私のプロフィール (小学生)

H5、9/17。九州の田舎でも都会でもない平凡な町で共働きの両親とヤンキーが多い県営団地で育つ。

AB型、ひとりっ子、従姉妹は母方の兄に6〜8人くらいいるらしいが疎遠のため顔も名前も知らない。

母は気が強め毎日パチンコ通い。飲み屋上がりの保険の営業マン。めんどくさがり屋のくせに周りの目は気にしがちの元ヤン。

父は物静かで女子供にはちょう優しい。毎日近所で酒飲み、人に被害は与えないが団地内でゲロを吐いて帰宅したりと酒癖は良くない。田舎出身で実家から出たことがないため少し貧乏性だし世間しらずでいつもただ金で酒飲みに来ると噂大好き団地内では有名人。

そんな二人が家で一緒になると毎日怒鳴り声や皿の割れる音が聞こえる。窓はいつも開けっぱなしだから団地中の人が知ってた。

低学年ながらにどうにか二人が会わないように父に母の帰宅時間教えたり頑張ってた。

小3の時に父がエロビデオを見てるのをたまたま見つけてしまう。まさかの私の部屋に隠してた。

私はピアノ、習字、をやって小3〜中1までバレーボールをやってた。

今考えると母は自分の時間を作りたかったんだろう。何かしらの体験に連れて行かされて習い事をさせられてた。

スポーツ万能わがまま自己中小学生で小4の時に学年の女子にいじめに合う。ずっと鬼ごっこしてると思ってたけどある日男の子に『ぽんずちゃん嫌われてて皆から逃げられてるんだよ』って言われていじめに気づくくらい馬鹿。

親にも言えず、週3やってるバレーボールも気まずかったけどそれなりに上手くてレギュラーだったからバレーをしてる時だけ忘れた。小5になりクラス替えでいじめも一旦止まり友達もバレーと全く関係ない子と仲良くなった。もう少しで11際の誕生日って時に父が家出した。正直この時らへんの記憶はない。すでに嫌な記憶は消えるようになってた。最後に覚えてるのはいつも母に怒られて私の部屋に逃げて来る父が甲子園を見ていた。

ハンカチ王子と田中将大の決勝戦。野球のルールは知らなかったけど子供ながらに何か感じる物があったのか感動して父にバレないように泣いたのを覚えてる。初めて格好いいと思って携帯の待受はハンカチ王子にしてた。

小6の時にキャプテンになったが9人いる同い年はみんな私をいじめてた人達。気まずかったけど家に一人でいるよりマシでバレーに集中した。今まで市内最下位チームだったのに、運がいい事に身長160cm超えが4人もいてそれなりに強かった。たまたま全国大会前に推薦で出場する事になりそれが小学生最後の試合になる。いつかの練習前にまさかの全員からキャプテンとしてダメ出しの手紙を貰う。その場はありがとう!気をつけるね!と言って乗り切り明るく振る舞って家のお風呂で泣いた。母には言えず自分の部屋にあった写真立ての裏に手紙を隠した。最後の試合が終われば全て終わりだと思ってたからそれまで我慢した。

やっと卒業したが涙も出なかったのを覚えてる。

それから小学の友達とは成人式以外会ってない。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?