国号発作及び6秒人民共和国(3/18)

6秒間憎悪

私はネットサーフィンをするにあたり、毎日Youtubeに足を運んでいる。波に乗っていると回避できない大きな波が押し寄せてくることがある。それは、Googleの売上8割を占める広告である。クルマ・パソコン・時計・美容品・脱毛剤、貴方のQOLを爆発的に上げる事を保証しない事を掲げ、啓蒙をしてくるのならば未だ良いものを、鼓膜を積極的に破壊することに務めるもの、嫌悪から商品を進めるもの、謎ダンス。インターネット上の広告というのは千差万別で節操が無い。しかし、偉大なる大Google資本主義自由帝国はそれらから解放するシステムを導入してくださった。それこそ、Youtubeプレミアムである。月1,180円で広告をなくすという圧倒的なQOLを提供してくるこのサービスであり、導入した暁には素晴らしいYoutubeライフを享受できるだろう。しかし、一日中Youtubeを見て終わってしまう気がする。それは、なんだか悲しい。振り返った時にポッカリと穴が空いた時を過ごしてしまうのでは無いかと思う。私はこれがこの上なく怖いのだ。だから今日も6秒間流れる党と人民の敵に恐怖と憤慨を覚えている。

国号症候群

救世主国とはエルサルバドルの漢字名だ。理由は単純、エルサルバドルの語源「エル・サルバドール」が救世主という意味であるからだ。
意訳の国名といえば「コートジボワール」もそうだろう。彼の国の漢字名は「象牙海岸」だ。象牙海岸共和国となる。国名の意訳・直訳はなかなかに楽しいものとなる。ソビエトは議会を意味するので「議会社会主義共和国連邦」、コートジボワールが加盟した日には「象牙海岸議会社会主義共和国」という「朝鮮民主主義人民共和国」クラスの物が誕生する。真の自由の国はアメリカではなくリベリア(Liber-自由な)となるし、ドミニカは安息日を指すので安息日国、または安息日共和国となる。安息日なのに、2つもあるなんて働きものである。この話で何が言いたいのかと言うと、私はこの国名を色々といじくり回すのがかなり好きという事だ。
リベリアが自由都市になったら「自由(free)都市リベリア(liberty)」という自由二重層になって面白いなどをずっと妄想しながらダラダラと生きている。そのためこの日記に登場するものに突如国号を付けだしたとしても、いつもの痛々しい発作であるため気にしないで頂けると幸いだ

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