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【KOK】King Of Kings 2018 レポ①予戦編


2018年春から楽しんだKOKの感想文を忘れないうちにレポ・・・と思ったらだいぶ時間がかかってしまいました。

誤字脱字や事実の間違いがあるかと思います。その都度修正したいと思いますので、Twitterのリプかこちらのコメント欄でご指摘ください。

また、臨場感を出すためにリスナーのツイートも埋め込んであります。Twitter社の規約に沿ったものですが、削除依頼されたいかたはご一報くだされば削除します。※サービス利用規約 https://twitter.com/tos?lang=ja 

そして、私個人の主観がかなり入っているので、ファンの人は少々腹立つことがあるかと思います。その点は個人の感想なのでご勘弁ください・・・m(__)m

今年のKOKは、東日本予選(@渋谷Harlem)でサイプレス上野さんがステージ上で私の名前を出して下さり、非常に思い入れのある大会となりました。(サイプレス上野さんありがとうございます^^)


私はKOKの予選が大好きです^^
まず何と言っても出演者との距離が近い。これに尽きます。
MCの息遣いかから目線まで見られるんです。「あ、この人今相手を食ったな」という瞬間が見られます。これはたまらない瞬間です^^

特にKOKの場合は予選から大物ぞろいですから、ちょっとした大会の本戦くらいレベルが高いです。めちゃくちゃ楽しめます。

そして、本戦のようにどちゃくそに混んでいないのでゆっくりお酒を飲みながら快適にバトルを楽しむことができます。場所の確保も気にならずトイレやバーカンにも行けます。

それでは、1人づつ各予選チャンピオンを追って行こうと思います!

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【KOK第1回東日本予選チャンピオン】
◆NAIKA MC(ないか・えむしー)」(群馬)


呂布さんいわく「しゃべくりスタイル」。ライミング重視よりも、相手に語りかけるようなスタイル。私はナイカさんの人間臭さが好きです。いつもニコニコしててペースを崩さない印象で、プレッシャーに強いタイプ。

最近のナイカさん、予選はチャンピオン常連で、トップ画像がナイカさんがデフォルトになっています。調子が良いときと悪い時の差があるMCですが、ユーモアのあるラップが聞けるのが楽しみでもあります。


ACE vs NAIKA MC なんて、もう確実に面白いに決まってるバトルでしょう。(笑)この日も調子が良かったみたいで見事チャンピオンに輝きました。

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【KOK第2回西日本予選チャンピオン】
◆「BASE(べいす)」(名古屋)

あまり注目していなかったBASEさん。
フロウ巧者すぎて、イマイチ実態がつかめない・・・。個人的にK-Bombのような不気味さを感じます。ドープすぎて自分には理解不可能な領域。
ちなみに本戦の輪入道戦ではBASE対輪入道でした。輪入さんが負けてがっかりしていたところ、同行者から「それは素人の意見。ラップやっている人はBASEのHIPHOP偏差値が高いのがわかるよ〜」と言われ、自分もまだまだにわかだなぁと感じました。HIPHOP偏差値か・・・。


Twitterでも、BASEさんの「HIPHOPらしさ」を押している声が多かったです。そういう意味ではKOKにふさわしいバトラーなのかもしれません。


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そのころ・・・
MC正社員さん主催の戦極MCバトルでは、なんとKOK主催の漢 a.k.a GAMIがムートンを破ってみごとチャンピオンに!!

第18回戦極MCバトル、漢さん優勝(*^▽^*)!!

いやぁ、すごい、すごい。
決勝戦は呂布カルマでしたが、もちろんYoutubeには動画はありませんでした。ウイニング・ラップがアップされています。



決勝戦で戦った呂布カルマさんのツイート。

ふふふ、100万円のがしてくやしがる呂布さん^^
この後3倍もの賞金をゲットすることになります。しかも今回負けた漢さんのKOKで。ドラマだ・・・。


準決勝戦ムートンさんのツイートです。


戦極MCバトル主催のMC正社員さんと八文字さんと。


ハハノシキュウさんがこの大会についてレポートしていますのでこちらもどうぞ。

もいっちょレポート見つけました。
MC烏龍茶さんというかたのブログです。



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【KOK第3回西日本予選チャンピオン】
◆「CIMA(しーま)」(大阪)

西日本でプロップスの高い一二三屋(ひふみや)勤務のCIMAさん。エネルギッシュなスタイルで、HIPHOPらしさ満点です。熱量とスキルの両方を持つ多才なMCだと思います。大阪だけでなく東京でもプロップスのある人気MCです。

やはりイケメンだから女子に人気?
4月にはパパになるそうで、家庭のあるMCのリリックは深みが増し個人的に好きなので楽しみです〜!!


