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”あったかぼうさいスーププロジェクト”キックオフ!(後編)

NTTデータ経営研究所全日本芋煮会同好会とが取り組む「あったかぼうさいスーププロジェクト」。
ついに、キックオフイベント(2月28日事前ワークショップ、3月11日Poc de 芋煮会)を開催しましたので、その様子をご報告させていただきます。

前編はこちら

3月11日、「PoC de 芋煮会」開催

3月11日、実際に芋煮会を体験し、リーフレットと出張プログラムの開発に向けてアイデア出しを行う「PoC de 芋煮会」を開催しました。
会場は京橋近くのKITCHEN STUDIO SUIBA。防災・食・コミュニケーション関連のプロの皆さんとお子さんたち総勢23名の方にご参加いただき、芋煮の調理・食事・片付けからアイデアだしまで、4時間の長丁場にお付き合いいただきました。

会場の様子

事前ワークショップで検討いただいた具材をもとに、事務局で分量や作り方をあらかじめ設定。3グループに分かれて、それぞれ、山形・村山風のアレンジ芋煮、パンで食べる鶏肉芋煮、子供が喜ぶお餅入り芋煮を作りました。
実際に被災した場面を想定し、家庭用のガスコンロで調理する使える水の量を限定するゴミを最小化する器とお箸は皆さんに持参いただくなど、制限のある環境の中で調理をしてもらいました。

調理の様子
調理の様子

参加者のほとんどが初対面の方々でしたが、芋煮会のコミュニケーションスタイルである「持ち寄る、一緒に作る、シェアする」のとおり、集まって、一緒に調理して、食事を分け合う、一連の活動を通して、自然と会話が発生し、和やかな空気の中で会を進めることができました。

Aチーム「山形・村山風のアレンジ芋煮」完成!
Bチーム「パンで食べる鶏肉芋煮」完成!
Cチーム「子供が喜ぶお餅入り芋煮」完成!

実際に芋煮会を体験いただいた後、災害時にも、温かさ、栄養、うるおい、安らぎのある食を提供できるようにするためのリーフレット、出張プログラム開発に向けて、参加者の皆さんにヒントやアドバイスを付箋に書いていただき、グループごとに発表いただきました。

Aチームの発表
Bチームの発表
Cチームの発表

会の最後には、あったかぼうさいスーププロジェクトから、今回参加いただいた皆さんを、独自に設定した基準をクリアした「防災イモニスト」として認定させていただき、一人ひとりから参加した感想をいただきました。
「東日本大震災時に、陸前高田の炊き出しに参加した。当時被災地で温かい食事はなかなか手に入らなかったので、大変喜ばれたことを思い出した。」、「災害時の大変な環境下でも、みんなで一緒に調理して、会話を交わして、笑い合うことで、被災者の心に安心感を提供できる気がする。」、「すごく楽しかった。楽しいところに人が集まるので、楽しい防災としてこの活動が広まるとよい。」など、本プロジェクトの目的に共感いただき、活動の普及に向けて前向きなコメントを多々いただきました。

皆さんにいただいた貴重なアドバイスを活かし、あったかぼうさいスーププロジェクト事務局では、今後もPoCを重ね、災害時に真に役立つリーフレット、出張プログラムの開発に取り組んでいく所存です。
今回参加いただいた「防災イモニスト」である皆さんには、今後とも本プロジェクトの活動を見守っていただき、応援いただけますと幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

※全日本芋煮会同好会さんのFACEBOOKで当日の様子をご紹介頂きました。
 詳細はこちら
※ぐるなびさんの公式Noteでも紹介頂きました。
 詳細はこちら。 アンディさん、有難うございます!

次回の記事

次回は、キックオフイベントで皆様にいただいたご意見をとりまとめた結果やその裏側をご報告する予定です!

#あったかぼうさいスーププロジェクト #防災 #芋煮会 #芋煮 #NTTデータ経営研究所 #全日本芋煮会同好会  


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