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Bambu Lab P1Sを試す

届いてから1週間がたちますが、ほとんど使ってないんです。
部屋の断熱対策や設置場所の片付けをやってて手がつきません。
とりあえず、置き場ができたので動作確認を兼ねて印刷してみよう。

まずはBenchy

まずは、付属してるBenchy を印刷してみた。
スライス済みのgcodeファイルなので設定はよくわかりません。

こりゃすごいな。もう既に、ぼよん史上最高品質です。
時間は25分ぐらいって書いてあった気がするけど忘れました。
積層ラインがカクカクしてますね。
言い換えると、カクカクするほど高精細ってことです。

スライサーは Bambu Studio

次に、手持ちのSTLをスライスしてみよう。

PrusaSlicer に似てる気がします。(あんまり使ったことないので定かではない)
少なくともCura系ではないな。
印刷幅が 0.42mm だし、Arachneを使うと遅くなるから。
デフォルトの速度は 200mm/s でした。上限が500だからかなり控えめ。
以前の機種では 120mm/s を超えると荒れていたので十分速い。

スライス後のイメージはなかなかの高精細。

印刷するとカメラで見れる~。

造形面はこちら。すごいね。
まだ、なにも設定いじってないのにぃ~。

すばらしい

いやぁ、便利になりました。
これでお値段11万円とはすばらしい。
昨今の為替変動がなかったら9万円ぐらいで買えるんだろうか。

とりあえず、フィラメント設定は要チェック

単純に速度だけ上げても速くなりません。

フィラメントの設定値を見ると、最大体積速度ってのがあった。
翻訳あってんのかな。Flow Rate と同じだと思う。
この数値が低いと速度を上げても頭打ちになってしまうようです。

Generic PLA Silk の初期値

ドラキーを印刷

ドラキーを 300mm/s で印刷する。
最大体積速度は30 mm2/s にしました。

あれ~、Topは300mm/s だけど壁面は125mm/s ぐらいです。

どこかに最大速度を制限する設定項目がありそうだなぁ。
よくわからん。

とりあえず、印刷しよう。

印刷温度は210℃に設定したのですが、
ノズル温度が 250℃まで上がり、その後、190℃に下がった。
次にノズルのクリーニングが始まった。
このときは140℃になった。

そして、ベッドレベリング開始。手間いらずです。
これは印刷指示の画面で省く指定もできる。
1日1回はやったほうがいいと思うんだけどな。
以前のプリンターでは、初回と2回目以降でZ方向に0.4mmぐらいのずれが生じていました。
周辺温度が上がると、フレームの長さが変わるんじゃないかと思ってます。知らんけど。CoreXYは ベッドが上から始まるので、伸縮の影響がでやすいと思います。周辺温度が一定ならよいのかもしれません。


印刷が終わるとスマホに通知が届く。よくできてるなぁ。
おれがKlipperで散々頑張ったけど、IFTTTの不具合で動かなくなった。

はい!ドラキー!
もっと積層をさげるべきでした。
これは0.28mm です。せめて0.2にしないと。


プリンターの背後には 排泄物が・・・。

なるほどなぁ。そういう仕組みなんですね。


シルク素材のこつが書いてあった

スライサーを操作してたら、PLA Silk のセッティングとその説明を見つけました。

Printing with silk filaments | Bambu Lab Wiki

Silk素材を印刷するときは、表面の印刷速度を落さないといけないんだって!

これだけ光沢に違いがでるらしい。

左:150mm/s 右:30mm/s

知らなかった・・・。
最上面の Ironing で違いがでるのは知ってました。Ironingすると金属光沢がなくなります。
だから、しゃしゃ~っと印刷しないといけないと思ってました。
この画像はおれの経験とは逆のような気がする。
後日、自分自身で試してみたいと思います。


学びが多い

とりあえずでもこんだけ印刷できちゃうのですが、
ちゃんと特性を理解して使っていきたい。
きっと、もっともっときれいに高速に動作できるようになるはず。

他の材料も試さないとねぇ。
CuraのArachneも使いたい。
年末年始にハマろう!

2024-06-24 追記

半年が経ちました。
手間がかからず高品質でとても快適なプリンターです。
AMSを追加したら更に快適になりました。
もうAMSなしには戻れませぬ。
単色印刷でもフィラメントの管理が楽なので便利でっす!

これから買う人はAMSつきにしましょー!

多色印刷で遊ぼう




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