オタクじゃなくても同人販売に挑戦した件
普通に漫画を読むけど、アニメもたまになら見るけど
オタクと言われるまではないぐらいの筆者が
同人販売に挑戦してみた時の経験を書きます
(そこそこレアな経験もできたので共有)
数年前、僕の友達には声優志望の子が何人かいて
声優のレッスンに通ったり、舞台に出演したり、オーディションを受けたりする子達がいっぱいいた
しかし実際に出演の機会が得られる子は稀でほとんどが「くすぶっている」ような状態だった
僕は彼らに何か出演の機会を設けることができたらいいのになあと漠然と思っていた
Twitter で探ってみると声優志望の人のアカウントや、 シナリオライター志望の人のアカウントが多数あることに気づいたので
それらをマッチングしてあげるだけですぐにボイス作品が作れるのではないかと思いついた
(同人界隈にはボイス作品と言う声優さんがストーリーを読む作品がある
※耳かきボイスや催眠音声などのマニアックなものからエッチっぽいのもある)
しかしいきなりコミケなどに出品するにはなかなかハードルが高かったので
オンライン上で同人作品を販売できるサイトを探して登録した
ギャラは
・声優さん 1万字ぐらいのテキスト量で2~3万円(あくまでアマチュア。料金は安価で済んでいます。プロの方はもっとかかるでしょう)
・シナリオライターさん 同じテキスト量を1から1.5万円
・パッケージイラスト 同じく Twitter で絵師の方にお願いして1.5万円
トータルで5~6万
プラスで音声編集などは自分でやった。作業量としては丸一週間ぐらいかかった
当初思っていたより結構なコストがかかっていてこれは確実に赤字かもなぁと覚悟したが
予想は的中、発売当日は800円程度の作品が10本程度しか売れず
60%は運営サイトに取られるので4000円程度の売り上げだった。
めちゃくちゃな赤字である
焦った自分は Twitter などで宣伝などを始めた(遅い)
同人販売などデータ販売の強みというのは商品が腐らないということである
その後も地道に売れ続け半年ほどでほぼとんとんの売上に到達した
嬉しいのはその後で、その後もたまに売れて月に数千円程度のお小遣いにはなった
何より嬉しかったのは、声優志望の方も、ライター志望の方も、絵師さんも、
「作品に携わらせてくれてありがとう」 というスタンスで関わってくれたことだ
初期投資のリスクこそあったものの終えてみればかなり win-win のマッチングが成立した
SNS 時代にはこう言ったマッチングの夢が広がっているんだなぁと実感した
【まとめ】
データ販売は長期的に売り上げる
販売初期ですぐにもとがとれるわけではない
お互いが関われてよかったと思えるマッチングをすれば比較的安価にビジネスを始められる
こんなマッチングもありだねなんていうアイデア募集中!(笑)
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