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春が来た

 今年の桜の開花予想は東京が1番だったが、17日、福岡が1番乗りを果たし開花宣言した。僅差で2番目に愛媛であった。毎年開花予想は、だいたい福岡か東京が多いのは、なぜなのだろうか。特別な肥料でもあげてるんじゃないのか。不思議に思う。
 何はともあれ、春が来た。
 今年はどこの桜を見にいこう。といっても近所の桜で我慢するしかない。家族の足並みが揃わない。
 近くといえば、小倉城の桜は有名で綺麗なのだが、いかんせん狭い。実はそれより多くの桜が見れる近くの穴場がある。北九州市にある中央公園である。この稿を書くにあたってネットで検索してみたら、なんとWikipediaに載っていた。全然穴場じゃないし。
 この場所は桜のトンネルとまではいかないが、坂道に沿ってソメイヨシノがズラーッと並んで咲いているのでとても綺麗である。近くの金毘羅池の周りもソメイヨシノで囲まれている。
 家から歩いていける距離なので、なおいい。駐車場も広いので、遠くからも来れる。駐車場の周りもソメイヨシノが植えてある。満開の時季にはたまらない美しさである。
 福岡城址の桜の規模と比べると見劣りはするが、十分満足できる範囲である。なにより福岡城址と比べると、人が少ないのが断然いい。昨年はコロナ禍とはいえ弁当を作って家族で花見をすることができたほどである。コロナも万延防止が解かれた。果たして今年はどうであろうか。
 小倉南区の安部山公園もいい。公園に至るまでの住宅街の坂道の両側の街路樹にソメイヨシノが咲き乱れ、壮観である。ただし車では行けない。行っても渋滞のうえに、駐車するところがない。Uターンして帰るしかない。
 紫川沿いの桜も綺麗だ。長い距離、川に沿って、桜が咲いている。高見の板櫃川沿い、金山川沿い、皇后崎公園、皿倉山、白野江植物公園。小倉も結構桜の名所が多い。
 47都道府県、いずこも桜の名所はある。日本人は本当に桜が好きなんだなあと思う。短い間ではあるが、毎年みんな咲き乱れるのを、楽しみに待っている。
 
 
 
 

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桜前線レポート

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