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【第4回東日本予選チャンピオン】
◆「D.D.S(でぃーでぃーえす)」(沖縄)

KOKらしい人といえばこの人。王道のHIPHOPスタイルで、アングラ感ぷんぷん。ファッションやスタイル含めすべてがHIPHOPらしさ満点。黒い!!
後半で出てくるムルベ氏と「N.E.N」というユニットを組んでいます。

眼光鋭くバッチバチの戦闘態勢のサイモンさんに対し、終始楽しそうにラップしていたD.D.Sさんが印象的でした。



最近の活動は、ご存じAbemaMIXのサイドMCをやっているようです。
コメント欄に「どどちゃんすこ♡」という女子からの書き込みも複数見られることから、やんちゃで可愛いルックスが女子にも人気があるようです。
MCも他のサイドMCと違いコメントを読んだりしゃべりまくるスタイルではなく、コメントに媚びず曲を生かしていてAbemaMIXのサイドMCの中では一番好きです。MC中もニコニコしてて楽しそうで、こちらも楽しくなりますね^^


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【SCHOOL OF RAPチャンピオン】
◆「ミメイ(みめい)」(大阪)

チャンスを求めて上京してきた20才のミメイ君。金髪にスキニーパンツといういでたち。ネットサイファーやツイキャスからラップを始めたという現代っ子。

藤KooS君はバトル引退宣言をしたので、貴重な映像ですね。
決勝ではがーとまんvsミメイでした。


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【第3回東日本予選チャンピオン】
◆「RAWWAXX(ろーわっくす)」(宮崎)


2017KOK本戦、ガドロ戦では再再延長の接戦たっだ記憶も新しいRAWWAXX a.k.a mol53。由来はわかりませんが改名しています。

個人的に、好きなMCです。ただただかっこいい。
ハーレムの予選時も、あまり周囲とは談笑などはせず、終始孤高な存在でした。またRAWさんは声がスコーンと通るんですよね。マイクを通してリリックが聞き取り易かったです。アンサーもばっちり一枚上から返し、向かうところ敵なしという印象です。バッサバッサと若手を切り捨て、ムルベさんとの決勝戦に勝ちました。


某ダンジョンでよくお見かけする「客に向けてラップ」的な戦法も皆無、まさに孤高のMC。こんなに接近戦を見ることができて大満足。

決勝戦は対ムルベさんだったのですが、どちらも楽しそうにラップしているのを見て最高です。RAWAXXさんのムルベさんへのリスペクト、近くで見ているのでよくわかりました、予選の醍醐味です^^


また、たまに投下されるモノ申す系ツイッターが面白い。この予選の後、SNSやるぞツイートをしています。

この予選についてもツイートしています。

「勝ち方を研究したりしているMCばっかりの中、勝敗関係なく面と向かって自分の言葉で伝えるいいMC」というのはN0uTYくんのようです。

明らかに某ダンジョンに対する言葉ととれます。これはのちに本戦の決勝戦で出てくるトピックとなります。
ちなみに、呂布カルマさんは吉田豪さんの「人間コク宝」でこのようなことを言っています。(後でスキャンしなおして再アップします💦)


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ちなみにこの時期・・・
KOK主催の漢さんの小説が発売されたり、田代まさし氏とダルクに行ったり、KOKの合い間に、漢さんをお見かけする場面が多かったです。本当に漢さんはお忙しそうですね。

こちらの番組を見たとき「バトル界では大物の漢さんも、世間では若者なんだなー」と感じました。漢さん、多才です。


さて、話題をKOKに戻します^^


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【西日本予選チャンピオン】
◆「がーどまん」(大阪)

Youtuber兼ラッパーである彼。アロンアルファを使用したドッキリ動画がメインのエンターテイメント系Youtuberです。SNSを駆使して自分をブランディングしてゆく姿勢が好きです。同じようなMCがいないところから、ある意味美味しいポジションだと思います。決勝戦のふぁんくさんも良かった!この後ツイッターのアイコンをふぁんく氏にするヘッズが増殖。

すぐに自身のチャンネルでKOKの賞状を破ってみたというドッキリ動画をアップするところがさすがYoutuberだと感心しました。


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【東日本予選】
◆「DARK(だーく)」(福島)

