真夜中の猫とコンビニと

精神を病んですぐの頃は
昼夜が完全に逆転していた
昼間は引きこもり眠る
深夜になるとコンビニへ
深夜のコンビニだけは
僕を拒否することなく
受け入れてくれた
帰ってくると猫がお出迎え
まるで朝帰りのやましい気分
心配そうに僕を見る
そしてベッドまで付き添い
何とかして病を治さねば
猫を見る度に心から思った
深夜のコンビニと猫
この2つがなかったら
僕はどうなっていただろうか?

#のらポス文芸部_夜行性

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