臭が届けらないからいい。映した際には小職は🤮吐き気を催したほどだ。

 日曜日の夕刻に突然、連絡をしてきた住人は側溝の悪臭対策だけでなく、道路の凹みにより雨水が溜まり水溜りになり往生していると、小職に詰問した。この件も市の職員に何度か申し出ているという。
 市の対応が緩慢な事を小職に詰っても何の解決にもならないし、その前に小職に一言、言うべきことがあるのではないかと心の中で叫ぶ。
 清水区でも道路の損傷は毎日、数多来電するだろう。殿二だけに対応しているわけではない。

【静岡市が採用した画期的なシステム・『LINE 道路損傷システム』の対応状況』】
※令和4年6月27日から運用が始まったLINEによる道路の損傷を写メでしに送信し報告をして、道路の補修工事に着手すると言う便利アプリを始めている。
市に記録が残っている状況を一覧にまとめてみた。
令和5年10月1日〜令和6年4月30日までの半年間(213日間)での通報件数は750件。
LINEは土日・深夜を問わず通報できるので、1日平均3.5件が市に寄せられる。
しかし対応できる市の職員には土日深夜早朝には対応できない。

 普段、自治会活動の参加も疎かにし、近隣住民とも良好な関係を保てない人が市の対応や自治会幹部の取扱いを詰るとは如何なものか?

【静岡市が運用を始めた、LINE 道路損傷通報システム】

令和 5年 8月 8日 火曜日 天候☀️晴れ 気温30.7° 湿度63% 気圧1006.3hPa 風向・東北東3.0m/s 不快指数80
☀️日の出05:01分 日の入18:43分
🌗月齢21.2 下弦の月

 二十四節気の「立秋」、☀️太陽黄経135°、曆の上では秋になった。
 帰宅して、自治会会報である「殿二自治会報」33号と35号を両面コピーして、組長会配布資料に加える。

【「殿二自治会報」33号】
※2組住民から申出があった県道沿い側溝の点検と清掃の要請に資料を作成して登庁したことを記載。
この自治会報を配信したり、組長会で配布しても、住民からは感謝の連絡やお礼の言葉も無い。
【「殿二自治会報」35号】
※地域デザインカレッジに参加し、課題解決に向けたフローチャートには、急傾斜地崩壊対策と空家放置対策を記載して、SNSや組長会で配布した資料に加えた。



令和 5年 8月 9日 水曜日 天候☔️雨 日積算降水量34.5mm 気温26.5° 湿度97% 気圧1009.8hPa 風向・北東3.0m/s 不快指数78
☀️日の出05:01分 日の入18:42分
🌗月齢22.2

 ☔️日積降水量に敏感になった。やはり目安は40mmの降水量だ。駒越生涯学習交流館が避難所として開設する場合に備えて、交流館 館長や高野連合地区防災会長とも連絡を取り合う。
令和 5年 8月10日 木曜日 天候 ☀️晴れ 気温31.0° 湿度65% 気圧1011.0hPa 風向・東北東4.0m/s 不快指数81
☀️日の出05:02分 日の入18:41分
🌘月齢23.2
 
 毎週、木曜日は可燃物ゴミ集積所の巡見から朝が始まる。
 本日は🫙ビン🥫缶ペットボトル回収事業の日とも重なる。
 カラスの繁殖時期は6月と聞いている。この時期のカラスは殺気立っているというので要注意だが、時期が過ぎたことと暑さも手伝って、カラスの動きも鈍い。
 カラスの被害を減らすには生態を勉強することだ。
 色のRGBの三色に紫外線の識別が出来るというから、生ごみは新聞紙に包んで市の指定ゴミ袋に入れて、ゴミを廃棄することだ。
・8組→10組→11組→4組→5組の各所の集積所ではカラスによる被害なし。

【4組_ごみ集積所の現況】
※2023年8月10日AM07:06分の現況。前日にゴミを廃棄する人が止まない。この場所はゴミを廃棄する人も多いのだから、私一人がいいだろうと軽率に廃棄すると、多くの世帯に伝播することになる。
【10組_🫙ビン🥫缶ペットボトル回収事業所】
2023年8月10日AM06:58分の現況。この場所は可燃物ゴミ回収は殿沢2丁目の専用となっているが、古紙雑がみ回収と🫙ビン🥫カンペットボトル回収は殿沢1丁目との共同集積所であるため、現場での諍いトラブルに発展することもある。
【静岡市に請求しMailで届いた殿沢2丁目自治会の回収量】
※🍺を瓶で飲む方が激減している。小職が学生時代はビール瓶を酒屋に持って行くと1本10円で交換してくれたものだ。

 🫙ビン缶当番だった5組 組長と自治副会長に労いの挨拶。
 AM09:10分 地区運動会で殿二の仮設テントも出すことになり、自主防災倉庫に格納してあるテントを確認しに向かう。

