スティーブン・フルトン vs カルロス・カストロ

お互いハンドスピードも反応もかなり速くて非常にレベルの高い試合
ややカストロの方がフルトンのジャブが見えてるけど、1R終盤からフルトンがパンチを当て始める
フルトンの心理としてはカストロのジャブがかなり厄介に見えてるからか3Rからジャブを徹底的にパーリングで対処する
すぐシフトチェンジするのはさすがフルトンだね
パーリングもそうだけどボディにも空手で言う下段払いの動きで払いのける
3Rゴング前にカストロがストレートをヒットさせる
4Rフルトンが距離を詰めてビッグショットを狙いだす
カストロからしたらスキルフルな展開よりこういった強引に来られる方が嫌なはず
5Rもフルトンが大振りでカストロに襲い掛かる
ゴロフキンがやるみたいな上から打ち下ろすフックの直後カストロのワンツーでフルトンがダウン!
フルトンからしたらビッグショット直後の対応は想定外だったのかガードの合間を撃ち抜かれて倒れた
プラン変えて良い風に進めてただけにこれはフルトンからしたら痛いね
このダウン後少しフルトンの目から力がなくなってカストロが笑みをこぼしてたのが印象的だった
6Rからまたフルトンがジャブの差し合いの展開に持っていく
これが功を奏してダウン奪った打ち気になってるカストロに離れた距離から何度もビッグショットを当てる
ダウン奪って逆にカストロのディフェンスが悪くなったのがボクシングの心理戦は面白い
ただクリーンヒットさせても目に見えるダメージをカストロに与えられないのが厳しい
削れては来てると思うけどね
8R序盤接近戦からのストレートでフルトンが効かされる
階級上げると同時に筋力アップ測ったフルトンだけどどうしても脆さが目立つ
そこからカストロにが一気に連打で削って行く
フルトンは何度もクリンチで逃れるもレフェリーに注意されジリ貧になる
フルトンはロングからジャブの差し合いで大振り当てる展開の方が良い気がする
最終R打ち合いでフルトンのフックが何度も当たりさすがのカストロも削れてきた
カストロはダウン奪って攻め気に流行ってクリーンヒットされる事が目立つようになった
ダメージでフラついてフルトンからしたらもう少しでダウン奪えそうな場面にも見えた
判定はSDでフルトン、HLはカストロが作ったけどやはり試合を支配してたのはフルトンかな?
自分は1Pでフルトンだった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?