【簡易ルール】ULTIA(ウルティア)

ゲームマーケット2021春に頒布されたトリックテイキング、ULTIAのルールを自分で読み下した個人的メモです。トリテ語で書いてる箇所も多いので、わかる方はご参考までにどうぞ。
元ネタであるウルティは未プレイなので、どの辺が異なっているかはちゃんとわかってないです。


【プレイ人数】3人
【目的】100点先取
【カード構成】32枚(4スート、1~8)

【ざっくりルール】
1.ビッド
・手札は10枚。ディーラーだけ12枚。
・切り札あり、ビッド式(ビッド表別添)
 切り札スートはデクレアラーが決定
 (1トリック目の前/ビッドによってはビッド中に宣言することも)
・ディーラーからビッド(必須)。同時に不要カードを2枚伏せて捨てる。
・次プレイヤーはビッドのレイズまたは(ハード)パス。
 レイズするときは場の2枚をいったん手札に加える。
 拾った2枚を見てからレイズの内容を決めて、最後に2枚伏せて捨てる。
・全員パスしたらデクレアラーが確定。1トリック目開始前に
  1)切り札の決定(ビッド時に未定なら)
  2)手札の公開(ビッドの要件に含まれるなら)
 を行わなくてはならない。

2.プレイ
・リード以外がカードを出すときの優先順位は以下の通り。
 1)マストフォロー
  可能な限り、場のカード全てのランクを上回るように出す
  (無理なら普通にフォローする)
 2) 1)が無理ならマストラフ(切り札をプレイ)
  切り札が出ているなら、可能な限りそれらのランクを上回るように出す
  (無理なら普通に切り札を出す)
 3)ディスカード
・勝敗判定は通常のマストフォロー切り札ありのトリテ。
 トリックを取ったら次のリードになる。手札がなくなるまで続ける。

・コントラ
 各プレイヤーは指定のタイミングでコントラ宣言(ビッドの得点を2倍にする)ができる。2人宣言で4倍、3人宣言で8倍になる。
  デクレアラー:1トリック目のカードプレイ時
  ディフェンダー(2人とも):2トリック目のカードプレイ時

3.得点計算
 ビッド成功時:デクレアラーが(ビッド点)×(コントラ)点を得る
 ビッド失敗時:ディフェンダーが(ビッド点)×(コントラ)×0.5点をそれぞれ得る

 100点になったプレイヤーが勝ち。

・ウルティ
 10トリック目に、1のカードでトリックを取る。他の要件を達成していてもこれを逃すとビッド失敗。
 注:元のウルティは切り札の1(に相当するカード)で勝つ必要があるが、ULTIAは切り札以外で勝っても(たぶん)許される。


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