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【正式発表】 9/3Lemino Boxingダブル世界戦&豪華アンダーカード


7/16、遂に井上尚弥選手の次戦をはじめとした興行のカード発表会見が行われました。

ドーム興行の熱が冷めやらず、定期的に入場の様子を爆音で聞いたりしていましたが、井上選手は2017?年ぶりの年3回試合を行う予定であり、次から次へと熱狂が押し寄せ、お金、感情、色々と間に合いません。

今回はその記者会見で発表されたカードについて簡単に書いていきたいと思います。

プレビューはまた試合が近づいてきたら書こうと思います!

◉スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチ

井上尚弥(日本)27-0(24KO)

VS

TJ・ドヘニー(アイルランド/オーストラリア)26-4(20KO)



ドーム興行後、グッドマン選手のリングインとマイクがありましたが、その後いろいろな噂が流れ、井上尚弥選手の次戦は同じ興行でネリ選手のリザーバーとして出場していた、ドヘニー選手に落ち着いたようです。

サプライズでムロジョン・アフマダリエフ選手きてくれないかな、とか思っていましたが、流石に無かったようです。

それでも元IBFスーパーバンタム級王者のドヘニー選手、現在の世界ランクでも複数の団体で上位にランクされている選手です。

対する井上選手の説明はもはや不要でしょう。

スーパーバンタム級に転向して3試合で既にこの階級では全てを手に入れてしまったモンスター。

あと2年くらいはこの階級にとどまると言っていましたし、待望の日本人P4P対決をぜひ実現してほしいと思います。


◉WBOバンタム級タイトルマッチ 

武居由樹(日本)9-0(8KO)

VS

比嘉大吾(日本)21-2-1(19KO)


さすがの黄金のバンタム級、日本人同士の世界タイトルマッチが東京ドーム興行に続いて実現しました。

武居選手は2021年にK-1から転向し、8戦8勝8KO。そのままの勢いで9戦目で世界タイトルを獲得しており、今回はそのタイトルの初防衛戦になります。

対する比嘉選手は全勝全KOでWBCフライ級王座を獲得、その後3度目の防衛戦で体重超過をしてしまい、王座剥奪。

2階級上げたバンタム級で再起し、現IBFバンタム級王者の西田凌佑選手に破れるなどあるも、直近では2連続KO勝利を収め、主要4団体で世界ランキングトップ10入り。

その中でも一番ランクの高いWBOの王座に挑むことになります。

黄金のバンタム級で日本人同士の世界戦、日本人ファンとしてこんな贅沢なことはなく、しっかりと楽しみたいと思います。



◉WBAスーパーライト級挑戦者決定戦

イスマエル・バロッソ(ベネズエラ)25-4-2(23KO)

VS

平岡アンディ(日本)23-0(18KO)


※日本では軽量級の選手が多いということもあり、中重量級の知識が乏しくすみません。

多くのファンが待ち望んでいると思われる平岡選手の世界挑戦。

相手はWBAスーパーライト級暫定王者のバロッソ選手。

WBA正規王座をかけてロランド・ロメロ選手と戦いますが、9R TKOでの敗北。

その後は英国のオルハ・デイビス選手とのWBAスーパーライト級暫定王座決定戦に臨み、見事初回TKOで王座を獲得しています。

対する平岡選手は23戦23勝18KOの戦績で現在9連続KO中。その中には次に出てくる佐々木尽選手も含まれています。

これに勝てば王者イサック・クルス選手への挑戦。厳しい戦いが続きますが、ぜひ待望の世界タイトルを獲得してほしいです。



◉OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィックウェルター級タイトルマッチ

佐々木尽(日本)17-1-1(16KO)

VS

カミル・バラ(オーストラリア)


フェニックスバトルでいつも見ていた佐々木尽選手。

ONE OK ROCKの「The beginning」での入場から始まり魅せるボクシングをいつも披露してくれます。

自己プロデュースも上手く、SNS等ではよく見かけるイメージです。

対戦相手のカミル・バラ選手は詳しく存じ上げていませんが、Xで流れてくる情報を見た感じでは、体がとても大きく、パワーパンチャーのイメージ。

テレンス・クロフォード選手が4団体を統一後、階級を挙げるようですが2団体の王座はまだ彼が保持している状況であるウェルター級。

その階級でWBOランキングでは2位に位置している佐々木選手。

この試合をクリアすれば、個人的にはジャロン・エニスの持つIBF王座に挑戦したもらいたいです。



◉日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦

下町俊貴(日本)18-1-3(12KO)

VS

津川龍也(日本)9-1(4KO)


下町選手は前戦、前々戦と日本ランキング1位の選手を退け、日本では無双状態に入ってきています。

対する津川選手は日本スーパーバンタム級3位で、前戦では素晴らしいジャブで相手を寄せ付けず、完封勝利。見事タイトル挑戦権を獲得しています。

長身の下町選手に対して、津川選手がどのように攻め入るのか。

非常に楽しみなタイトルマッチです。


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