その83

・先日、THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD 2023 (以下「MOIW」または「MOIW2023」)に参加した。本ライブは現在5ブランド+αあるアイドルマスターというコンテンツが一堂に会しコラボシャッフルなんでもありのライブである。久々に声出しの解禁されたライブへの現地参加ということもあり、かなり楽しめた。ライブの楽しかったところなどを羅列しても何も面白くないと思うので長くは語らないが、ハイファイ☆デイズや太陽キッスのコール、シンデレラガールズでのFairytaleじゃいられない、M@STERPIECEの合唱が良かった。「アイマス最高!」と結構本気で思った。

・一方で、個人的に見過ごせない曲もあった。水瀬伊織、神谷奈緒、白石紬、樋口円香による『ラ❤︎ブ❤︎リ』である。本曲はもともと三浦あずさのソロ曲だが、今回の4人の選出理由が「各ブランドの『ツンデレキャラ』」ではないかと噂されており、さらに途中の語りパートでの「だって私はあなたの運命の人」を樋口円香が歌ったことについてである。なんというか、私はシャニマスキャラは基本的にPドルを認めていないため、少し複雑な気持ちになった。

・公式は解釈次第という考え方もあるが、二次創作では樋口円香のPラブは非常によくある話である。まあもともと、アイドルマスター というコンテンツを美少女との恋愛シミュレーションゲームと考えるならば、全くもってそちらの方が自然であろう。

・作中でも「プロデューサー」とアイドルから呼ばれることが多いが、アイドルマスターはジャンルとしては「アイドルプロデュースゲーム」に該当することが多い。私は、アイドルとプロデューサーまたはマネージャーという職業は、現実においては、互いに最も恋愛をしてはいけない相手であると考えている。もちろん、その観点を利用した「禁じられた恋」的な考え方を導入することもあるが、多くはそうではない。これは全くもって個人的な考えなのだが、アイドルマスターは「信頼関係を築く」コンテンツであって「恋愛感情を築く」コンテンツではない。これと全く同様のことは例えばきらら系漫画における百合などでも思っており、「互いを信頼している」ということから百合とするのはただのカプ廚であり、その2人でのいちゃらぶが見たいだけで、キャラ愛だとかリスペクトというものが存在しないのではないだろうか。

・逆に、恋愛コンテンツですよ、と明記しているようなものなら全く問題はないと感じている。百合姫に載っているような百合漫画は別に嫌いではないし、エロゲ、ギャルゲーは好感が持てる。

・つまり何が言いたいかというと、公式から「あんまり恋愛感情じゃないよね」という描写が再三されてるキャラに恋愛させることは公式へのリスペクトのない独りよがりなものであるのではないか、と思う。多様性は尊重すべきだからやめろとは思わないが。私とソリが合わないだけで。

・好きな音楽の話
花盛りWeekend(アイドルマスターミリオンライブ!)
今回のライブのための予習で初めてまともに聞いたが、かなり良かった。ミリオン内で人気であることも頷ける。
AメロBメロサビともにノリやすく、適所でのコールも楽しい。個人的には、Aメロが好きである。
歌詞自体は「仕事は退屈だけど、花の金曜日には遊ぶンゴねぇ」と歌い続けるだけなので、たいして耳を傾ける必要もない。

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