P1Sのフィラメントが詰まったよ!
先日、ジグを作ってた時の事、
びみょーに寸法足らずだったので、微調整して印刷しなおしてたんです。
途中で微調整したはずのデータが正しく保存されていないことに気づいたので、印刷をキャンセルして印刷しなおしたんです。
これがまずかった。
印刷をキャンセルすると、途中まで印刷した印刷物を撤去しないといけません。これを忘れて再印刷してたんです。
物凄い音を出しながら、キャンセルした印刷物を乗り越えて次の印刷をやってたようです。
再度、キャンセルしてちゃんと剥がしてから印刷しなおしました。
これが更にまずかった。
以前のプリンターならもうちょっと慎重に操作してたんですが、Bambu Lab のプリンターはとても優秀で失敗が少ない。ぽちっと押して買い物に出かけてしまいました。
買い物から戻ってきたら、まだ動作中でしたが金色の糸状のものしか出てません。原因はよくわからないけど、ノズルが詰まったような挙動です。
経験上、ノズル交換しないと直らない雰囲気。いっちょ分解しますか~。
うぉ、なんじゃこりゃ。さっぱりわからん。精密すぎー!
ここまで分解してもまだ、詰まったフィラメントは抜けない。
あ、なんか詰まっとる。
直径1.75mm の丸穴しか通らないのに、こんなダマが詰まってた。
画像の1マスは 1cm です。
清掃して元にもどしたが、フィラメントアンロードでエラーがでる。
the cutter is stuck please make sure cutter handle is out
Bambuのサイトはとても親切というか、情報豊富です。
このエラーの解説もちゃんと書いてありました。
黄色いところにカッターの刃がついてるんです。
ガントリーそのものが左端に行くと、左側のレバーが押し込まれて、カッターがフィラメントをカットしてくれます。
知らなかったよ!
このレバーはなんじゃろかと思いつつも気にせず使ってました。
でも、この機能はいつ使うんでしょう。今までのプリンターにはついてませんでした。ホットエンドが熱ければ引っこ抜けるからいらないんです。
で、なんだかよくわからないけど、このレバーが引っ込んだままであると判断して、レバーを戻してくれ!と言ってるらしい。
一度分解して、組みなおすと直りました。
ただの接触不良だったみたい。センサーの誤検知です。
その後、無事に印刷できるようになりました。
結局のところ、ノズルの詰まりではありませんでした。
エクストルーダー内でのフィラメント変形で上にも下にも出ていかないという状態でした。
なんで、そうなったかというと・・・。
スライサーの画面では3番のリールを指定してるのに、なぜか印刷時には再度リールを指定しなくてはならないんです。
多分、そのときに初期値のまま印刷しちゃったせいじゃないかなぁ。
不具合とは言わないけど、制御不足かもね。
このあたりは、まだまだよくわからぬまま使ってます。
正しい使い方がきっとあるんだと思います。
おれのプリンターではこうなってます。
ちゃんと設定すれば、こんな風に表示されるはず。
もうちょっと、しっかり設定して使わないといけませんなぁ。
何にしても、無事に直ってよかった。
なにしろ17万円ですよ!もっと頑張ってもらわないとね!
分解してみて思ったのですが、ものすごく整備性がよいです。
作った人、かしこい!
電ドラボールやドライバー型の6角レンチがあると便利です。
おっさんはこれらを使っています。
おしまい。
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