インターネットを鵜呑みにしてはならない(4/20)

エド・ウッド

アメリカで最低の映画監督と謳われている映画監督の名前がエド・ウッドだ。さて、今日私はその中でもデビュー作であり、自叙伝的作品である
『グレンとグレンダ』を視聴した。 結論から言おう。普通に面白かった!
内容は、性転換と服装倒錯(女装癖)を題材として、女性癖のある男が結婚をした。妻は女装癖を知らない。打ち明けたいが、それで嫌われて妻を失なうのはもっと嫌だ。どうするべきだと苦難するさまを描いている。
映画表現がよくわからないと言われているが、自分はその「苦悩」を、兎にも角にもずっと、ずっと、ずっっっと表現し続けるとことで自分の苦しみを観客に伝えようとして、一見意味不明な描写がされていると解釈した。
そして、オチだ。これは自分は非常に興味深く面白いオチだと思った。
当時の人々(1950年代)の同性愛との向き合い方の一つの落とし所として見ていたので特に違和感は無い。(一緒に見ていた人は苦言を呈していたが)
最後の方で半陰陽(両性具有)の話もあった。自分はその性質を知らなかたのでやはり興味深かった。
アマゾンプライムにて字幕版が見れるので、是非見てほしい!!

因みにいつも逆張りに生を実感している私だが、これに限っては世間の評価に関係なく面白いと思った。インターネット上で評価が悪いからといって見ないでクソ映画扱いをしてしまっていた事に強く恥じている。

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