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ドアラの危機

 最近体調不良で、休みがちなドアラ。いわずと知れた中日ドラゴンズのマスコットである。30周年なんだそうである。ということは中にいる人は若く見ても50代であろう。最早引退の時かもしれない。背番号1994を永久欠番にして、後を若手に譲って別な部署で働くのがいいと思う。長い間、大変な仕事を担ってご苦労様、ありがとうと言いたい。もっともまだ本人は引退するとは言ってないけれど。
 新生ドアラは広く公募して、若い人にやってもらえばいいのではなかろうか。ドアラがグラウンドに現れないと、ドラゴンズの士気にかかわる。是非ともそうすべきであろう。
 そう書くとドアラ本人は淋しく感じるかもしれない。書いている自分も冷たいな、俺、って感じちゃうけれど、人間歳にはやっぱり勝てない。引き際が大切かと思う。
 背番号1994はドアラが誕生した年。その年は終盤、ジャイアンツと揉めにもめて最終戦、勝った方が優勝という年であった。伝説に残る10・8決戦である。惜しくも負けたが、あの年のドラゴンズはタイトルを総なめにするくらい選手が揃っていた。
 どうかドアラの引退の年に(だからまだ引退するとはいってない)恥ずかしくない成績で終わって欲しい。
 
 

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