私の知った食事中のマナーの一覧

今までの私の短い人生で学んだ食事中のマナーを備忘録としてまとめる。参考にしてほしい。今回は特に和食の際のマナーを記載しようと思う。洋食や中華その他は別の機会に書く予定である。

・刺し箸等、言うまでもない箸のマナーは省略

・「拝み箸」といい、(特に「いただきます」の際に)両手の親指で机と平行になるように手で箸を挟み、拝むようにすることは当然マナー違反だが、逆に机と垂直になるように手で箸を挟んで「いただきます」をすることは推奨されている。「拝み箸」の欠点は箸が隣の人に向くことによって「指し箸」が誘発するからであって、箸の先が地面を向いて「指し箸」をすることには問題がない。一方で箸の先が天を向けて拝み箸をすることはお天道様に失礼であるため行ってはならない。

・和食、特に定食を食べる際、味噌汁から飲むということは当然のマナーだが、味噌汁を「飲む」とあるように最初に箸を入れて具を食べるのはマナー違反である。最初は箸を置いて味噌汁を飲まなくてはならない。

・漬物は飯物を食べ終わってから食べなければならない。漬物をおかずとして飯物を食べることは温かい他のおかずや飯物を作った人に失礼である。

・釜飯等、自分で飯物を盛る場合は2口で食べれる量、基本的には茶碗の5割を意識すると良い。温かい一口目とそのまま美味しく食べれる二口目だけを注ぐことで最も美味しく食べることができる。

・天ぷらを食べる際に塩をつける際は、盛られた塩を天ぷらにかけなければならない。天ぷらを箸でつまみ塩につけるように食べることは効率が悪い。

・丼ものを食べる際、鰻重ならタレ、海鮮丼なら醤油を最初にかけてはならない。一口目は何もかけずに食べなければ失礼である。

・蕎麦を食べる際、麺を食べ終わってから蕎麦湯を用いためんつゆに加えて飲むことは当然だが、飲み干した後に蕎麦湯だけをそば猪口に注いで飲まなくてはならない。蕎麦湯本来の味を楽しむことも必要だ。

・焼き魚を食べる際は皮を剥がし、皮から食べなければならない。皮から食べることで内部からではなく外部から「命をいただく」ことを表すことができる。

・貝類(特にあさりやしじみ等)を用いた味噌汁では、先に汁を飲み干して後で具を食べることは意地汚く見え行儀が悪い。汁を飲み干す前に貝類の具はほとんどまたは全て食べる必要がある。

・お残しは良くない。

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