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「だらしないと結婚できない」という #呪いを解く冒険 09_共働き時代に 夫婦が一緒にいる理由はなんだろう

結婚してもしなくても一筋縄にはいかない時代に、結婚の意味ってなんだろう?そもそも家事をソツなくできるとかが求められる結婚は、わたしにとってのしあわせとは関係なかったな、という話。

 わたしは10代半ばから結婚ができないものだと思っていたのです。生活にまつわるルーティンのタスクが重要度が低くなりがちで、着替えが途中のまま原稿を書いていたり、夕飯を作っていたはずがトマトソースを大量に煮込んでいたり、といった具合に。だから、やりかけのことが、家の随所に放置されがちなのです。なので「だらしがないと結婚できない」と、わたしの人生でいったい何回言われたことだろうという呪いたち。

 ザ日本企業で働くサラリーマンのオットにプロポーズされたとき、これはニーズの不一致が起きるに違いないと、「結婚に求めることはなに?」「結婚のメリットなに?」とインタビューしまくったのでした。

 で、最近、オットの実家をみていて、生活をソツなく回すことではなく、それ以外に圧倒的なニーズがある結婚っていいな、と思ったので、そのことについて書いてみます。

どちらかだけが責任持って稼げる時代は
終わりつつあるけれど
その準備はまだできていないという実情

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