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たのしそうなお池とは?

初めまして、勝手にユニットBOYCOTTという団体です。
これから本番までにボソボソと記事などをこさえていこうと思います。


【たのしそうなお池とは?】

みなさん、神様って信じてますか?

先に断っておくと、別に今作は布教を目的とした宗教的な活動作品ではなく、教訓めいた説法を説きたいものではありません。

神を辞書で調べると「人間を超えた存在で、人間に対し禍福や賞罰を与え、信仰・崇拝の対象となるもの」と出てきました。
さらに「宗教・習俗において、信仰・崇拝・儀礼・神話・教義などの中心となる位格・存在」「哲学で、世界や人の在り方を支配する超越的・究極的な最高存在」などとも書かれています。(出典『三省堂 大辞林 第三版』)

最近は行動に対して「神」とう返しをするのを聞いたことがあります。行動を起こした相手が「神」ならわかりますが、行動そのものに「神」と言ってしまうとは、流石八百万の日本といったところでしょうか。

で、話を戻しますと、「お客様は神様だ」という文句があるじゃないですか。僕あまり好きじゃないですけどね、この言葉。何が神様だ!holy ○ack!!
端的に神って超越的な、究極的な存在であるとして、超越者=神という事を根底にこの作品を書きました。

別に神話とか神様ファンタジーとかじゃあありません。

例えば、実生活においてこの神様ってどこにでも、いくらでもいるなぁと思います。(言い様、捉え様ですが)
機能しているかは置いておいて社長・リーダーなど組織のトップから、世に“カリスマ”と呼ばれる職者。人を引き付ける魅力を持った者たち。人々から信を得ることが出来れば形は違えど神に成れるわけですね。

少し話は変わりまして、「この結末は神のみぞ知る」って言葉、聞いたことありますでしょうか?
恐らくお空で、地上で起こる出来事を俯瞰して覗いている神様しか、下界に起こった情事を見ている者はいないだろう。

つまり誰も知る由もないって事なんだろうと思いますが、神様は見ているだけであって、基本的に干渉しません。不可侵の領域から覗く者であり、まさしく超越者といえる存在でしょう。

だからクレーマーの「お客様は神様」説は超越者ですらない者の戯言でしかありません、クレームに悩む皆様、安心して心の中で中指をお立てください。

しかに、実生活の中でもしかしたらどこか、いつも第三者の視点から物事を見ているような、そんな気持ちにさせる人に出会った事があるかもしれません。
人間は生きている以上、自分の中にあるルール・哲学によって行動する、生活する生きものでありますので、何かに則って俯瞰しているのでしょう。

そうした人々にとって、目の前に起きている出来事はどう映っているのか、これこそ「神のみぞ知る」ことでしょうね。

はてさて、話を少し戻して、例えば演劇の鑑賞者、つまりお客さんはいかがでしょうか。
客参加型の催しであればまた少し変わるかもしれませんが、別にお客さんに特別干渉があるわけではありませんよね。
その証拠に、鑑賞マナーなどで“携帯は音の鳴らないように”とか“静かにしましょう”とか、作品
の世界観に干渉するどころか逆に距離を置くように言われますよね。

「お客様は神様だ」という言葉もさながら、作品に干渉せず、顛末を知ることが出来るお客さんはまさに「神のみぞ知る」状態なのです。

そうです、「たのしそうなお池」はそんな作品を目指してます。
えっ、つまりなんですか?
ちょっとよくわからないですね…

そんな方の為にPART2でまたお話いたします。
今回は#たのいけ の一角についてのお話でした。

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