UMBとは違い、KOKは主要都市で予選を開催するというイメージだったので福島予選!?と思いました。さらに福島予選なのにムートンが出なかったのがひっかかりました。
第一回KOK(UMB)で崇勲と決勝戦に出たジャグメさんを応援していたのですが、この予選の動画で初めてDARK君を知りました。いい!かっこいい!これからチェックします。しかしDARKさんが「ジャグメさんの背中を追いかけてきた」というわりには楽曲があまりないのは何故でしょうか。(過去の楽曲はめちゃDOPE)イベントを主催して福島を盛り上げてきたという意味合いなのでしょう。

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そして、ちょっとひと悶着あった韻踏合組合主催のSPOT LIGHT。
このひと悶着が本戦の決勝戦へとつながってゆくのです・・・。

【SPOT LIGHTチャンピオン】
◆「呂布カルマ(りょふかるま)」(京都)

なに、なに、これどういうこと?(鼻息)
ヘッズ的にはこのようなバチ感ドラマはたまりません!

呂布「俺はテレビに引っ越したわけでなく、テリトリーを広げただけだぜ。今だに地下でもやってる。お前は地下でしかやってない、その差。
そこにこだわった挙句、お前儲かりましたか〜ww?いつまでも貧乏そうだ。ラップがうまけりゃ儲かりそうなのに、何故かな、おかしいな?説明してみろや。」

RAW「いやいやいや。ラップで儲かってるのかテレビで儲かってるのかわかんねぇし、やめろよそういうの。」

ここまでがYoutubeで公開されています。
詳細は、私のツイートをどうぞ。

ということらしいです。結果、見事に呂布カルマが優勝。
詳しくはスポットライトのDVDを買うしかない。

以下の映像にも収録されていますが、RAWAXXは「普通にむかついたっすね。人とMCの境目じゃないっすか。人の噂話をペラペラ話すもんじゃない。(不確かなウワサ話をステージ上でバトルのネタに使うのは人のモラルとしてどうなんだ、という意味)」とコメントしています。

なんと勝率80%の呂布カルマ。冷静に相手のスキをついて自分優勢にひっくりかえす場の空気をかえてしまうスキルを持っています。ルックスも非常に個性的で、鋭い眼光です。睨まれたらまじで恐ろしいです。



そして、みんなやはり聞きたいのはRAWAXXについて。
「RAWAXXは俺が苦手なんだと思う。MCとして俺が上だから、負ける要素が1つもない。今メンタルのコンディションがいいから、誰にあたっても勝って当たり前。」と強気のコメントをしています。

いつも脈略とは関係のない、ややぽちゃのロリ系グラビアを添えてツイートするあたりもユニーク。昆虫が苦手なので私はフォローしていません。

ツイートにグラビアを載せる理由がこちらだそうです。

自分の審美眼の誇示・・・。やはり美大出身で漫画も書かれる芸術性にもこだわりがあるようですね。
そして、やはりテレビはお金のために出ていると断言しています。

このようにアーティストのツイッターには本音が隠れていますから、これをチェックしてからバトルに臨むのはとても楽しいと思います^^

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【ADRENALINチャンピオン】
(SOUND LUCK:
ACE&HIDE主催)
◆「SIMON JAP(さいもんじゃっぷ)」(東京)


かなり豪華なメンツですね。これはDVDでしっかり見たい。

くそったれFor Lifeのサイモンさん。ストリートにこだわりワルガキがそのまま大人になったような強気なスタイルで、バトルにもその姿勢をバッチバチに感じられる好きなMCです。しかも俳優さんのようなイケメン。

主催のSOUND LUCKの2人と。


また、かなりのツイッタラーのようで、頻繁に自身のさまざまな事柄をツイートし、タイムラインに表れてくれます。

面倒見のよいアニキ的お人柄にファンも多いです。最近はアルバムを出すので1曲づつ紹介してくれたり、ヘッズのコメントに返信をくれたりします。ファンにとっては嬉しいですね。

某ダンジョンの審査についてのツイートもバズりましたね。

これがそのシーンです。これはサイモンさんが怒って当然かと。(笑)


詳しくは「ニート東京」で語っています。あくまでもHIPHOP基準にこだわる、押韻の多さではなく、人間性=バイブスで審査してほしいという主張は決してぶれることはありません。


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【罵倒チャンピオン】
◆「輪入道(わにゅうどう)」(千葉)


罵倒のチャンピオンはフリースタイルダンジョン2代目モンスターでもある輪入さん。一見怖めなルックスですが、謙虚で努力家な一面が見られるリリックに聞き入ります。すっかり「罵倒といえば輪入さん」という印象です。

