【企業向けイベント担当者向け】出展から売上に繋げるまでに大切なこと3つ

①イベントはなぜ時期が重なるのか?

4月から6月と9月から11月にかけて、ビッグサイトや幕張メッセなどで大きな企業出展のイベントが行われます。それには意味があるのです。

上期(4月から6月のこと)は、2つの理由があります。

1つめは、3月決算の企業は4月から新しい期が始まります。新しい予算と目標の中で、達成するために必要なサービスやツールを担当者は模索します。

2つめは、組織改編や人事異動で新たな担当者や責任者が生まれ、彼らは自分の価値を見出すためにも新しいツールやサービスを模索します。

下期(9月から11月のこと)も2つの理由があります。

1つめは、来期の予算取りをするために必要なサービスやツールを探します。

2つめは、今期の残り予算の消化や今期の目標達成をするために必要なサービスやツールを探します。

②来場者が下げる名札を見極める

このように書くと、「そりゃ、経営者や部長、VIPの名札の方がターゲットでしょ」と思うのがセオリーだと思いますが、そのまま受け止めてはいけない時もあります。

私も経営者や部長、VIPの名札を下げて行った事が何回もありますが、とにかくみんな目の色を変えて寄ってきます。自分が見たいブースをじっくり見れないというデメリットがあるのです。

本当にじっくりとブースやサービスの説明を聞きたい人は、あえて役職なしの名刺を作って行くのです。
そうすると、ブースの担当者はあまり寄ってくる事なく、じっくりと見ることができるのです。

何が言いたいかというと、ブースに来る方の名札で見極めず、隠れたキーマンもいるのできちんと名刺交換して後日のアポイントに繋げようということです。


③イベント後のフォローが一番大事

イベント後に一斉にお礼メールや杓子定規なテレアポによりアプローチするというのが一般的でしょう。

ただ、よく考えてみてください。イベントには200社近い企業がいて、その企業が一斉にフォローをするのです。担当者には翌週、凄い数のメールや電話がかかってきます。しかも、同じような内容で。

これではその後に繋がる確率が大きく下がります。

ここは頭をひねって考えるところです。
特にマーケティング部門、インサイドセールス部門などセールス部門でない部門がその役割を担っている、もしくはお礼メールとサンキューコールを外注している企業は特によく考えねばなりません。

名刺集めて、メール送って電話することが目標でなく、ここから売上を上げることが目標ですから。


これらを事前に抑えて置くことが大切です。

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