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双眼鏡越しに焼きそばパンがありました。

またたきの雲がくれ 

小さなちいさな

風景で 溢れている詩集をひらくと

床に注ぎ差す 模様とともに

文字の形を散歩する


切れ端のずっと

カーテン側の方角 光る雲の指飾り

かやくめしからのぼる

部屋の湯気

は不対称に 尻尾の毛繕い


冷蔵庫を放ちっぱなしの朝

誰とも ホットケーキの層を

かくしあっている。


・ホットケーキの濃くなっているもの・
(2023.4.11、4.12)


〜・〜・〜・〜・

おまけ

お久しぶりです。いかがお過ごしですか?
わたしは変わらず詩をかいて本を読んでますよ〜。蜂飼耳さんの詩集面白いです。それと、新しく始まったことがありまして、初めてのことが多くまだまだですが、楽しんでおります。ときおり、不安や少しの焦りと隣り合った気配がするので、そちらに行きすぎないように気をつけています。はじめたてはあまり意識できずに終わる貴重な時間と感覚ゆえ蔑ろにはしたくないのです。
とまあこんな感じですが、頑張りすぎようとはしていないのでご安心を。

ではまた来月に〜

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