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契約電流を上げる

 家庭の契約電流を40Aに上げた。4人家族であるにもかかわらず、これまで30Aで何とか凌いできたが、もう限界だと感じたので、上げることをやっと決心した。
 当初は冬は灯油ストーブを使用していたため、30Aでも不便はさほどなかった。いつごろからか、電気の方が灯油よりコスパがいいという話になったので、エアコンを買い替え、ストーブは断捨離時捨てた。
 するとさすがに頻繁にブレーカーが落ちるようになった。仕方がないので、エアコン作動時は、ドライヤーは勿論のこと、電子レンジを使用時は他の電源はなるべく使わないようにすることで凌いだ。
 冬だけの現象なので、それで10年以上生活してきたのだが、いよいよ難しくなってきた。息子が雪の日、自宅でリモート出勤することとなり、WiFiをその間、使用せねばならなくなった。外気温-1度、エアコンはいつもより増してガンガン作動している。普段なら落ちないはずのブレーカーが勤務前に落ちた。勤務が始まると絶対ブレーカーを落とすわけにはいかない。
 トイレに行って、シャワートイレでお尻を洗うのもヒヤヒヤものである。それで40Aにすることに決意した。
 2,3日中に九電からブレーカーの交換にやってきて、作業はあっという間に終わった。10A上げることで、電気代が幾ら上がるか不安ではあるが、これ以上は致し方ない。だいたい4人家族で、30Aで生活していたことに無理がある。これで多分2度とブレーカーが落ちることはないだろう。そう祈る。

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