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今を生きるってどういうことだろう

過去を振り返ると失敗ばかりが思い出され、また未来を考えると、今後も結果を出し続けることができるのかと不安になる時があります。

そんな過去と未来の間で"板挟みの感覚"になった時、「今を生きろ」というアドバイスがあります。今を生きろ・・・そう言われて、どうしたらいいのだろう。


今を生きろは、ラテン語でcarpe diemというらしく、詩人のHoraceさんが言った言葉だそうです。

過ぎ去った過去は変えられないので、将来に向けて何かをしなければならない。でも一人でできることは限られるし、何かをやったところで結果が保証されているわけでもない。


何かを得たいと思い、学びの場に行き、いつもとは違う業界の人たちとやりとりをする機会がありました。そこで優秀な人たちの思考法やアウトプットを観察します。

まず①フレームワークを使うのが上手。まあこれは地頭の良い人達だから当然。あとは、②いつも自分のベースを守れる。私のように(自分から)過去と未来に挟まれに行って焦ったりはしない。また、③その瞬間に最善手と思う手を打ち、間違っていたら正しく軌道修正する。


このうち自分にも応用可能と考えたのは③。その場で最も正しいと思う判断をできるか、またその判断のために日頃から準備できるか。そうして毎日毎日おこなう判断の積み重ねが、時間とともにすごい差になっていく。

だから今自分にできることは、いくつの正しい判断をこれからできるか。過去も未来も自由には変えられないから、あとできることは、今、正しい判断をすることだけ。


そう考えたら、今やるべきことが少しはっきりしてきた。そして「今正しい判断をすることに集中しよう」ということが、まさにcarpe diemなのだな。

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