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投資を始めて考えが変わった話

こんばんは。

以前働いていた会社はBtoCの営業でした。
その中でも私は富裕層の顧客を担当していました。
富裕層はやはり事業をなしていたりとか、地主の方なんかが多くて、
当時良く聞かれたのが株やってるかどうかって話でした。
その頃の自分は、株は金持ちがやるもので自分みたいな貧乏人がやるようなものじゃないと考えていました。

ウォール街のゴードン•ゲッコーになりたかったけど、自分はバド•フォックスだと思っていました。実際そうでした。それ以下だったんですが、、。

そんな時に小さな警備会社の社長から、株の話を聞きました。

当時は郵政が民営化され、日本郵政、かんぽ生命、ゆうちょ銀行が上場した頃でした。
その社長はIPOもしくは初値でこれらを買って数十万の利益を手に入れたと話してくれました。
なんて夢のある話でしょう!!

その社長から数万円のお小遣いでいいから株を始めてみなさいと言われ、
訳もわからず証券口座を作り、株を買ったのでした。

初めて買った株は某家電量販店の株です。
自分は当時、配当金とかそういうのがよくわからなかったので、
株主優待がもらえて自分が行くお店、かつ自分で買える銘柄ということでその家電量販店の株を買いました。

それから何ヶ月かして、
株主優待と共に、配当金の紙が送られてきました。
配当金は確か400円ぐらいだったと思います。
それを郵便局に行き換金した時にものすごいうれしかった覚えがあります。

当時は営業職で自分は売れない営業マン。
年収300万円でヒィヒィ言いながら仕事をしていました。
周りの同僚などで成績が良い人は1000万近い年収をもらっていました。
その人達に配当金400円もらった話をした時はものすごい笑われてバカにされました。

でも自分は嬉しかったんですよね。
だって自分が働かなくてもお金が手に入るなんてことは今までなかったから。
それがお金に働いてもらうということだと知ったのはずーっと後になってからでした。

その後は数々の株主優待銘柄をNISAで買い集め、
コロナ禍で日経平均が17,000円台になっても買い集め、
今では配当金だけで年間自分の1か月の給料分以上もらえるようになりました。
更には株主優待も色々もらえ、お金を使わなくても色々なものが手に入るようになりました。

そして今も色々な銘柄の株を買い集めているので、
年々資産額も増え優待も増えていってます。

そうなってくると貯金もかなり増えてくるんですが、物欲は逆になくなります。
周りの同僚からは時計やら車やら趣味のサーフボードにスキーの板やら買った話をしてきますが、
そんなことにお金かけるよりそのお金で株買ったほうがいいじゃないと思うようになりました。

例えば新しいゲームが欲しければその会社の株で得た利益で買えば、そこの会社からプレゼントしてもらってるのと同じことだと思うようになりました。
実際自分はそれでゲーム本体とゲームソフトを会社からプレゼントしてもらったのです。
車がや時計だって同じことです。
何も自分の現金で買う必要はなくて、お金に働いてもらったお金で買えばいいのです。

そういう考え方になりました。

もちろんそこまで資産を貯めるまでには長い年月がかかりました。
もっと若いうちに株を始めてれば良かったと思う今日この頃です。


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