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「何でもソツなくこなしたい」という #呪いを解く冒険 04

「できること」ではなく「むいていること」ベースで人生を組み立てていくと人生はどうやらイージーモードらしい。オットの言動と思考回路を分析しました。何度だって「わたしがほしいのは“自分が納得感のある暮らし”であって、誰かの期待に応えることではない」と呪文を唱えるよ、という話。

さて、再婚してからというもの、人生がとてつもなく楽チンになった。それは、オットの性格によるところがけっこう大きい。彼のとてつもない自己肯定感の高さと、観察力と、向き/不向きの取捨選択、向いていないと思ったことを自分にも他人にも求めないという清々しさには、目から鱗が落ちるのです。

「しょうがないよねー、なんか他の方法を考えればいいよー。菜衣子ちゃん、向いてないじゃん!(ニコニコ/最初は笑顔でdisられてのだと思っていた)」
「いやーーー、俺、それは向いてないから、諦めてほしい(真顔)」

などと、日々くりだされる「向き/不向き」というモノサシは、ものすごい破壊力で、何でもソツなくこなさなければならないという、わたしのなかの「呪い」を木っ端微塵にしていく。

「やればできる」とか、「やらないからできない」とか、負けず嫌いと根性論で生きてきたわたしは、新しすぎる概念を手に入れたのです。ということで、わたしはまだまだ修行中ですが、オットを観察して気が付いたことを書いてみます。

チーム内で敵対心を抱かないための魔法の概念「向き/不向き」

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