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ユーミン

 仲間で北海道に行った時、レンタカーの中で、ユーミンのカセットテープを何回も聴いた。他に大瀧詠一とかも聴いてたが、やけにユーミンの音楽が印象に残っている。「12月の雨」「翳り行く部屋」「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」
 免許取り立てで、友人の車でドライブに行く時も、ユーミンのカセットテープを聞きながら走った。たいがい流線形’80だった。「埠頭を渡る風」「入江の午後3時」「魔法のくすり」
 妻とドライブする時もユーミンを聞いていた。「14番目の月」「あの日に帰りたい」「ハルジョンヒメジョン」「サーフ&スノー」「恋人はサンタクロース」「中央フリーウエイ」「不思議な体験」「紅雀」「NOSIDE」「DA・DI・DA」「水の影」
 我が青春の音楽であった。気づいたら青春のBGMだった。「カンナ8号線」「夕闇をひとり」「ツバメのように」「DESTINY」
 コンサートも3回行った。チケットぴあに友人がいるNさんがチケットを融通してくれたおかげだ。感動的だった。「春よ来い」「時のないホテル」「ひこうき雲」
 特に3回目にいったコンサート、シャングリアはコンサートとサーカスとシンクロナイズドスイミングを合わせたいまだかつて見たこともない感動ものであった。
 今、車を手放して、ドライブをすることもなくなってしまったけれど、あの頃のカセットテープもCDも、レコードも、ついでにコンサートの帽子もとってある。
 もっとも聴くことはなくなってしまったが、思い出したようにたまに聴くことがある。たまに、がいいのだ。懐かしさに浸ることができる。
 ギターを弾きながら、妻と歌うことも最近はなくなってしまったけれど、また気が向いた時に、やろうかな、と思っている。近所迷惑にならぬ程度に。
 ユーミンも70歳近くなってきている。コンサートも少なくなってきた。機会があればもう一度、見にいきたい気もする。


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