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「家庭円満のために女は譲歩すべき」という #呪いを解く冒険 05

この呪いに気がついて不満をもっているみなさんにはパートナーと一緒に読んで欲しいし、漠然と結婚して幸せになりたいと思っているみなさん、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。子どもも仕事も抱きかかえて、この呪いとともに生きていくことは、ハードルが高すぎるから。理想と現実は違うけど、理想を起点にコミュニケーションを取ろう、というお守りとともに暮らしているよ、という話。

良い妻とは、夫の機嫌を損ねずに、自分のやりたいこともやるものだ、という刷り込みに、長らく気がつかずに生きてきました。たとえ、側からはかかあ天下に見えていても。夫を立てなければとか、譲歩できずに妻失格なのでは?とふと頭をよぎったりとかするのは、きっとわたしだけじゃないはず、と信じたい…(笑)。

子どもを産めば、収入が逆転すれば、などと色々なぼんやりとした仮説があったけれど、どちらもさほど関係なかったどころか、より一層色々なことが難しい局面になったという経験があります。

人の機嫌を取るというのはものすごいエネルギーを使うことだし、そもそも機嫌を取られている方は気が付いていないことが多い。さらには、機嫌を取る装備のひとつとして、子どもが巻き込まれたりもしている。だからなおさら、脈々と続いているんだろうなぁ、と思うのです。

ということで、この呪いから逃れようと、試行錯誤してたどり着いたことを書いてみます。

仕事のように妻をして
仕事だけで夫が成り立っていた時代

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