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ボコボコにされた話と言いわけ

先々週の2月16日の日曜日、第2回敬天愛人アマチュア大会に出場しました。
敬天愛人上段突き寸止め実戦ルール2試合、敬天愛人上段突き寸止め3VS3集団戦ルール1試合、敬天愛人上段突き有り実戦ルール1試合に出場しました。
結果から書くと集団戦ルール以外は全て敗北。一勝三敗という残念な結果でした…
特に上段突き有りルールは、パンチが全く見えず左パンチをボコボコ喰らい鼻血は出るわ、左目に青タン作るわと試合内容が最悪で、KO負けではなく判定負けだったのが唯一の救いでした…
二週間経ってようやく自分の中で整理できました…
しかし、「失敗は挑戦した証拠だし、試合に向けて練習は無駄ではない」というポジティブな整理だけでは、そこまで人間の出来ていない&悔しくて堪らない僕の心の奥底にはモヤモヤが残ります。
そこで上段突き有りルールについてネガティブに「負けた言いわけ」を書きます。

ヘッドギアが悪かった…

試合内容を思い出すと、相手選手の顔しか見えなかったことばかり頭に浮かびます。緊張と疲労で視野が狭くなっていたのもあるかもしれませんが、よく考えるとノーズ(鼻ガード)付きのヘッドギアが主な原因だと気付きました。
今回の試合に向けて新しく買ったモノなのですが…
調べてみると守られる面積が増えるため安全と思われ易いが、視野が狭まりアッパーやフックなど外側からのパンチが見えず被弾が増えるため逆に危ないとのことでした。
僕はよく調べもせず、「鼻を守れるのがいいな」と軽い気持ちで決めました。今思い返すと最悪な判断でした…

試合と同じヘッドギアで練習しなかった…

新しいノーズ付きヘッドギアを試合で初めて着けたのも最悪でした。試合前に一度でも試合と同じヘッドギアを着けて練習していれば、視野が狭まるのに気付けたはずだし、それにトレーナーに換えた方がいいなどのアドバイスを貰えたはずです。
試合前に試合と同じ状況で練習しなかったのは、本当に間抜けだったと後悔しています…

対策

ヘッドギアを新しく買い換える。
試合前に試合と同じ状況で練習をする。
シンプルですぐに実践でき、素晴らしい…

追記

勿論、相手選手が強かった、4試合出るスタミナが無かった、右ストレートに拘り過ぎた、試合中にパンチが見えないなりの戦法に変えられなかった…などヘッドギア以外に負けた理由、練習と同じ動きができなかった理由はたくさん見つけられるのですが、「失敗は挑戦した証拠だし、試合に向けて練習は無駄ではない」というポジティブな整理を70%、試合と同じ状況で練習しなかった20%、ヘッドギアが悪かった10%くらいで受け止めるのが精神衛生上いいなと思っています。
せっかくnoteやっているので吐き出そうと書きました。

挑戦して得るモノは大きかったので、相手選手には感謝しています。
(相手選手はノーズ付いてないタイプのヘッドギアでした…)

追記2

試合前の練習は今までに無いほど調子が良く、新しく始めたチューブトレーニングの成果もあってか一月に2回のパーソナルトレーニングのたびに右ストレートの威力が上がり「右ストレートさえ当たれば勝てる」と考えてました…
実際はパンチが見えない状況に頭の中真っ白になり、大振りでバレバレな僕の右ストレートはかすりもしませんでした…
書き終えた今でも悔しくて仕方ないので、引き続き練習を必死で頑張ります。

追記3

僕はボクシングが好きだし、自分で得意なのはパンチだと思っていますが、練習した相手にはパンチよりも組んだ時の圧を誉められることが多いことに気づきました…
パンチよりも組みが得意なのかもしれません。好きなことと得意なことは必ずしもイコールではなく、今後の練習方針を変えることも検討しないといけません。勝つことが主目的ですから…
色々書いてスッキリしました。

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