 夏休み中ということもありこの際、自治会が保有する自主防災倉庫の備蓄品を点検することにした。あまりに備蓄品が少ないことに驚いた。
 確かに、殿沢2丁目自治会は40年〜50年もの間、安全に暮らしてこれた。だが有事・発災したらこの自治会はたちまち大騒ぎになるだろう。
 発災して防災倉庫に来てみたら、非常時に使用できる備蓄品が圧倒的に少ないからだ。
 繰越金を災害予備費に積み増しするだけでは、いざという時に役に立たない。組長会で備蓄品の購入を議論せねばならないと自覚した。
 そのためにも防災倉庫の備蓄品の品目、数量、使用期限、保存期限などを項目別に再度、点検することにした。お陰で、夏休みはこの点検で全滅だ🥲

【見晴橋橋脚下の自主防災倉庫】
※自治会幹部になって初めて防災倉庫の中を点検したが備蓄品の少なさに愕然とした。
これでは発災した際に役立つ防災資機材は少ないだろう。
🪫乾電池使用期限が過ぎ、非常食も保存期限が迫っている。
【自主防災倉庫の中】
※炊き出し用の釜もあったがここ十数年、使用された形跡はない。
やはり炊き出し訓練を通して、手順や使用方法をマスターしておく必要があろう。

 AM11:40分 清水テルサ開催のイベント「プロに学ぶ清掃のコツ🧹」の開催ビラをSNSに投稿、配信。気づけば、駒越地区連合自治会のイベント広報担当を任命されていたので、清水テルサ、駒越生涯学習交流館で開催されるイベントを宣伝している。

【「プロに学ぶ清掃のコツ」】
※なかなか今更聞けない清掃のコツを学び、効率よく清掃したいものだ。


令和 5年 8月11日 金曜日 天候 ☀️晴れ 気温 31.1° 湿度56% 気圧1006.3hPa 風向・東4.0m/s 不快指数80
☀️日の出05:03分 日の入18:40分
🌘月齢24.2

 特になし。

 🎌山の日。祝日だが馴染みが薄い。最近できた8月の休日だからだろうか?
令和 5年 8月12日 土曜日 天候 ☀️晴れ 気温30.4° 湿度67% 気圧1002.9hPa 風向・東2.0m/s 不快指数80
☀️日の出05:04分 日の入18:39分
🌘月齢25.2

 御巣鷹山に、羽田発大阪行きJAL123便墜落事故から38年が経った。
 お亡くなりになった方々に心よりご冥福を祈る
 🙏🏻合掌。
 あの日も蒸し暑い夏の日で、私は卒業論文の執筆中で、筆が中々進まず気晴らし下宿のテレビにスイッチを入れたら、夕方のNHKニュースを遮ってアナウンサーが緊急のニュースとして、相模湾上空でJAL123便が行方不明になったと第一報を伝えた。
  「どんな小さな情報でもいいので、JAL123便の様子を見かけた方は最寄りの警察かNHKまで連絡下さい」
 とトーンを高めに報道していたことを思い出す。
 下宿先は神奈川県秦野市矢名、鳥居松荘、県立秦野高校正面口前。
 相模湾上空といえばこの真上だと思い、下宿の部屋を出て空を見上げた。

【事故機のJAL123便】
※阪神タイガースの球団オーナーも乗り合わせ、被災なされた。お悔やみ申し上げます🙏🏻


 矢名の上空を見上げたのは私だけでなく、高校からの友人・野村くんと大木くんも既に見上げていた。
 でも、もうその頃は群馬県上空でダッチロールをしていた頃だった‥‥。

 毎月第二土曜日は古紙・雑がみ回収事業の日だ。
 自治会活動での古紙・雑がみ回収量が減って来ている。このことは市から交付される古紙雑がみ回収活動奨励金の減額に繋がっている。
 組長会で指摘しなければならないと愚考している。

【4組_古紙雑がみ回収事業の現況】
※AM06:56分。この後少量の新聞紙が搬出された程度で、体勢に影響はない。自治会での集約数が少ないことは下表でご覧の通り。
【殿沢2丁目自治会 古紙雑がみ資源回収活動奨励金の推移】
※令和2年度1期から低落傾向に歯止めがかからない。自治会として広報活動に力を入れ教宣活動に注力するか、抜本的なテコ入れをしなければならないのか。

 地域デザインカレッジで課題解決に向けた取組みに加えたため、この日も急傾斜地の法面を巡見する。下の写真は、10組の古紙雑がみ回収集積所たまが、日本平パークウェイ見晴橋橋脚の下で、左側の斜面が急傾斜地に指定されている特別警戒区域だ。

