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3つの区(市)が交わる場所……を見に行ったお話🚩

こんにちは。
横浜市緑区に接する8つの区(市)境界を見に行った時のお話です。
横浜市やYocco18のことをご存じの方は「はじめに」をすっ飛ばし、各項目をご覧ください💁‍♂️



はじめに

私は横浜市緑区という土地に長年住んでいます。
「緑」という字で直観できるように、横浜市内でもまだまだ自然が多く残る端っこの方です。令和元年当時で緑被率は市内No.1の40.6%でした。

そんな横浜市緑区の白地図です。

白地図のフリー素材サイト「CraftMAP」様より借用

時計回りに青葉区・都筑区・港北区・神奈川区・保土ヶ谷区・旭区・瀬谷区に囲まれ、左(西)側白い領域の東京都町田市を含めると8つの区(市)との境界があります。
そこでこちらのポスト…

"みどりちゃん"とは、私が参加しているファンコミュニティ《Yocco18》での緑区キャラクター"新治にいはるみどり"さんのことであり、私のアイコンのキャラでもあります。ちなみに緑区内には新治町があります。

プロフィールに書かれている性格「八方美人」は8つの市区に囲まれているからなのか?
気になった私は、各区(市)との境界の中でも3か所が交わる場所を見に行ったのでした🏃‍♂️。


下準備

国土地理院の地理院地図から横浜市緑区の部分をダウンロードし、大まかな境界の場所の確認と、そこにYocco18キャラの顔アイコンを貼り付けたMAPを作成しました。あとは現地でGoogleMapを見ながら確認することとしました。

しょっぼい地図
顔アイコン (©2020 Yocco18︎)

①~④は2024年2月26日(月)午後に徒歩 🚶‍♂️で、
⑤~⑧は2024年3月3日(日)一日かけて自転車🚴‍♂️で巡りました。

① 緑・旭・保土ヶ谷区境

神奈川県立白山高校、特別養護老人ホームの近くにあります。住宅地の路地裏…といった場所でした。

保土ヶ谷上菅田町から緑区(鴨居7丁目、白山4丁目)、旭区白根町
旭区白根町側から

緑区側は住宅地 (白山4丁目) と特別養護老人ホーム (鴨居7丁目) が違う町なので、4つの町が交わる場所でもあります。

② 緑・保土ヶ谷・神奈川区境

民間霊園前の五叉路に境界があります。ここで交わるのは緑区鴨居町、保土ヶ谷区上菅田町、神奈川区菅田町の3つの町ですが、「上」が付くだけで区が変わってしまいます😅

緑区鴨居町から保土ヶ谷区上菅田町、神奈川区菅田町
港北区に立地していないのに「新横浜」を名乗っている……というツッコミは無しで
霊園前から望む富士山(2024/2/26)

③ 緑・神奈川・港北区境

横浜市立東本郷小学校近く、住宅地内の道路に境界があります。交差点が多いので境界線も若干複雑。

港北区小机町から緑区東本郷5丁目、神奈川区菅田町
緑区側から
住宅の間から望む横浜ランドマークタワー

学生時代6年間郵便配達のアルバイトをしていて、緑区東本郷は一番多く担当した地域でした。

④ 緑・港北・都筑区境

鶴見川と神奈川県道12号横浜上麻生線で区切られている……ならばどれほど簡単だったか……川を渡った都筑区川向町側にも一部、港北区小机町の領域があります。詳しくは地理院地図のリンクをクリックしてください🔽

緑区東本郷町から港北区小机町、都筑区川向町
新川向橋の上から撮影
都筑区川向町に食い込む港北区小机町

もしかしたら鶴見川中心に境界があるかも知れません。地理院地図の境界線が鶴見川左岸のサイクリングコース上に描かれているように見えたので、オレンジ線もそのように描きました。

神奈川県道12号横浜上麻生線にあるカントリーサイン
今回初お目見え

⑤ 緑・都筑・青葉区境

都筑区と青葉区は、港北区と緑区の各一部地域を再編成し1994(平成6)年11月6日に分区した新しい区です。
東名高速道路と首都高速神奈川7号横浜北西線の横浜青葉IC/JCT近く、鶴見川に架かる天神橋に境界があります。

天神橋より下流
鶴見川 左岸は都筑区川和町、右岸は緑区北八朔町
天神橋より上流はすべて青葉区
鶴見川 左岸(右)側は市ケ尾町、右岸(左)側は下谷本町

周辺は横浜市が誇るブランド果実「浜なし」畑が広がっています。
市場には流通しないので水分多め、シャリシャリとした味わいです。

⑥ 緑・青葉区、町田市境

鶴見川の支流、恩田川をさかのぼった東向地団地と町田市成瀬クリーンセンターの間にあります。ここから300mほど上流まで行くと恩田川流域はすべて町田市です。

青葉区恩田町から町田市南成瀬8丁目、緑区長津田町
どこかに"境界標"がありそうなんですが…見つけられず

⑦ 緑・瀬谷区、町田市境

⑧ 緑・旭・瀬谷区境

緑区と瀬谷区の接する距離は約250m程しかありませんので、まとめて説明します。
東名高速道路横浜町田IC近く、国道16号線 (保土ヶ谷バイパス) 上に緑・瀬谷区、町田市境があります。

瀬谷区北町から緑区長津田町、町田市鶴間7丁目
緑区側から
高架道路は保土ヶ谷バイパス町田立体
マンホールの刻印も横浜市「ハマ」と東京都水道局

上の地点から横浜中心方向に約250m、川井浄水場裏口交差点に緑・旭・瀬谷区境があります。

旭区上川井町から瀬谷区卸本町、緑区長津田町
横断歩道を渡って同じ方向

国道16号線をアンダーパスする横浜市道環状4号線の「滝沢隧道ずいどう」の前後には、緑区・瀬谷区のカントリーサインがあります。

「この手前23m」と念の入れよう

おわりに

緑区を取り囲む8つの区(市)の、3か所が交わる場所を見に行ったお話でした。この周辺は大きな川や高い山はなく、区(市)境界があるとは言ってもそれは行政上の都合であって生活する人々には連続した面なのかな? それは大昔から変わっていないのかな?? などと考えながら自転車を漕いでいたのでありました。
みどりさんの「八方美人」はどうしたって? 周囲の気の利く優しくておおらか、誰に対しても公平で社交的! そんな妖精さん (見た目はほとんど人間) なんです!!

🤓最後までお読みいただき、ありがとうございました😇


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