まっすぐで小細工なしの不器用なMC、熱いエネルギーをもって相手と真っ向に向き合う誠実なMCです。

罵倒はこれが最後なのか・・・と噂されていましたが、年間イベントとしてのスタイルが終わるだけとのことです。罵倒MCバトルは、ボディタッチありとのことで、なかなか面白い大会です。そういえば輪入さん、フリースタイルダンジョンでのミステリオ戦では、このボディタッチに関してひと悶着ありましたね。



AbemaFreshで押忍マンさんと「わにゅう道場」という番組を配信しています。結構長寿番組ですね。


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【第4回西日本予選チャンピオン】
◆「智大(ちひろ)」(小倉)

またもや大阪以外の西日本予選で、存じ上げないMCばかり。この予選に出ているMCを色々調べてみたら智大くんは、SpotLightにも出ていたし、結構色々出ていました。こんなにかっこいいMCがいたのは存じ上げませんでした。こうやってバトルがプロモーションになるんですね。

九州地方ではプロップスがあるようです。地方から東京の本戦へ。夢がありますね。



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【第14回高校生ラップ選手権チャンピオン】
◆「HARDY(ハーディー)」(大阪)

CIMAさんやミステリオくんと同じ一二三屋レペゼンのHARDYくん。KOKでは最年少です。よい環境で、先輩方に可愛がられているんでしょうね^^



「LINE RECORDS賞」というものを受賞したようです。



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【KOK PLAY OFF チャンピオン】
◆「PONEY(ポニー)」(山梨)

PONEYさんは昔から好きで、非常にビートアプローチがうまいMCです。エローンさんが「あと2時間聞いていたい」とおっしゃるほどまるで曲のようなバースを奏でます。


この予選、本当に良かったです。
まず好きなMCばかりで、さらに総当たり戦。つまりはたっぷりバトルを堪能できるわけです。

いやー、この日のPONEYさんはすごくイケイケでしたね。
フロウ巧者なのにキレッキレのDISをかましてくれて、PONEYさんの良さが全開の日でした。

プレイオフの感動冷めやらぬ自分のツイート。

総当たり戦が良かったです。じゃんけんのように相手によって良さが引き出されたり、相性が良かったり、悪かったり。この日のACEさんもめちゃくちゃ韻が固くて、良かったなぁ。

そうそう、ここで初めてじっくりとNAGIONさんというMCのバトルを見て、すっかりファンになってしまいました。クールで淡々としたスタイルで、アンサーもセンスが良く、すごく好きなタイプでした!これから応援したいです。


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【サイプレス上野主催ENTA DA STAGEチャンピオン】
◆「MULBE(ムルベ)」(広島)

ダミ声が特徴のムルベさん。前出のD.D.SさんとともにKOKと言えばこの人というイメージ。この2人は「N.E.N」というクルーを組んでいます。正統派HIPHOPで、野郎臭さが自分の好みです。バトルばかりで楽曲の少ないMCではなく、楽曲もかっこいいMCこそ本物だと思っています。

東日本予選、RAWAXXとの決勝戦で、めちゃくそかっこよかったムルベさん。もう絶対にKOK本戦で見たかったので、本当に嬉しかったです。

某スタイルダンジョンに出演した際も全身迷彩で登場し、アガりましたね〜^^服装でヘッズをアゲてくれるムルベさん。(笑)
16才でスポーツ推薦で進学した高校がMSC回りが行っている高校だったのがラップを始めたきっかけ。「気づいたらサッカーじゃなくてラッパーやってました」とは、名言ですね^^

他のバトラーへのコメントにも、人柄の良さがにじみ出ています。なかなかメディアに露出しないので、この映像を見たらみんなムルベさんのファンになっちゃうでしょう。

そして、前出のD.D.Sとそろって出場。
クルーで本戦出場というのは、すごいことですね。それだけレベルの高いクルーということになりますし、物販の宣伝効果もあるでしょうね。

自分的にはRAWAXXさんが優勝した予選でのムルベさんが決勝戦が良かったです!


N.E.Nの曲もすごくクールなのでチェックしてみてください^^♪♪


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各チャンピオンがそろってきました。気になる最後のひと枠、No.16は・・・

ヘッズのみなさんも気になるようで、最後のひと枠に関する予測のツイートでタイムラインが埋まります。


めちゃくちゃ長くなってしまったので、No.16に誰がくるか?というところから、本戦編を書こうと思います^^

さっさと本戦編を知りたいかたは、狂人さんのnoteをご覧ください!


それじゃ、バイチャ〜(^O^)/☆


Written by : 漫☆某太郎

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