【殿二・古紙雑がみ回収集積所】

 PM07:00〜駒越生涯学習交流館にて、駒越地区連合自治会 常任委員会開催。連合自治会とは、単位自治会12組織の集合体で駒越地区全域を統括する。
 この会合に交流館・館長、駒越地区選出の堀 努市議会議員が出席して戴く。
 8月の連合自治会で再び、地区運動会の運営が変更された。具体的には、7月までの連合自治会ではコロナ禍明けもあり、運動会の催しは午前中で終了と決まったはずなのに再び、午後まで開催し種目を増やすとのこと。
 小職は連合体育委員会 会長に異論を提議した。
1. 午後まで開催するには自治会で弁当やお茶を出せねばならず、費用負担より食中毒の心配や食物アレルギーに配慮し弁当の品目を吟味せねばならず、自治会役員の負担が大きいこと
2. そもそも午前中の演目でさえ参加人数・競技人数を確保することが困難なところに来て、午後の競技種目ともなると午前中のメンバーが重ねて参加せねばならないこと
3. 運営しなけれればならない委員や役員の負荷が重く高齢化する役員の代わりに若手が幾重にも負担せねばならず、来期以降の参加に大きく影響すること
4. 運動会の運営方針が連合自治会で決まっていたものをなぜ、何の相談もなく勝手に変更になっているのか?連合自治会の意思決定はそんなに軽いものなのか?

 今まではっきりと明言する自治会長が少なかったのか?小職が生意気に映ったのかもしれない。連合体育委員長は目をパチクリなさっていた。
 小職は十数年前、地区の体育委員をさせられた。そのときは地区の🥎ソフトボール大会出場するためにチームメンバーを揃えるのに難儀した経験がある。
 あんな経験は二度とゴメンだ。
 〝百害あって一利なし〟とはまさにあの役目のことを言う。自身が大変な思いをした🥎ソフトボール大会や地区運動会など、開催したところで地域の団結力など生まれないことを実感している。
 十数年経って、あの時の🥎地区ソフトボールチームで一丸となって、自治会の催し物に参加し成果を生んだことがないからだ。
 運動会開催やソフトーボール大会で地域の一体感や連帯感の醸成など、運営委員上層部の幻想に過ぎない。
 帰宅後、連合自治会 常任委員会の議事録を兼ねた「殿二自治会報」36号を作成し、SNSに投稿・配信した。

【「殿二自治会報」36号】
※連合自治会 常任委員会の議事録も兼ねた自治会報。相変わらず評判の悪い自治会報だがめげずに発行・配信している。
なぜか?町内よりよその方からの評価が上がっていきていることは唯一の救いだ。
  1. 災害時協力井戸登録事業について

  2. 同報無線更新工事について

  3. 2024静岡マラソン開催の件

  4. 住宅防火訪問について

  5. 本年度の地籍調査について

  6. 住宅・土地調査について

  7. 第74回 港まつり花火大会 協賛金について

  8. 9月21日より秋の交通安全県民運動開催について

  9. 自治会長アンケートの件

  10. 駒越小学校の校庭で外来種セアカゴケグモが発見されたことについて

【特定外来種セアカゴケグモ】
※体長1.0〜2.0cmほどのクモだが直接触ると、腫れたり発熱、🤮嘔吐を発症する。大変危険な昆虫の一種。

 が連合自治会 常任委員会で連携された。
 とりわけ、夏休みに入った児童が校庭で触ったり素手で捕まえないよう注意喚起が必要で、今後しばらくの間、自治会報にも掲載していく。
令和 5年 8月13日 日曜日 天候☀️晴れ 気温33.0° 湿度56% 気圧1001.9hPa 風向・東北東4.0m/s 不快指数83
☀️日の出05:04分 日の入18:38分
🌘月齢26.2

 午前9時には気温は既に33°に達していて、空気は澱んだようにムッとしている🥵そんな中、自治会報36号を配信して安堵する間もなく、自治会の掲示板の刷新に出向く。

【自治会掲示板の刷新】
※自治会・町内での関心も低く何が貼ってあるか?も知らない方が多い掲示板だが、市から大量に送られてくる告知ポスターから選んで貼る。
貼ってあるポスターは自治会長に一任されているので、自治会・町内で〝色〟が出る。
殿沢2丁目では、少年・少女草サッカー大会と三保で開催される「薪能」だ。

 行政文書と「静岡気分」と共に同封されてくる告知用ポスターは貼り切れないほどやってくる。しかも、タテ型ヨコ型、サイズもA1、A2などバラバラなので、どうしても掲示板のデッドスペースが現れる。
  ご覧の通りだ。センスのない貼り方は小職に広報の知識が不足していることもあるが、これでも貼り切れなかったポスターは4枚あった。そのポスターは貼らずじまいで、勿体無い。
 こういう場面でもデジタルアーカイブ化して、催し物の広報や伝達方法を研究した方が良いと思う。 
 静岡市は広報誌「静岡気分」は、デジタル配信も始めている。

【静岡市のLINEから】
※好むと好まざるに関わらず、DX化の流れは止められない。行政も自治会も時流に乗っていかねばならない。

 自治会のDX化をどのように浸透させていくか?新たな課題が浮き彫りになっている。

殿二自治会報20 終わり21へ。  つづく


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